凱旋門からの眺め
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M6+ズマロン35mm Kodak BW400CN
タイトルは、英語の「Champs-Elysees street」にしようかとも思ったが、よく考えたら英語ではなくフランス語の方が適しているなと思ったのでやめた。
上の写真は凱旋門方向、真ん中はコンコルド広場方向。
そして、一番下の写真は、通りのベンチで休む親子。
シャンゼリゼ通りはおよそ3km。
パリの最終日、凱旋門からコンコルド広場までシャンゼリゼ通りをテクテク歩いた。そして、その勢い(?)でその先のルーブル美術館までさらに歩いた。
気持ち良いくらい真っ直ぐで、そして趣のある通りだった。
新しいのだけど古い。古い建物ばかりだけど新しい。そんな印象を受けた。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

Leica M6+ズマロン35mm/ Fuji 400-PR
今回、パリの持って行ったライカはM6。レンズはズマロン35mmのみ。
当初はズミクロン50mm(固定)も持って行こうと思ったのだが、荷物を少なくしたいのと、何本もレンズを持って行って、撮るときにあれやこれや悩むよりも、選択肢が一本しかない潔さを選んだ。
その1本をズミクロン50mmにするか、ズマロン35mmにするかはちょっと悩んだ。
描写的にはズミクロンの方が気に入っている。だが、こういう街中のスナップ的要素は35mmの方が、撮っていて楽だと思った。
それにもうひとつ理由があった。
かつて読んだライカ関係の本の中にズマロン35mmの描写があった。
それはパリのモンマルトルの丘で撮ったモノだった。
それがすごく良い感じだった。そして、そんな写真を自分も撮りたいなと思ったから、今回のパリ行きにはズマロン35mmは外せないアイテムとなった次第。
と言うわけで、上の写真はズマロン35mmで撮ったモンマルトルの丘。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

Leica M3+Summicron M 50mm / Fuji 400-PR
函館に旅行に行った際、移動の足には路面電車を使った。
1日乗車券は600円で乗り降り自由。時間もほぼ5分おきにやってくるので、待ち時間はそれほどなく、不便さは感じない。
観光客も地元の人も使っている。とても重宝した。
まあ、贅沢言えば、五稜郭の近くまで路面電車で行ければ良かったのだが・・・。
(五稜郭までは最寄りの駅を降りてから10分以上歩いた)
路面電車のボディは、都バスみたいにカラフルな広告が全面に施されている物もある。ちなみに一番上の写真は函館競馬の物。その他、いろんな電車がある。
見る度に違う模様なので、それを見るだけでも楽しい。ちょっとハデかなと思う電車もあった・・・。
函館の街に溶け込んでいる路面電車。
まさに函館の風物詩とも言える路面電車。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M3+Summicron M 50mm / Fuji 400-PR
1月に行った函館のフィルムで撮った写真の整理がようやく終わった。
もう2か月前のコトだが、写真を見直してもあの寒さが甦ってくる。
この場所で撮った時の様々な記憶が甦ってくる。
最初は青空さえのぞいていたのに、急に雪が降り出した。
周りの人が足早に建物の中へと駆け込む。
そして、人気がいなくなった通りに人力車が通りかかった。
寒い中、人力車を引っ張っている男性が、カメラを構えている自分にニコッと笑顔を。
それだけのことだが、心が温まる。
シャッターを切った後、自分も軽く会釈をする。
そんな何気ないやりとりが凄く嬉しい。
こういう交流も写真の楽しさの一つだと思っている。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M6+ノクトン・クラシック40mm S.C. Kodak 400TX
「シドニーのオペラハウスの雰囲気みたいだ」
一緒に行った同僚が呟いた。
初めて行った福岡のマリノアシティ。
なかなか面白そうな所だ。
観覧車が2つあり、ショッピングモールも大きくいろんな物が売られている。
(1月7日の記事 の写真も同じ場所で撮った)
そして、マリーナ。ヨットハーバー。
そこに何十艘ものヨットが停泊している。
そして、長いウッドデッキが続いている。
冬場はともかく、春や夏場などは気持ちいいだろう。
自分はシドニーには行ったことはないが、そんな雰囲気なのかも知れない。
まあ、ここに限らず、どこにでもある風景だとは思うが。
そう言えば、神戸のハーバーランドに行った時も同じ台詞を言っていた。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M3+Summicron M 50mm / Fuji 400-PR
写真を整理していたら、こんな写真があった。
ホントは右下の白い箇所はもっと大きく写真の4分の3以上を占めていたのだが、ちょっとトリミングした。
自分は撮影モードに入るとストラップを右手首に巻き付け、そしてカメラ本体を右手に持って歩く。
この時、自分の左側にいる人たちはエスカレータを使っている。
一方、自分はエスカレータ横の階段を上っている。
その時、思わずシャッターを押してしまったようだ。
だから当然のように構図も滅茶苦茶。露出もアンダーだし、手ぶれも起こしている。
それでも何となく面白げな雰囲気の写真だなと思っている。
下の写真もカメラを構えようと持ち上げた瞬間、思わずシャッターを押してしまった。
そのため、変な構図となったが、それはそれで味があると勝手に思っている。
Leica M3+ノクトン・クラシック40mm S.C. Kodak 400TX
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
Leica M3+ズミクロン50mm FORTEPAN-400
新宿南口にて
流石に年末。ボチボチ忙しくて、あまり写真の整理が出来ていない。なので、昨年撮った写真を。
時に思い出は記憶の片隅から追いやられるコトもある。
が、こうやって写真を見直すと、ある程度一年前の光景が甦る。
・・・夕方、ライトアップされた瞬間、街行く人が歓声を上げたコト。
・・・子どもたちがイルミネーションの周りを走り回っていたコト。
・・・みんな思い思いに写真を撮っていたコト、などなど。
写真を撮るコトによって、その写真を見るコト・見直すコトによって、その思い出が脳裡により深く刻み込まれる気がする。
(もちろん、写真を撮ったコトも忘れるようなコトも多々あるが・・・)
もしも写真を撮っていなければ、この通り過ぎたありふれた風景も忘却の彼方へと行っているだろう。
同じコトの繰り返しの日常の中で、写真を撮るという行為が、自分の中で良いアクセントになっているのだろう。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M3+Summicron M 50mm F2.0/ Kodak 400TX
写真とは全く関係がないが・・・。
先日、深夜にテレビを付けると「アメトーク」という雨上がり決死隊の番組をやっていた。
その日のテーマは「左利き芸能人」。
自分はハサミ以外全て左を使う左利きだけにそのまま興味深く見入ってしまった。
彼らが「あれも不便、これも不便」と言っているのを「フムフム」と頷く。
自動販売機、改札などは定番。タクシーも確かに料金を支払いにくい。
その他、ドアの開閉や急須、カメラなども不便な物として上げられていた。
普段扱っている1眼レフやライカなどは慣れてしまったが、軽めのコンパクトデジカメはやはり扱いにくい。
ああいうカメラは片手でも扱えるように作られているが、それも右手用。左手だけでは操作は出来ない。逆に自分撮りには左手だと重宝する。しかし、そんなコトはほとんどないが・・・。
最近一番困るなと感じるのが、テレビでも言っていたが、ファミレスなどにあるスープバー用のスープをすくうお玉みたいな物(正式な名前が分からない)。
あれは、左手だと異常に扱いにくい。
手を身体の前で交差させるようにしないとうまくスープが入れられない。
正直、世の中の物全て右利き用に出来ていると言っても間違いない。
その分、左利きには生きにくい。
そういうコトもあって、10年くらい前に「左利きは早死にする」という噂がまことしやかに流れたことがあった。
それはそうとアメリカの大統領に左利きが多い。戦後10人中5人までもが左利きとは、驚きだ。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M3+Summicron M 50mm F2.0/ Kodak 400TX
まだ冬だなという実感はあまり沸かないが、陽の長さを見ると明らかに冬モードに入っている。
そんなわけで、暗い時間帯での撮影というのも多くなってきた。
逆に明るい時間の撮影時間が短くなったとも言える。
昼過ぎに家を出て、ちょっと撮影しようと思うと気がつけば、太陽が沈んでいるなんてコトも多々ある。
自分の場合、こういう場面でライカを使うときは1/15くらいにして撮ることもある。
ギリギリ大丈夫だとは自分では思っている。
(欄干や壁など自分の身体や腕が固定出来るときは、なるべくそうしているが、得てしてそういう時に身体を支える物がなかったりする。)
まあ、ブレはブレでそれなりに雰囲気となるとは思うけど、ブレないにこしたことはない。
一応、こういう風に低速でシャッターを切れるのもライカのメリットだと感じている。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
先日、カメラバックを新たに購入した。
購入したのは、ドンケの「F-5XB」。
まあ、定番中の定番のカメラバックとも言えるバック。
ライカなどのレンジファインダー機やD80に単焦点の35mmを付けて持ち歩くにはうってつけのサイズ。
たまたま寄ったカメラ屋さんで新品が1万円を切る値段で売られていたので、思わず購入した。
これは前々から欲しく、ネットでもリサーチをしていて、ネット通販でも新品なら送料込みで1万1千~2千円を切るのは珍しかった。
なので、この価格に飛び付いた次第。
それにちょうど小さめのカメラバックが欲しいなと思っていたところだった。
ライカ一台だけを持って行くのに今持っているビリンガムのハドレーだとかなり大きい。それにちょっと大げさで、動き回るのに色々とかさばっていた。
普通のバックに入れて持ち歩くのもちょっと・・・と思っていた(今まではそうしていたが)。
これだとライカに交換レンズ、フィルムに文庫本を持ち歩くのに最適の大きさだと思う。
(まだ使っていないのだが・・・。)
本当はネイビーが欲しかったが、あいにくそこには置いてなかった。
オリーブとタンとブラックの3色からの選択で、結局無難なところでブラックを選んだ。
冬に着るアウターもブラックが多いので、あまり目立たないいというのもこの色を選んだ理由のひとつ。
何でも最近は限定色のチョコブラウンもあるらしい。・・・ちょっと惹かれる。
頑丈な作り、意外と入る容量、滑らないストラップなど良い評価が多いだけにちょっと楽しみ。
それにしても、こうやってカメラ本体・レイズ以外にもカメラ関係の品物が続々と増えていくんだろうな。
さてさて、いつになったら、落ち着くのだろうか・・・。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Nikon F100+AF Nikkor 35mmD Kodak E100VS
湘南、七里ヶ浜&稲村ヶ崎。
久しぶりにカラーフィルム(ポジ、ネガ)を大量に使ったので、スキャナーで取り込むのに悪戦苦闘中。
フィルムスキャンを初めて、もう4、5年になると思うが、未だに「これだ」という自分なりのやり方が出来ないでいる。
ちなみに自分が使っているのはミノルタの「DiMAGE Scan Elite 5400 II」。もうサポートは終了している機種になる(カメラ事業はミノルタからソニーに譲渡され、修理などはソニーでできるはず)。
カラーだと色味をいろいろ修正したりと何かと手間が多い。
例えば、気持ちいいくらいの青空の場合。階調をキレイに、あるいは自然な感じにしようと思うと「8ビット」の設定よりも「16ビット」の方が断然良い。「8ビット」の場合だと急激に青いトーンから白になり、建物などの輪郭が淡く白くなってしまうコトもある。
ただ、そうならないように「16ビット」にすると当然のことながら、データ量も増え、取り込む時間も増える。
そんな感じで悪戦苦闘中。
撮影後、3週間近く経つが、まだ全部を整理できていない。
その点、色味をあまり考えなくていいモノクロ写真は楽だ。
明るさやコントラスなどはあとでPhotoshopで修正、作り込めばいいので・・・。
とは言え、それほどフィルムスキャンという作業が嫌いという訳ではないので、時間をかけながらゆっくりとやっている。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
Leica M3+Summicron M 50mm/ Kodak EB-3
今日、11月22日は興味があるいろんな物が新発売。
なので昼休みにちょっこと覗いてきた。
まずは、ニコンD300。
本当は翌23日の発売日だが、今日から売り出しているようだ。
だが、新宿ヨドバシなどは予約分だけのようで、予約なしで購入するのは厳しそう。
レジには大勢の人が詰め掛け、次々と売れている。そんな様子をちょっと羨ましいなと感じながら、眺めた。
代わりにD300のパンフレットだけ貰ってきた。
次はリコーGRデジタルII。
こっちは意外と閑散していたので、ちょっとだけ触ってきた。(多分、昨日のうちに発売されたのだろう。)
液晶モニターなので画質は良く分からないが、諸々のレスポンスは早くなっているようだ。
ネットで出回っている画像を見ても意外と良い感じなので、ちょっと物欲を刺激された。
続いて、任天堂DS用のソフト「ドラクエIV」。
普段、あんまりゲームなどはやらないのだが、これは久しぶりにやってみたいと思っていた。
ヨドバシのゲーム館を覗くとレジに長蛇の列(と言っても4,50人程度か)。
並ぶ時間も気持ちもなかったので、足早に店舗を後にした。
あっそう言えば、ウィニングイレブンも今日発売か・・・。
最後に今話題のミシュラン東京版。
ニュースで見たが、昨日というか今日の午前0時に発売記念イベントをやっていたようだ。
まるでマックとかウィンドウズの新OSが発売され時のように。
店内を捜しても見当たらない。行ったのはちょっと小さめの書店だったので、どうやら売り切れだったようだ。現在、Amazonでも品切れ中。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
Leica M3+Summicron M 50mm F2.0/ Kodak 400TX
Shichiriga-hama Beach in Shonan on time in evening.
Two women are walking in the coastline.
今日は、ちょっと格好つけて、英文で書いてみた。
波打ち際の英訳は、coastline(海岸線)が良いのか、baech(ビーチ)が良いのか、・・・どっちだろう?
どうでもいい話だが、「ズミクロン 50mm」で検索するよりも、「Summicron 50mm」の方が、1万件以上も多くヒットする。
やはり、ライカを使っている人は、このあたりにもこだわりがあるのだろう。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M3+ズミクロン50mm Kodak 400TX
昨日、11月8日は暦のうえでは「立冬」。
すなわち、冬の始まりだったわけだ。
ようやく、秋の気配が色濃く感じられるようになったとは言え、木々の紅葉はまだまだ。
なのにもう冬とは・・・。
確かに日が沈むのも早くなったし、朝晩はずいぶん冷え込む。
会社帰りの家路は寒いくらいだ。
こういう季節になると春のような陽光が恋しくなる。
寒くなると困るのが、なかなか写真を撮ろうと思う気力が沸かなくなるコト。
活力がなくなるというか、ちょっとカメラを持って遠出をしようという気が萎える。
肌寒い風が吹きすさぶとカメラを持つ手が震える。
まあ、まだまだ昼間のうちは暖かな日差しが降り注いでいるのだが・・・。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M3+ズミクロン50mm Kodak 400TX
現像から上がったネガをスキャンし、いい雰囲気の写真だなとは思った。
しかし、改めて見るとやはりピントがちょっと失敗したかなとも思う。
通常このズミクロン50mmを使う場合、光の状況が許せば絞りをF4にして、撮影するようにしている。
そして、その前後のボケの感じも含め、楽しんでいる。
この写真、ピントは写真真ん中あたり、階段の中段付近に合わせている。
そのため、手前の段と後方ががボケている。
だが、出来上がった写真を見ると前の方の段(下から3段目あたり)にピントを合わせるべきだった。
もしも、階段以外に人物とかネコとか空き缶とか対象があれば、それに合わせるのも手だが、この写真の場合、階段しか対象物がない。
やはり、手前の方にピント合わせた方が、もっと「階段というイメージ」に近い写真が撮れたのではないかと少し後悔している。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M6+ズマロン35mm Kodak 100TMX
風景を撮る時には意図的に空の面積が大きくなるように撮っている。
上2枚の写真は、8月の晴れた日の雲。
そして、下の写真は9月に入って、夕方の雨が降り出す前の雲。ドス黒い感じだったのを覚えている。
すごく当たり前だが、この風景と同じ写真は二度と撮るコトは出来ない。なぜなら、この時と同じ雲には二度と出会えないのだから・・・。
そして、何だかんだ言っても自分は雲が好きなのだろう。
写真を撮るようになって、改めて思い知らされた。
朝、家を出るときも必ず空を見上げ、雲の様子を眺める。
それにしても「雲」を撮るのは難しい。
微妙な凹凸を、フワッとした感じを上手く描ききれない。
気をつけなければ、のんべんだらりとした平坦な感じになってしまう。特にモノクロ写真だとなおさらだ。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M6+ズミクロン50mm Kodak BW400CN
最近、フィルムで撮る機会が極端に減ってきたように思う。
夏場の7月8月の2か月間で、結局フィルム4.5本程度しか撮っていない。
デジタル1眼レフを購入し、気軽に簡単に撮影出来るようになったのが大きな要因かも知れない。
自分の中では、フィルムで撮る場合にある程度気持ちの余裕がなければ、撮影する気になれない。
そう、写真を写すという行為をゆっくりと楽しめる余裕が・・・。
じっくりと被写体と向かい合えるコトや光の加減をいろいろと考えられる余裕などが。
と、ここまで書いて、ちょっと違うかもと思った。
所詮は「趣味」なのだから、あまり思いこまずに、深く考えずに、気軽な気持ちで、気分展開も兼ねて、カメラと向き合うべきだと。
でも、やっぱり「いい写真」が撮りたいので、色々と考えてしまい、あれこれ理屈をつけてしまう・・・。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M6+ズマロン35mm Kodak 100TMX
『神々の山嶺(いただき)』(夢枕獏)を読んだ。
全てを捨て、山と真っ直ぐに向き合い、そして挑む男。その男に魅せられ、彼を追うカメラマン。
エベレストという最高峰を単に目指すだけではなく、まだ誰もが成し遂げていない冬期単独無酸素南西壁に無謀といえる挑戦をするクライマー。
― 足がダメなら手で、手がダメになったら歯で、歯がダメなら目で、それでも、それでもダメになったら...想え。
極限状態でのやりとり。読んでいて、熱くなるモノがこみ上げてくる。
どんなにお金があっても、体力があっても、技術があって、どうしようもない世界がある。
最終的には最後まで諦めない気持ちと神に許された者だけが、その頂に立つことができる。
こう書くと陳腐にみえるが、それを超えるモノがある。
しばらくこの本の余韻が離れないでいる。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
Leica M6+ズマロン35mm Kodak 100TMX
世間はお盆というコトもあり、少し静かな東京。
毎年、この時期とGW、正月になると東京の街は、人気(ひとけ)が少なくなる。
電車に乗っていてもいつもより空いている感じ。
まあ、お台場とか銀座とか渋谷とかはごった返しているのだろうが、行楽地ではない東京の他の街は、束の間の静けさが漂っている。
とは言っても上の写真は、お盆の時期に撮ったモノではない。
人通りが少なかったので、フレーム内が無人になるまで10分程度待ってからシャッターを切った。
いくら人が多い東京と言っても、こういう場所、こういう時間帯はいくらでもある。
そう言えば、自分が好きな写真集に中野正貴氏の「TOKYO NOBODY」というのがある。
東京の無人の瞬間だけを切り取ったモノ。つまり、東京の建造物だけで人がいっさい写っていない。見慣れた風景に人が全く写っていない写真は、ある意味非常に面白い。
自分でもこういう瞬間をいっぱい撮りたいな、と感じさせた写真集だ。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
昨日は天気もあまり良くなかったので、遠出をせずに一日家や近所で過ごすコトにした。
ちょっと前までパソコンを修理に出していて写真の取り込み・整理などが出来なかったので、4月からゴールデンウイークにかけて撮った写真を今頃になって整理する。
こうやって整理してみると3月、4月、GWなどは精力的にシャッターを切っていたが、その後はちょっとペースが落ちている感じ。
それはそうと、ニコンD80を買ってから改めて思うことは、やはりライカは軽くコンパクトだな、というコト。
D80だと普段から持ち歩くのは、ちと難しい。その点M型ライカだと仕事用のカバンに入れて、持ち歩くのもそのほど苦にはならない。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
“ライカ銀座店”のオープン一周年を記念し企画された特別限定モデルとして、
「ライカMP チタニウムボディ」
が発売されるそうだ。
限定150台
発売は5月下旬予定
値段は898000円(税込み)
チタン材を使った外装部分を除きライカMPと同様の仕様・機能。
だが、通常のライカMPよりも90グラム軽くなっている。
チタンボディはなかなか格好良さげ。
重厚なイメージと質感・・・。
だが、89万円はさすがに高い。
まあ、これも含めライカにはいろいろと限定モデルがあるが、やはりカメラは使ってなんぼのモノ。気軽に使えないこれらは、自分にとっては不要だ。
と言っておきながら、いつか手に出す日が来るのだろうか?
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (1)
Leica M6+ズミクロン35mm Kodak400TX(f5.6 1/250)
写真を整理していると以前に比べて縦にした構図が増えたかなと思う。
ちょっと詰まった感じの構図にするため、あえて横部分を切り捨てるという狙いもある。
あるいは、ちょっとローアングルにして、あおり気味にするというコトも。
当たり前だが、ムービーのカメラの場合、縦の構図で撮るコトはできない。
その点、スチールカメラは自由だ。
自分の場合、カメラを縦に構える時、ライカだとシャッター側を下にする。その方が安定するし、何よりも左目でファインダーを覗くので、右側が開くコトがうれしい。
しかし、1眼レフカメラの場合は、右側、つまりシャッター側を上にして撮る。そうしないとシャッターが押しづらいから。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M3+ズミクロン50mm Kodak EB-3 100 f4 1/1000
先日、自分の持っているズミクロン50mm固定鏡胴で、カラーリバーサルフィルムを使ってみた。このズミクロンでは、今までカラーネガは使ったコトがあったが、カラーポジは初めてだ。
感想は・・・「お、いいじゃん」という感じ。
絞りをほとんどF4に設定して撮ったのだが、全体的にカリカリとしてなく、柔らかく暖かみのある雰囲気を醸し出している。
今時のデジタルでは味わえない良い感じで、個人的には気に入っている。
個人的には夏場のギラギラした太陽のもとよりも春や秋に似合いそう。また、午後の陽に赤みが差す頃が、使うのに適しているのはないか、と思う。
ただスキャナーで取り込んだ画像の色味にいろいろと苦労している。
自宅のパソコンの液晶モニターでは、いい感じだが、Jpeg変換して、会社のパソコンで見直すとちょっと違う感じに見える。
やはり、カラーマッチングはやはり難しい。
こうも面倒くさいとカラーはやはりデジイチがいいのかなとも思えてくる。
だが、シャープ感はあるが、こういう味わいはデジタルではなかなか味わえないし・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M6+ズミクロン50mm (f4 1/125: Kodak 400TX)
ライカの日本語公式HPがオープンした。
ライカカメラAG
去年の11月に聞いた話だともうそろそろ「日本語のHPができる」と言われてたが、それから3か月あまり、ようやく出来上がった訳だ。
内容は今までの本家Leicaの日本語版というところだろう。それほど、めぼしいモノはない。
カメラ・レンズの情報も現行品に限られているようだ。(まだ詳しくは覗いていないが・・・。)まあ、当然と言えば、当然かも知れないが。
最新情報も特にこれといったモノはない。
個人的に気になるのはリペア・サービスなどのページ。
修理を出すライカを自宅まで引き取りにくるなどのサービスが記されている。これは便利そうだ。ただ並行品で買った物や中古で買った物までやってくれるのかは、分からない。
ロレックスの場合、本物であれば、並行品・中古を問わずに同じ値段で修理、オーバーホールをやってくれる(あまりにも古いのは無理)。ライカもロレックスと同等のシステムならいいのだが・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
自分は本を読むコト、活字を追う行為が好きなので、ライカを買う時、ライカを手にしてからもいろいろな書籍を買い漁って、知識を増やした。
その中で気に入ったのは・・・
|
撮るライカ―アンチライカマニアのライカ讃歌
著者:神立 尚紀 |
|
撮るライカ〈2〉―ハードボイルド・ライカエッセイ
著者:神立 尚紀 |
この著者は主にM5とMPを実際の取材の現場で使っているので、それなりに説得力がある。「撮る道具」としてのライカは最高だ!と熱く語っている所に非常に共感した。
ちなみに撮るライカ(1)の方は、最近、新装判として新たに発行された。自分は撮るライカ(1)が中々見つからなくて苦労したけど・・・。
あと内田ユキオ氏の本も結構、参考にしたし、いろいろと感化された。

この2冊は、ライカ入門書としては最高だろう。初歩的すぎる嫌いがあるのだが、分かり易く丁寧に書かれている。
そして「ライカが欲しい」という物欲を刺激する本でもある。
また、内田氏自身が「ライカが好きだ」というのが、随所に伝わってくる。
ただ、現在は発売されていないので、中古で捜すしかない。自分もオークションやアマゾン、古本屋を巡って探し出したけど、かなり苦労して手に入れた記憶がある。
|
いつもカメラが
著者:内田 ユキオ |
「いつもカメラが」を読むとこの人は文章と写真のバランスが良いなと思う。
写真を撮るドキドキ感が伝わる。いつまでも、このドキドキ感を持ち続けているコトは、ある意味凄いことだと思う。
その他、「ライカ通信」や「M型ライカのすべて」、「M型ライカ 完全マニュアル」などのムック本系もオークションなどでいろいろと捜して、手に入れた。
中でも「M型ライカ完全マニュアル」は、内容は初歩的なことだが、まだ無名時代の伊東美咲を撮影モデルに使っているというコトもあって、意外と高値で取り引きされている。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M6+ズミクロン50mm f8 1/500 Kodak BW400CN
使っていて、それ程支障があったわけではない我が「Leica M3」。
ファインダーもまだキレイだった。強いて言えば、シャッタースピード1/1000で撮った写真が微妙ということ。シャッター音も若干気になっていた。
というコトもあり、また中古で購入、古い機種というコトなので、M3をオーバーホールに出してみた。
まあそれに、今後ライカが故障した時のことも考えて一度、オーバーホールなるのもを経験しようと思った次第。
オーバーホールの仕上がりは約1か月ばかりかかる予定。
さて、どんな感じで仕上がってくるのだろうか?楽しみである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (2)
去年の年末に仕事で知り合った人とカメラの話しになり、その人(女性)はライカMPのエルメスエディションを持っているとのこと。
このカメラ、世界限定で僅か500台しかない。たまにカメラ屋とかで見かけるが、とうてい手を出す勇気も気力もお金もない。
新品で買ったということなので、レンズ他もろもろ込みで100万円は軽く超えたそうだ。
その話しを聞いて、思わずため息が出た。
その人曰く「エルメスだから買った」とのこと。
あんな高い物を買うそんな物好きがいるのかな、と思っていたが、実際にちゃんといたのだ。金があるところにはあるものだ。
やはり、高いカメラのせいか、その女性は他にもニコンF6などを持っているのだが、そのライカMPエルメスはあまり出番がないそうだ。とは言え、全く使っていない訳でもなく、このMPで撮ったモノクロ写真を見せてもらったが、ライカレンズらしい味わいのある良い写真だった。
そのエルメスエディションを実際に触らしてもらったが、やはりボディを包むエルメスの革の感触は何とも言えぬ高級感がある。持っているだけで優雅な気持ちになれるカメラだ。もちろんストラップもエルメス。
でも、使っているうちにその革が汚れてしまいそうで、それが気になって使いづらいのも確か。
やはり、自分には縁のない世界のようだ。
それでもエルメスエディションとは言え、女性がライカを使っているという話しを聞くと少しばかり嬉しくなる。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (6)
あっという間に過ぎた年の瀬。年々情緒を感じることもなく、淡々と時が過ぎていく。
子供の頃、待ち遠しかった正月もあっけなく訪れた。
ライカはスナップ撮り的な使い方が多いかも知れないが、自分にとっては、オールラウンダーのカメラである。スナップ撮りはもちろんのこと、紅葉や桜と言った花や風景などもライカで済ませるコトが多い。室内も外も、昼も夜も、ライカで写真を撮る。
そんな中でも自分にとって、ライカで撮る一番好きな題材は「人がいる風景」だ。
しかし、昨今の状況ではなかなか他人に向けてカメラを構えるコトが出来ない。別にやましい気持ちはないのだが、それでも躊躇してしまう。
1眼レフの望遠みたいに遠くから離れて人物を撮影ということも可能かも知れないが、ライカだとある程度近づかなければ、その「人物込みの風景」の意味がない。そこにジレンマがわく。
これが海外だと思いっきり撮れるのだが・・・。
まあ、今年はそんなふうに「人と風景」がうまく共存しているような写真が数多く撮りたい、ということが今もってのカメラに対する気持ちだと思っている。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leca M6 ズマロン35mm Fujiプロビア100F f4 1/60
今日、仕事帰りに新宿西口のヨドバシカメラに寄ったら、店頭でライカM8のサンプル機が展示されていた。と言うわけで実際にM8を触ってきた。
まず持った感想は、軽いというコトだった。M8のボディの重さは545グラム。一方、カバンに入っていたM3の重さは595グラム(+ズミクロン50mm固定鏡胴)。実際に両者を比較してみた。その差は僅かだが、M8の方が思ったり軽く感じた。まあ、レンズのせいもあるかも知れないが・・・。
あと、ファインダーは見やすい。ファインダー枠の大きさの問題もあるのでM3までとはいかないが、自分が持っているM6よりはクリアな感じがした。M8を触った時は夜だったが、それでもピント合わせは苦にならない。
問題は画像だが、展示されている状態では分からない。SDカードを持っていれば、それに撮影し、後からその撮った写真を見直すコトもできたのかも知れないが・・・。
その後、スタッフの人とちょこっと話しをしてきた。
当初、ライカM8は11月末の発売予定だったが、現在の予定では12月上旬に発売するとのこと。
発売延期となった問題箇所はファームアップで対応する。その時間的ロスが12月にずれ込んだ要因。
最初の出荷台数はかなり少なめ。年内に手に入れられる人は少なそう。なので、今から予約しても時間がかかる可能性があるかも。
発売後も随時ファームアップで対応し、長く使えるよう対応していく予定。
今のところ、使える感度はせいぜいISO640ぐらいまでだが、ファームアップでもっと高感度まで対応したい。
ライカジャパンのHPというかライカ公式HPの日本語版を現在準備しているが、和訳がなかなか追いつかない状態、とのこと。
やはり実際にライカM8に触ってみると物欲が刺激される。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (1)
20日は各カメラ雑誌の発売日だった。
その中で各雑誌とも今月下旬に国内発売予定のライカM8を大きく取り扱っている。そういうのを見るとやっぱり「ライカ」という存在は、カメラ好きにとっては特別の存在だ、と改めて感じさせる。
カメラ雑誌を読む限り、ライカM8に対し概ね好評な記事が多い(当たり前だが・・・)。
ただ使えそうな高感度はISO320まで。画角も1.3倍。値段も60万円近く。
少しばかり欲しい気持ちもあるが、やっぱりフルサイズで30万円程度までいかないと手を出そうかと考える気さえおきない。今はただ傍観するだけだ。
そんなコトもあって、ライカユーザーとしては気になるM8の動向をネットで探ってみる。と、知らないうちに凄いことになっているようだ。
・・・・・・欧米で先行販売されたM8だが、そのユーザーから様々な問題で盛り上がっている状態。
ライカM8はローパスやIRフィルターを外した仕様になっている。そのせいかどうかは分からないが、赤被りの現象やシマシマノイズ問題が発生しているらしい。(今月発売の「アサヒカメラ」ではモアレの恐れもあると記されていた。)
そして、そのことはライカ自身も認識しているようだ。そのためか、日本国内ではどうやら順調に今月末に発売とはいかないようだ。つまりは発売延期。ヨドバシカメラのHPでも「販売停止」状態になっている。
(※国内・海外のサイトからの情報なので、ちょっと和訳が心もとないが・・・)
まあ、60万円近くもするカメラだけに買ってすぐに修理でドイツ行きなんて目に遭ったら、それこそ悲惨だ。
当然のことながら、今週発売されたカメラ雑誌には、上のようなコトは書かれていない。順当に発売されるような記事のニュアンスだった。
下の画像は、ネット上に出ていた写真。
(http://www.flickr.com/groups/leica_m8/pool/)
女性の写真はノクチでの作例。決して、悪くはないと思う。
夜の通りの男性の写真は、レンズは不明。ISO640の画像。このサイズでは分かりづらいかも知れないが、大きくするとこの感度だと結構ノイズが目立つ。それを良しとするかダメと思うかは微妙なところ。
まあ、自分がM8を買う可能性は、限りなくゼロに近い(はず)。
と言って「ゼロ」と言い切れないところが、物欲の怖いところとも言える。
実際、2年くらい前までは「絶対にライカには手を出さない」と言ってはずなのに・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
Leica M6/ズマロン35mm(Fujiプロビア100F)f4 1/125
Leica M6/ズマロン35mm(Fujiプロビア100F)f4 1/250
自分が持っているズマロン35mmf3.5。
最初はモノクロで使っていたが、ズミクロン50mmを購入後、ここ最近はズマロンでカラーポジを使う機会が増えている。
そんな中、最近思うことがある。
自分自身の感覚として、この「ズマロン」と「カラーポジ」と「下北沢」という街の組み合わせが非常に合っているのではないかと。
洗練されておらず、どこかあか抜けない感じのする街・下北沢。
古すぎず新しすぎないどこか中途半端な時代を感じさせる街・下北沢。
その下北沢とズマロンが作り出すノスタルジー感ある微妙な色合いが、いい感じになっていると思う。
他の街でも悪くはないのだが、なんだか下北沢が持つ街の雰囲気や色合いとズマロンが妙にマッチする。
極端に言うと実際の自分の目で見るよりも現像された風景の方がこの街に合っている気がする。(そう思っているのは、自分だけかも知れないが・・・)
なんだかクセになりそうな色合いだ。
やっぱり、ズマロンは1950年代製造と古い時代のレンズだけに、どこか昔日の想いが詰まっている風景に合うのだろうか?
こういう感覚に出会うと、また写真を撮るという行為が楽しくなってくる。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
Leica M3/ズミクロン50mm(Fuji 400 PRESTO)f8・1/500
昨日20日は各カメラ雑誌の発売日だった。とりあえず、各雑誌を立ち読み。
その中でほとんどの雑誌が「Leica M8」を大きく取り上げていた。中には10ページ近く費やす本もあった。M8発売目前となる来月号にはさらに記事が増えるだろう。また、久しぶりにライカ関連のムック本も出たりするかも知れない。
自分もそうだが、「ライカ」という言葉の響きには特別なものがある。ましてや長年カメラを触ってきた人、カメラ業界に携わってきた人にとってはそれ以上の重みがあるのだろう。その「Leica」が作った新しいカメラには。
「アサヒカメラ」ではM8の作例があり、「オトナの描写」と評していた。
ぱっと見の印象だが、色ノリがあまり良くないが、逆にそれが自然で通常のデジカメみたいな嘘くさい色味ではないとも言える感じがする。画像の解像度も良さそうだ。
総じて悪くないと思うが、所詮プロが撮った写真の中での選びに選んだ写真なので、全面的には信用できないのだが。
また、ライカの担当者は「フィルムカメラをやめるわけではない」と言っていた。
そして、「このM8も過去の機種と同様に5年、10年と長く使えるカメラだ」みたいなコトを言っていた。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M3/ズミクロン50mm(Fuji ACR100)f4 1/125
ライカを使っていて、時々どっちがいいのだろうと思うこコトがある。
それは巻き上げレバー。
ライカの場合、撮影の大まかな手順は・・・
フィルムを装填→露出を合わせる→カメラを構える→ピントを合わせる→シャッターを切る→カメラの構えを崩し、巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ、チャージする→再度カメラを構える・・・。
だが、その巻き上げのタイミングはシャッターを「切った直後」がいいのか、次の「シャッターを切る前」がいいのか、最近になって悩み出した。
シャッターを切った直後とシャッターを切る直前は、同じように思えるが、意味は全然違う。
つまり、その場所で撮影が続く場合はいいが、場所を変えたりして、カメラをバックに
仕舞う時、巻き上げレバーはどっちの状態の方がいいのか、というコトだ。
ライカM型の場合、レリーズロックがないので、レバーを巻き上げてカバンに仕舞うと何かの拍子にうっかりとシャッターを押していることがある。いざ、カバンからカメラを取り出し、写真を撮ろうと思った時にシャッターが切れない、なんてコトも何回かあった。
一方、巻き上げレバーを巻き上げない状態でカバンに仕舞えば、何かの拍子にシャッターが切れるコトは皆無になる。
ライカを使い出して、最初はごく当たり前のようにシャッターを切った直後に巻き上げレバーを回し、そのままの状態でカバンに仕舞っていたのだが、最近はちょっと試しにと巻き上げない状態でカバンに仕舞うようにしてみた。
しかし、やっぱりこれだと何だかリズムが悪い。
シュッ(巻き上げ音)シュッ、カシャよりも、カシャ、シュッ、シュッという方が自分のリズムに合っている。
それに次の被写体を見つけた時にすぐに写真を撮れない。
(慣れの問題かも知れないが・・・)
やっぱり、いつでも写真を撮れる状態の方が良さそうだ。
という訳で、シャッターを切った直後に巻き上げレバーを回すという最初のスタイルに戻った。
まあ、やっぱり自分のやりやすい方法が一番いいのだろうと思う。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ついにと言うか、やっとと言うべきか、購入を考えはじめて約3か月・・・、とうとう「ズミクロン50mmf2(固定鏡胴)」を手に入れた。
購入先は銀座の中古カメラ屋。
自分の購入したズミクロン50mm、価格は9万円弱。一応、金額的にはそこら辺を考えていたので納得している。
レンズ表面はキレイだが、レンズ内に若干ホコリの進入はある。まあ、古いレンズだけにそれもいたしかたがないだろう。
メートルとフィートの2つ表記。シリアルナンバーは18万台。つまり1960年製になる。自分が持っているライカM3が1957年製なので、いい組み合わせだろうと思う。
とりあえず、ネガフィルムで何枚か試し撮りをした。
一応、ピントはしっかりと合っている。無限遠も問題ないようだ。
ピントリング、ヘリコイドも問題なくスムーズに動く。無限遠ストッパーもきっちり止まる。
機能的には特に問題はなさそうだ。
ひと安心・・・。
まだ、描写やレンズの味なんて語れないが、おいおいそのクセも分かってくるだろう。
しばらくはこのズミクロン50mmが常用レンズになりそうだ。
とりあえずライカM3に装着。
今までのエルマー50mmはどちらかと言えば、カメラに負けていたような気がしないでもなかったが、このズミクロン50mmはいい感じである。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
Leica M3/エルマー50mm (Fuji PDRⅢ)f5.6 1/125
自分がライカを使うときは、圧倒的にモノクロで写真を撮るコトが多い。
だが、モノクロフィルムばかり使っていると世界が狭くなると言うか、自分だけの世界にこもってしまうというか、そんな感じになり、時にカラーが恋しくなる。パリッとした色味を味わいたくなる。
もちろん、その逆もあるわけだが・・・。
上の写真。レンズは現行のエルマー50mmf2.8。
構図などはともなく、色味や描写など久々にいい感じで撮れたなと実感できた。
提灯の赤とその中の黒い文字がくっきりとシャープで浮かび上がるよう。また、左側の壁や提灯右横の木の箱も立体感があると思っている次第。
あとはこれで構図がしっかりしていれば・・・。
ライカのレンズで撮った写真の全てが満足のいく写りでは決してない。
が、時に自分の気に入った描写をしてくれるので、また撮るコトが楽しくなる。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M3/エルマー50mm(Fuji 100-ACR) f8 1/125
それそろ本気で、真剣に「ズミクロン50mm」を買おうと思っている。
沈胴式、固定鏡胴、DR、第2世代、第3世代、現行・・・と様々あるが、今のところ考えているのは固定鏡胴タイプ。
この固定鏡胴タイプには前期と後期がある。前期と後期とでは外観が若干異なる。いろいろな本やネットで調べていくと後期タイプの方が評価が高いようだ。前期タイプだとボケが二重ボケとなる場合もあるそうだ。
と言うわけで、取りあえずの狙い目は「ズミクロン50mm固定鏡胴・後期」というコトになる。
東京の場合、当たり前のコトだがそれ以外の地方と比較すると中古レンズが格段に多く手に入れやすい環境にある。
銀座、新宿、上野御徒町、中野・・・。ちょっと足を伸ばして横浜など、その気になれば古いレンズであってもいくらでも見つかる。
また、今週末有楽町で中古カメラ市がある。そのように年に数回、そういう催しがあり、目的のカメラやレンズを目にする機会も多く、容易に買うことが出来る。
選択肢が多いというコトは非常に喜ばしい。
だが、一方でどれにしようか非常に迷うのも事実。
例えば、欲しいレンズが何軒も回って1つしか在庫がなければ、否応なしにその1つしか選択肢がないので、買うか買わないかの二者択一しかない。しかし、たくさんある場合、どれがいいのか非常に迷ってしまう。
「これよりももっと安くて良い品物があるはず」
そう思っているうちに何軒も歩き回り、そのうち探すのに疲れ、探すこと自体を諦めてしまう・・・なんてコトも往々にしてある。
まあ、いつまでもグズグズ探していても埒があかない。けじめを付ける意味でも、取りあえずは、今週末の有楽町の交通会館で開かれる中古カメラ市か、もしくは銀座周辺で手に入れようかと思っている次第。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
先週、正式に発表されたライカM8。
ボディカラーはブラッククロームとシルバークローム。
当初、自分はライカのボディは黒の方が格好良いと思っていた。それでM6はブラックボディのタイプを購入した。しかし、M3を新たに購入して思ったのは、シルバークロームも案外良いなというコトだった。
そのライカM8の値段、当初の予想より若干安くなっている。
ヨーロッパでは4200ユーロ(1ユーロ=149円×4200=625800円)外税か内税かは不明。
アメリカでは4500ドル(1$=118円×4500=531000円+税)となっているようだ。
一方、日本国内での販売価格は577,500円(税込み・ライカジャパン)となっている。
ヨドバシカメラでは548000円(税込み・10%のポイント還元)なので、実質50万円を切っているという考え方もできる。(※ポイント還元はあくまでもキャッシュバックではないが)
高いと言えばもちろん高い。だが、意外と安かった見方も・・・。
例えば、ライカMPの正規品の値段は443,835円(並行品の場合は308,000円だが)。正規品をヨドバシなどで買えば、その差は10万円程度になる。
もしもこのM8において、今までと同じく並行品(もちろん新品)が出回れば、40~45万円程度になるのではないだろうか。あるいは40万円を切るかも・・・。
とは言え、今までのM型ライカはメンテナンスをちゃんとすれば、半永久的に使用可能だった。が、このM8は果たしてどれくらいの期間使えるのか。5年間は持つのだろうか?
また、メンテナンス費用ももの凄く高くなることも考えられる。
それはそうと今年11月にようやくと言うか、やっとと言うべきか「ライカジャパンの公式ホームページ」が立ち上がるようだ。http://www.leica-camera.com/splashsites/japan/infos.html
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (3)
海外のサイトを覗いていたら、新しく出る「ライカM8」の画像がいろいろと見つかった。
言語がドイツ語だったり、フランス語?スペイン語?だったりするので、何が書いてあるのかは、詳しくは分からないのだが・・・。
これを見るとほぼ現行のMPの外観と変わらないようだ。ちょっとツルツルするボディの作りも同じ。
大きく違うのは、巻き上げ及び巻き戻しノブが無いこと。そのため、ちょっと間抜けに見えるのは気のせいだろうか・・・。
上の画像の左側の丸い部分にはバッテリーの残量、とSDカードの残り撮影可能枚数が表示される。
これを見るとシャッタースピードは4秒~1/8000秒。
自分が持っているM6(M7、MPも同様のはず)では1秒~1/1000秒なので、かなり進化していると言える。
また、シャッタースピードダイヤルにM7と同じ「AUTO」=「A」があるので、絞り優先機能も。
背面の液晶。2.5インチ。
多分このカメラを持っているのは外国の男性だとは思うが、軽々と指で持っているのでまるでコンパクトカメラのような印象を受ける。
M4との大きさの比較。(左がM4、右がM8)
SDカード・バッテリーの挿入口は上のような感じ。
今までのM型ライカと同じように裏蓋を外す。こんなところまで今までの形を真似なくてもと思う。これだとSDを取り出すたびにバッテリーまで出てきそう・・・。
M8の値段は4500ユーロ(5000ドル)。日本円で577,500円(ライカジャパン)。
(ちなみに同じサイトの情報では、新しくキヤノンからでるEOS 40Dは1000ユーロと書かれてある)
と、こんなに真剣にM8のコトを調べたとは言え、今現在、この機種を買う気は毛頭無い。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
今度のフォトキナで発表され、10月中旬にも発売されるというライカM型のデジタルカメラ。
その名も「ライカM8」。
(アメリカのサイトではすでに予約を受け付けているという話しも・・・。)
価格は4500ユーロ、5000ドルという話し。(日本円は60万円程度か?)
ちなみにM8のスペックは1000万画素、1.33倍のコダック製のCCD、SDカード、電動巻き上げ、最高速シャッターは1/8000秒となるらしい。以前から噂されていた通りのスペックである。
一方でデジタル版M型ライカ対応の6bit認識コード付きライカMレンズを発表。現行品と比較して同じモデルでも14,700円高くなっている。
その認証コードを従来のレンズにも付ける有償のサービスも行われる。
Leica MPとM7、アラカルトなどは引き続き生産されると思うが、今後ライカ社では銀塩の新たな機種の開発はなくなるようだ。
というコトで、ライカは今後デジタルカメラで生きて行く決心をしたようだ。デジタルカメラへの移行がない限り将来がないと言う事実に対して腹を括ったということだろう。
ライカも他社と同じようにデジタル路線になってしまうかと思うと寂しい感があるが、これも時代の流れで仕方ないコトなのだろう。コニカミノルタのように消滅するよりはマシと・・・。
改めてボディをよく見るとR-D1sとは違い巻き戻しレバーがない。
そのくせM型ボディのデザインを継承したために何か間が抜けた感じがするのは気のせいだろうか。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (1)
普段、ライカM3ではエルマー50mm(現行)を使っているのだが、ちょっとモノは試しとそのM3にフォクトレンダーのノクトンクラシック40mmを装着してみた。
なかなか、いい感じである。
ファインダーにフード部分が若干ケラれる感じだが、それほど苦にならない。M6でもそれは同様だが・・・。
もちろん、ライカM3は40mm表示はない。このレンズを装着してもファインダー内のフレームは50mm表示となる。
上の写真は実際に40mmで撮ったもの。
当たり前だが、ピントも露出もちゃんと合う。
すごく大雑把だが、上の写真の黒い枠の部分がファインダー内に表示される「50mm枠」部分となる。
だから、実際にはそのフレーム枠を無視して、ファインダー内全部を使った絵作りをすればいい。とは言っても実際ファインダーを覗いているとその「50mm」のフレーム枠は非常に気になるのだが。また、今自分は何ミリを使っているのかと混乱するコトも。
また、ファインダー内をいっぱい使うので、50mmの時よりもフードが邪魔になる。
(上の写真で、右下の枠の角くらいから写真右下部分かけてにフードが見えている状態)
まあ、ライカで写真を撮る時、シビアな画角を、厳密なフレームを求める訳ではないので、こんな風に適当に空間を切り取って楽しむのもライカならではの写真の撮り方だと思う。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
ちょうど1年前の今頃、ライカM6とエルマー50mm(現行)を手に入れた。下の写真に写っているセットだ。
という訳で、ライカユーザー(ライカオーナーか?)となってこの8月でちょうど1年になる。
ライカを使い始めて、まだそれだけしか経っていないのか、というのが正直な気持ち。それほど自分自身、このカメラに愛着が沸いているのだろう。
月平均フィルム7,8本使用で半分が24枚撮りなる。なので<12か月×7.5本×30枚+α>でおよそ3000回ほどシャッターを切った計算になる。
それが多いのか少ないのかは、良く分からないが、普段は仕事をしているので、こんなモノだろうと思う。ただ言えるのは、明らかにそれより前の時、つまりライカを所有する前よりもシャッターを切る回数は増えた。もしかしたら倍以上になったかも知れない。
1年前、持っていたカメラは、CONTAXのG1、フォクトレンダーのBessa-T、Contax SL300RT*(デジカメ)という3台だった。
・・・それが1年後の今は、Leica M3、Leica M6、Fuji GA645(中判)、Canon PowerShot S80(デジカメ)の4台というふうに大きく様変わりをしていると言うか、全て変わっている。
と同時にそれだけお金を使っている計算になる。ちなみにフィルムスキャナーも買い換え、レンズもいろいろと変わった。
さて、来年の今頃はどうなっているのだろうか?
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
「雨の散歩」
Leica M6/ズマロン35mm(Fuji SS-100)f3.5 1/15
写真を整理していたら雨の日の写真がほとんど見当たらなかったので、意図的に雨の日の写真を撮りにいった。ちょうどここ最近は雨の日も多かったので・・・。
最近はM3の方が出番が多いのだが、せっかく買ったばかりのカメラが雨に濡れるのも嫌なので、今回はM6を持ち出した。
ただ、やはり雨の日は傘を差しながらの撮影になるので、マニュアル操作は一苦労。傘をアゴと肩とで支えながら、不自然な体制での露出合わせとピント合わせ。結構手間を取り、晴れの日や曇りの日よりも合わせるのに時間がかかる。そうこうするうちにいいなと思った被写体が遠ざかっていく。
上の写真。本当はもっと手前、電柱の辺りで犬を散歩している姿をいれたかったのだが、手間取っている間に段々と遠ざかってしまった・・・。これではちょっと被写体が遠すぎるように思う。でも、まあこれはこれでアリかなとも思っている。
いずれにしてもライカで写真を撮る時には、場所を移動したら常に露出の変化に気にとめ、事前にそれに合わせた絞り・シャッタースピードにしとけば、もっと瞬時に対応できる。室内に入ったら、例え写真を撮らなくてもその室内用の露出に変え、また表に出たら露出を更に変えて・・・と。いちいち写真を撮る前にするのはなくて・・・。
早くそういうコトが出来るようにならなければ・・・、と改めて思った。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
会社の人間と自分の持っているカメラについて話している時、ふと疑問が沸いてきた。
Leica M3は何と発音すればいいのか、と。
M6は(エム・ろく)と言う。決して(エム・シックス)とは言わない。
M7は(エム・なな)、M5(エム・ご)、M4(エム・よん)と発音している。
しかしなぜかM1は(エム・いち)ではなく(エム・ワン)、M2(エム・ツー)と言っている。
では、M3は・・・。
自分は(エム・さん)と発音している。が、こうやって考えてみると(エム・スリー)でも良さそうな気がしてきた。M2も(エム・ツー)でも違和感なく感じる。
当然、本来は日本語ではないので(エム・スリー)のが正しいのかも知れない。その論でいけば、M6も(エム・シックス)になるし、M4も(エム・フォー)になるはずだ。だが、なぜだかそれだと違和感を感じる。
ちなみにM4-2は(エム・よんツー)と発音している。
自分の中でも数字を英語で読んだり、日本語にしたりと統一感がない。
その他、カメラにはFM2とか数字がつく機種がなにかと多い。
まあ、その機種を何と呼ぶかはその個人の自由なので、どうでもいいかも知れない。
しかし、自分が知らないだけでライカ通の間での「正式名称」が決まっているのならば、それに従うのも道理か・・・。
とは言え、これからも(エム・さん)と発音すると思うが・・・。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
カメラと腕時計とジャンルは違うが、似た雰囲気を漂わせる両者。
ともに日本人好みの高級イメージのヨーロッパブランド。
もっと便利な物があるにも関わらず、機械式の腕時計・カメラ作りにこだわり続ける。
伝統的なモデルをかたくなに守り、作り続ける。
適切なメンテナンスと定期的なオーバーホールされすれば、何十年も使うことが出来る。そして、共に高価といえども、以前と比べると格段に手に入りやすい価格に落ち着いた。
(とは言え、もっと安くて便利な時計・カメラはいくらでもあるが・・・。)
かく言う自分もその両者を所有している訳だが、自分と同じようにライカを持ち、機械式の腕時計を愛用している人も多いのではないか。その証拠と言っていいのか分からないが、銀座レモン社や新宿マップカメラなどは、本来中古カメラを扱う店なのに、今では中古の腕時計も扱っている。
頑丈さと機械としての安心感。
シンプルでありながら、いろんな表情を見せる。
便利さとはほど遠いライカとロレックス。だが、だからこそますます愛着が沸いてくる。使えば、使うほどに身体に馴染んでくる気がする。
ただ一番の問題は、それ一つだけでは満足できなくなるというコト。その点も非常に似ている。ひとつ手に入れてもまた新しい物が欲しくなってくる。物欲がが沸いてくる。一生に一個の物だと決心して買ったはずのに・・・。
困ったモノだ。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (4)
Leica M6/エルマー50mm(Fuji-SS100) f2.8 1/8
ライカM3を持ってから気付いたM6の気になる点は、やはりファインダー内の露出表示。
結構あの赤い光が目に飛び込んできて、気になってしまう。微妙に露出がずれている時なんかは、被写体よりも露出を修正すべきどうかということに気持ちがいってしますコトも多々ある。赤く力強い光が、否応なしに目に飛び込んでくる。
当然、M6に露出計が内蔵されていることで便利なコトもあるが、M3を使ってみるとそれが改めて気になる。
まあ、M6から電池を抜いて使うという方法もあるが・・・。
とは言え、全面的にM3がいいかと言えば、そうでもない。
やはりM3の場合、使うのに躊躇する時がある。例えば、今日みたいな雨の日。古くて良い物だからこそ、大事に、そして丁寧に扱いたい気持ちになる。
その点、M6は思いっきり使える。これは気持ちの持ち方かも知れないが、ちょっとばかし、M6を乱雑に扱っても平気でいる自分がいる。雨に濡れても雪が降っても、平気でカメラを構えられる。多分、M3でも大丈夫なのだろうが、やはりどこか躊躇してしまうのである。
例えば、同じようにカバンの中に放り投げていて壊れたとしてもM6とM3ではそのショックが違うだろう。M3の方が明らかに大きいと思う。(そんなことで壊れたらどちらもショックには違いないが・・・。)
もしかすると半年も使っていれば、その辺の気持ちも変わってくるのかも知れないが・・・。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)
Leica M3/エルマー50mm(Kodak DYNA-HG100) f2.8半 1/60
先日M3を新たに購入し、ライカはM3とM6の2台となった。
そうなるとその2台のライカをどう使い分けようかなと考えてしまう。
旅行とかに行くときは、M3をモノクロ用にM6をカラー用にという使い分けが出来ると思う。が、普段ではよほどのコトがない限り、2台を持って出掛けることはないだろう。
ではどうするか?
いろいろなレンズが装着でき、露出計が内蔵されているM6の方が、何かと便利かもしれないが、M3の使い心地もまた気持ちいい。50mm一本勝負というのも潔さを感じる。ある意味レンズはどうしようか、露出は・・・とグダグダと考える要素を極力排除したM3の方がスナップ向きなのかも知れない。
それほどM3でないと撮れないとか、M6でないと撮ることが出来ないシチュエーションなんて日常では出くわさない。もっと広角だったらとは思う時はあるが、それならあと2歩か3歩下がったり、近寄ったりすればいいのだ(とは言っても出来ない場合が多いのだが・・・)。
ダメな時はダメだときっぱりと諦めるコトも大事だ。
M3を購入当初は、M3をモノクロ用、M6をカラー用にとしようかなとも考えたが、やはりそういう風に限定した使い方は良くないと思う。
あまり深く考えずに、朝目が覚めた時の気分で、カバンに荷物を詰める時の気分で、気の向いた方のカメラに気の向いたフィルムを詰めて出掛けるのがいいのではないか、と今は改めてい思っている。やはりM6にはM6なりの良さがあり、M3にはM3なりの良さがある。
まあ、そのうちに自分なりの使い分けが出来るのではないかと思ったりもしている。
それがいつになるのかは分からないが・・・。
そして、その日まで適当にカメラを担いで出掛けるのだろう。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
Leica M6/ズマロン35mm(Fuji SS-100)f8 1/125
先日購入したライカM3で試し撮りしたポジがあがった。(まだスキャンはしていなが・・・)
ピントもちゃんと合っているし、シャッタースピードも(正確には何とも言えないが)それなりの結果が出ているように思う。まあ、とりあえず、特に問題はなさそうでホッとした。ひと安心である。
そのM3だが、M3と言えばほとんどの人が50mmのレンズを装着しているのだろう。もちろん、自分もこの機種には50mmでいこうと思っている。そうなると今現在自分が持っている50mmのレンズは、現行のエルマー50mm F2.8のみ。また、あのM3のファインダーならば今持っているフォクトレンダーのノクトンクラシック40mm F1.4でもそれほど苦もなく使えそうに思える。
だが、どちらにしてもここ最近製造されたレンズ。ちょっとM3に似合わない気がしないでもない。(決してエルマー50mmが悪いという訳ではないのだが・・・)
せっかくならばM3に合うライカレンズが欲しい、という考えは間違っているだろうか?もちろん、M3購入で持っているお金を使い果たしたので、今すぐ購入するという訳にはいかないのだが・・・。
ライカの50mmはいろいろとあるが、やはり、一番の候補はズミクロン50mmだと思う。値段的にも他のライカレンズよりもそれほど高くない(こういう金銭感覚もどうかと思うが・・・)。
でも同じズミクロン50mmでもいろいろな種類がある。M3がつくられた頃のズミクロンと言えば、第1世代の沈胴式のタイプ、固定鏡胴式、DRズミクロン。あるいはそれ以降の第2世代、第3世代、そして現行の第4世代・・・。まあ、M3にマッチするのはやはり第1世代のどれかなんだろう。
自分的には沈胴式(出したり引っ込めたりするのが面倒くさいので・・・)やDRズミクロン(重くなるかも知れないので・・・)よりも固定鏡胴の方がいいかなと思っているが、おいおい研究していこうと思う。どのレンズもそれなりに良いとは思うが、使い勝手や写りなど、自分に合ったモノを焦らず探していきたい。そして、値段的には安いにこしたことがない。(と値段のコトを考えると沈胴式もありかなと思えてくる。)
とにもかくにもしばらくはW杯観戦で忙しく、カメラを持って出掛ける機会も減ると思うので、気長に気長にいいレンズを探してみたいと思う。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
今日はあまり時間がなかったので、取りあえず午後から近所で新しく購入したライカM3の試し撮りに出掛けた。
改めてみるとこの自分が買ったライカM3のボディはキレイだ。いくら実用的と言っても使う身になれば、キレイであればそれだけでもちょっとうれしくなる。持った感じのゴツゴツした肌触りはいい。握りやすい。ただ、M6よりも35gばかりM3の方が重い。その差のせいか、ちょっと重く感じる。
ファインダーはやはりくっきりしていて見やすい。気持ちいいくらいだ。
無限遠もがっちりと合う。丸みを帯びたファインダー枠もそれほど気にならない。M6と比べてもピント合わせもしやすい感じ。
取りあえずフィルムは試し撮りなのでカラーポジをM3に入れる。フィルムの装填は簡単だ。ある意味M6よりも楽だ。その後、昨日買ってきた革製のストラップをM3に付ける。ストラップは革製だとあまりにもベタすぎるので、違うタイプにしようかと思ったが、なかなかいい物が見つからないので、茶色の革製のタイプで妥協した。
レンズはエルマー50mmをM3に装着。何枚かシャッターを切る。1/125とか1/250だと静かとまではいかないが、心地よい響きを繰り出す。まあ、M6よりは若干静かだとは思うが。
テストなので近距離、無限遠、5メートルと様々なピント合わせを行い、それに合わせてシャッタースピードもいろいろとチェック。
2度の巻き上げもいい感じだ。撮っていてリズムを生む。
露出計が内蔵されていないので、単体露出計で測り、撮影するのは慣れていないので面倒くさく感じる。だが、M6とは違いファインダー内にメーターがないので、変に気を取られることなく、割り切って撮れる。
そして25枚ほど撮ってから、帰宅。
テレビ画面に向かっていろんなシャッタースピードでシャッターを切った。
と、そんな感じで試し撮りは終了。
最後にフィルムを巻き上げる。巻き戻しはノブをグルグル回すのだが、意外と指が痛いし、時間もかかる。これにはちょっと閉口気味。36枚分巻き上げるのは大変だ。
最初にライカM6を持ったときほどの凄い感動こそなかったが、シャッターを押すうちにこのM3を使っていることが心地良くなってくるカメラ。なるほど、使っている人が愛着が沸くと言うのも理解できる。
最後に一番の大きな問題は、このライカM3を19万近く出して購入したことを妻には言っていないコト。(金は自分の小遣いから捻出したのだが・・・)だから、夜中とか早朝にこそこそとM3をいじくっている。(上と下の写真も妻が寝ている隙に撮影した。)
さすがにM6とはボディの色が違うので、いくらカメラ音痴の彼女にでも誤魔化しは効かないだろうな。さあ、どうしよう?困ったモンだ。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
Leica m6/ノクトンクラシック40mm Kodak-400TX
今日、渋谷の中古カメラ市に行ってきた。
目的は、もちろんライカM3を探すためだ。
さすが中古市だけのことはある。計数十台のM3が並んでいる。
と探すこと1時間。あーでもない、こーでもないと中古市をグルグル何周もしながらM3を見て回った。
そして、ある程度納得できるそうな物が数台。実際に手に取ってみる。
「うーん違うな」
「これはいいけど、やはりちょっと高い」
いろいろと悩むこと数店舗。次の店で最後にしようと思った。
値段は20万円のが2台あった。
コンディションはまあまあいい感じ。ファインダーもクリア。シャッター音もいろんなスピードで試したが、まあ大丈夫そうだ。
もう一台の方を手に取る。こっちのがさっきの良さそう。
瞬時に頭の中で葛藤をする。
「買うべきか、次のチャンスを待つか・・・」
値段を交渉すると1万円下げてくれた。そして、考えること数分。
「・・・・・・・・・・・・・、買います」
ついにM3を手に入れた。
値段は19万弱。87万台のダブルストローク。
実は、今もまだちょっと興奮していて、上手く文章が書けない・・・。
詳しいコトは次回に・・・。
| 固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)
Leica m6/ズマロン35mm (Fuji PR-400) f8 1/1000
ライカ所有者の中には「ライカで撮るならば、モノクロ写真で撮る」という事にこだわっている人も多くいるだろう。
別に自分は、カラー・モノクロのどちらでも撮る。そこらへんのこだわりはなく、気が向いた方のフィルムをカメラに入れ、街に出る。
しかし、最近ふと思ったことがある。
ライカ全盛期の時代、写真と言えばモノクロが主だったはずである。雑誌・新聞という報道の世界はもとより、当時の写真家が残している写真集を見るとそのほとんどがモノクロだったりする。つまり、そこら辺を考えるとあの当時のカメラは、モノクロで撮ることをベースに、特にレンズを開発していたと考える事は、あながち不自然な事ではないと思う。
自分が今持っているレンズのうち、ズマロン35mm f3.5は製造が1950年。
今から56年前のレンズだ。明らかにモノクロの時代のレンズ。と言う事は、このレンズはモノクロ写真を撮ることを前提に製造されている。モノクロで撮った時にその光と陰のコントラストの世界を表現できるように作られていると言っても過言ではない。
だからこそ、ライカ所有者は「モノクロ写真」にこだわっているのだろう。「モノクロ写真」でこそ、ライカの本当の味わいを知る事が出来る。そう考えている人もきっと多いのだろう。(もちろん、自分で現像・プリントがやりやすいという事も大きな理由だと思うが・・・)
また、そう考えるとレンズとの相性もコダックのフィルムの方が上なのかも知れない。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M6/ノクトンクラシック40mm プロビア400X
こう雨が多いとカメラを持って出掛けようという気が失せる。会社と自宅との往復の毎日。
そうなるとちょっとストレスがたまるので、カメラ関係の雑誌や書籍、HPなどをついつい眺めてしまう。中でも今はM3関連の記述に目がいってしまう。そして、眺めれば眺めるほどにライカM3が欲しくなってくる。
(気持ちは完全にMPからM3へ移ってしまった)
でも、どのタイプのM3がいいのか・・・。
シングルストローク(SS)か、ダブルストローク(DS)か。
せっかくM3を使うのならば、DSが良いような気がするし、コンディション諸々を考えるとやはりSSの方がいいような気も・・・。
ただシャッタースピードダイヤルは初期の国際式よりも現在と同じ等倍式の方が使い勝手はいいだろうと思う。
また、M3は巻き上げ機構もスプリング式とラチェットギア方式がある。
M3後期に見られるラチェットギア式は、メンテナンス性の向上によるための変更。それによりM3の後期は比較的メンテナンスが行いやすいという。これはこれでいいのだが、M3の巻き上げの滑らかさが賞賛されているのは初期・中期の「スプリング式の巻き上げ」。そうなるとせっかくM3を持つのであれば他のM型ライカとは一線を画するM3の巻き上げの滑らかさを体感したいと思うのは、間違った考えではないと思う。
となると巻き上げをSSかDSかは別問題として、シャッタースピードダイヤルが等倍式で、なおかつスプリング式の巻き上げのタイプとなる。すると84,5万代~97万代のボディがそれに該当するコトになる。
あとはその中でファインダーの程度の良い物となる。ファインダーだけは絶対に譲れないポイントだろう。他の部分はメンテナンスでなんとかなるとしても・・・。
そして、いろんな人の意見を総合すると委託販売は避けた方が懸命だ。
うーん、こうやってブログで冷静に書いていると結構M3のねらい所が絞れてきたように思う。と同時に物欲が高まってきた。
とりあえず、6月はW杯があるので、中々カメラを持って出掛けるという時間もとれないだろう。(放送は深夜になるので・・・)だから、気長に探そうとは思っている。しかし、こうやって長い時間グダグダと悩むのも精神衛生上あまり良くない。それならば思い切ってズバッと購入してみるか、とも思ったり・・・。
あと6月の頭に渋谷・東急東横店で中古カメラ市が行われる。そこで探すのも一つの手だ。まあ、その前にピーンとくるM3に出会えば、また別だが・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

Leica M6/ノクトンクラシック40mm(フジ・プロビア400X)
写真とは言わずもがな、その一瞬を切り取る作業である。
とは言え、その一瞬を掴み取るコトは難しい。
GWに千葉の海に出掛けて、いろいろと写真を撮った。
そこでは押し寄せる波が岩肌にぶつかり、飛沫をあげていた。まるで東映だか松竹だか忘れたが、映画の冒頭のシーンのようだ。
とライカを構える。
岩にぶつかり、その波しぶきが頂点にきた時にシャッターを切りたい。しかし、なかなかタイミングが掴めない。最初のうちは「今だ」と思っても半拍ぐらい遅れる。シャッターを押すというアクション分遅れる。タイミングを気持ち分盗まなければならない。そうしようと思ったら、今度は早すぎる。まだ波しぶきは頂点に達していなかったり、方向を変えたりしている。そんなこんなでフィルム1本近く費やした・・・。そのうち、良いタイミングで撮れたのは1/3程度。良いタイミングで撮れても意外と波しぶきが小さかったりと・・・。また、波しぶき分どのくらいフレームを開けておけばいいか、その判断にも苦しんだ。
こういう時は、やはりマニュアルカメラの方が向いていると思う。
以前、コンタックスG1での似たようなシチュエーションの時は、ピントをオートにするとなかなかシャッターを切れなかったコトもある。ようはカメラ側がピントを捕まえ切れないのだ。また、シャッターを切って間髪入れずに写真が撮れないと難しい。その間タイムラグがあるとタイミングを逸する。デジタル一眼レフは持ったことがないので何とも言えないが、コンパクトデジカメの場合、シャッターを押してからのタイムラグがあるので、難しいだろう。
その点、自分の持っているライカは大丈夫だ、と無理矢理このカメラの特性を持ち上げてみる。特に一眼レフとは違いライカ(RF機)はシャッターを切ってもファインダーがブラックアウトせずにその瞬間が見える。なので、例え失敗しても、それが失敗だと自分自身で分かる。撮る前も撮った瞬間も、そして撮り終わった後もライカのファインダーはずっと被写体を描き出している。それこそがライカの大きな利点なのではないか。
まあ、連射機能がついているカメラの方が、こういうシーンにはもっと向いているかも知れないが・・・。
| 固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)
ライカM3のコトを調べている時に気が付いたことがある。
通常、ライカのカメラボディ及びレンズには全てシリアルナンバーが刻印されてある。そのシリアルナンバーによって、それが何年に製造されたものか、分かるようになっている。
例えば、自分が持っているM6ボディは228万代である。これは1996年10月製造だということが分かるのである(つまり、まだ作られてから10年経っていないわけだ)。また、自分のエルマー50mm/f2.8は370万代で、これは1995年製、ズマロン35mm/f3.5は75万代。これは1950年製となる。
そして、ライカユーザーの中には自分の生まれた年のライカを持っている人もいる。それをわざわざ捜し出して購入している人もいる。例えば、昭和35年生まれならば、M3かM2がその対象となる。昭和50年生まれならばM4かCLになる訳だ。
となると、と思い自分も調べてみたことがある。結果はM2、M4が自分の生まれ年にあたる、と昨日までは思っていた。
しかし、昨日見つけたこのHP を見ると、(英語で書かれたHPなので詳しくは分からないがライカ社のCEOの承認云々と書かれてある(ように思える))製造年がこと細かく書かれている。
それによると自分の生まれ年(1967年1月)にもM3が製造されたようだ。これは知らなかった。ちょっとした驚きだった。
ちなみに他の書籍やネット上のHPにはM3は1954年~66年までの製造となっている。
この何だか詳しそうなHPにだけ自分の生まれ年にライカM3が作られていたと書かれてある。それもちょうど誕生日のあたりにわずかばかり。
そうなるとやはり自分の生まれ年と同じライカM3を購入すべきか、と思えてくる。M3を購入すべき(自分を納得させる)理由が見つかった。なにやら神の思し召しかもとさえ思えてくるから不思議だ。
とは言え、悲しいかな絶対数があまりにも少ない。
通常のM3が20台にM3ブラックが10台、M3グリーン(西ドイツ国防軍に供給されたオリーブのことか?)が10台しかない。合わせて40台。なおかつオリーブは相当のプレミアがついているコトだろう。まず手が出せない。そうなると21万台以上作られたM3の中でわずかに30台。その確率わずかに0.014%。1万台に1台ちょっとの確率。1つの中古カメラ屋さんに20台のM3があったとしても500軒回らないと見つからない計算になる。多分、500軒のそれなりの規模の店となると日本国内だけはすまないだろう。日本、ヨーロッパ、アメリカをくまなく探さねば・・・。
それこそ奇跡がないと出会えない「生まれ年のM3」だ。
(やはり、神様はM3を買うなと言っているのかも)
まあ、でも正直なところ、自分の生まれ年のライカにはこだわっていない。
もし同じコンディションの2台があって、そのどちらかを選ぶ時に自分の生まれ年の物があれば参考にするくらいだ。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
さて、ライカM3。
レンジファインダー機の王道。銘機中の銘機。今なお衰えぬ人気。
50年以上たった今でも絶賛されるカメラ。
M3は歴代Leicaの中で最高のモデル。これ以外のM型ライカは全てM3の劣化コピーとさえ言われているカメラ。
このライカM3の出来があまりにも凄すぎるために数ある国内カメラメーカーがレンジファインダー機をやめ、一眼レフの開発・製造へとシフトした言われるカメラ。
いつの日にかは自分も手に入れたい憧れのカメラでもある。
何がそこまでいいのだろうか。
何よりも「ライカM3はそのファインダー機構が素晴らしい」と言われている。
等倍(0.91倍)に近いビューファインダーは両目を開けても被写体を正確に見ることができる。ファインダーは明るくブライトフレーム(写る範囲を示すファインダー内の白い枠) はくっきりと白く、まるで裸眼で見ている景色を目の前に映し出されたフレームによって切り取るような錯覚に陥ることがある、と。そして、シャッター音。静かで味わいのある音はまさにスナップ向きか。
そして、先日、そのライカM3を中古カメラ屋に触りに行った。
ファインダー。なるほど皆が絶賛するだけのことはある。明るくて非常に見やすい。ブライトフレームがなぜ丸みを帯びているのかは、ちょっと理解に苦しむのだが、ファインダーの見やすさは今持っているM6よりも明らかに上だろう。そして何よりも凄いと感じたのは、自分は通常ファインダーを覗くとき片目をつぶる。しかし、このM3の場合は片目をつぶらなくても、左目を開けたままでに右目でファインダーを苦もなく見ることができる。風景を切り取るとはこういうコトを指すのか、と改めて感じさせられた。
シャッター音もいい感じである。ただ、完璧に整備されているM3だともっといい感じの音がするらしい。
巻き上げ一回のタイプ(シングルストローク)と二回タイプ(ダブルストローク)の両方を触ってみたがが、どちらも滑らかでいい感じである。初めは二回巻き上げタイプは煩わしいかなとも思っていたが、案外そうでもない。適度なリズムを生む感じ。
持った感触、肌触り、機能面。最高の職人達が組み立てたエルンスト・ライツ社最盛期の時代のカメラ。その凄さを垣間見た気がした(ちょっと褒めすぎかも知れないが・・・)。
なる程、周囲のカメラ好きの人間がM3を薦める訳だ。
ただM3を見るだけ、触るだけのつもりだったはずが、思わず物欲を刺激された・・・。
値段も10万弱から20万強程度。店の人に聞くとやはり13、4万以上の物の方が実用レベルだということだ。それ以下だと何かしら使いづらい欠点があるとのこと。
今持っているM6とM3の2台体制にして、M6を広角用、M3を標準用にすれば、カメラライフも広がる・・・とちょっとバカなコトを考えてもみた。
だが、毎日持ち歩くスナップカメラとしてはどうか、と冷静に考えてみる。
まず、このM3の欠点としては、35mm以下のレンズの場合、M3のファインダーでは使えない。外付けか、眼鏡付きレンズを使わなければならない。そうなるとM3の一番の利点のファインダーを生かし切れないのである。50mm以上の標準・望遠系のレンズだとその特性を強く生かせるが、広角系のレンズだとダメである。そして、自分はどちらかと言えば今までは広角を使うことが多かった。
さらに露出メーターがないこと。
単体の露出計を持ち歩けばいいが、それでも今まで露出メーター内蔵のカメラばかり(M6もそうだし、それ以前のカメラも全て露出計内蔵であった)を使っていたので、少し不安である。いや、正直に言うと大いに不安である。
そして、一番気になるのは、ライカM3は製造が始まってから今年で54年。一番新しい物でも40年経っている(M3は1954年~1966年にかけて製造。※しかしこのHP で検索すると1967年まで作られたようだ)。
そういう状況の中で今後もちゃんと動作するのか、ちょっと不安である。確かにライカは頑丈で長持ちするカメラである。だが、それでも50年という時間は長い。その長い歴史が使う上で不安になる。当たり前の話だが、今M3を持とうと思えば全て中古品となる。前所有者、いや前々、前々々所有者がどう扱ってきたか、ちゃんとメンテナンスされているか、そればかりは自分で使ってみないと分からないコト。メンテナンスに5万、10万はある程度仕方がない金額かなとは思う。しかし、それが20万もするとなるとちょっと腰が引けてしまう。それ(購入代金+修理費)だと明らかに正規の現行品が買える値段になってしまう。
またまたしかし、ぐずぐず悩んだり、待ったりしているとM3全般のコンディションの更なる低下を招くことにもなる・・・。うーん、堂々巡りだ。
自分にとってライカとは写真を撮る道具である。そして気持ち良く扱いたい道具である。決して眺めるだけのコレクションにしようという気はさらさらない。だからこそ、ちゃんと使えるかどうかは重要なポイントだ。こういう考えた方の自分には、やはり現行のMPの方が合うのか。
それでも、ライカM3はいいカメラであることは間違いない。
また、新たな物欲の種が生まれてしまった・・・。
| 固定リンク | コメント (9) | トラックバック (0)
巷の噂では今年の秋のPhotokina 2006にでも発表されるかも知れないという「ライカ デジタルM」。
(今さら取り上げる話題でもないかも知れないが・・・。)
海外のデジカメ情報サイト『LetsGoDigital』によれば、このLeica Digital Mは10メガピクセル(1000万画素)以上のコダック製撮像素子でSDカードスロット。RAWおよびJPGフォーマットに対応し、2.5インチのディスプレイを備えるらしい。フィルム換算でレンズの画角は1.33倍。値段は5000ドル程度(約60万円)になるというコト。
R-D1sが現在22,3万円ということを考えると高い値段と思えるが、それでもライカ製ということを考慮に入れるとそれほどでもないかも・・・と思えてくる。(決して自分には手が届かない金額だが・・・。)
(話は変わるが、R-D1が場所によっては17万円代という程度の良いライカM6などと同様の価格になった。ただフォームアップ゚するという話だが、まだそのアナウンスはない。しばらくすれば、このR-D1も在庫がなくなるだろう。それを考えるとR-D1を今のうちに買っておくべきか・・・なんてコトもちょっと考えた。)
ライカのデジカメだけにファインダーとか外観などはそれなりの物を作ってくれるとは思うが、それ以外の部分、イメージセンサなどはどうなるのか。。そして、それをライカの技術で作ることが出来るのか?あるいは、それらを作るのは実質的にはデジタルカメラ分野においても提携を行っている松下になるのではないか?上記のサイトではコダックの名前もあがっているが。
いろんな疑問が沸く。そして、一番強く思うのは、期待して良い物なのだろうか?というコトだ。
しかし、いつも思うのだが、フィルムカメラはほとんど完成形まできている。例え、今日買ったとしても10年後、20年後、いや50年後も充分に使える。それは50年以上前に製造されたライカM3が、今なお問題なく使えている(当然メンテナンスは必要だが)ことが証明している。
だが、一方のデジカメは・・・。
高性能のデジタル一眼レフカメラでさえ、何十万と高額な金額をはたいても10年はもたないのではないのだろうかと思う。
コンパクトデジカメほどではないにしても2年、3年周期で新製品が投入されている現状。倍々ゲームのようにスペックが向上し、様々な付加価値が加わる。パソコンを見れば分かる。ウィンドウズ95の時代のパソコンを今も使っている人はほとんどいないだろう。今考えるとあんな僅かなスペックで30万円近くした。それを考えるとデジカメももしかしたら、10年後には10000万画素が当たり前になっているかも知れない。10GBの記録メディアが当たり前になっているかも知れない。そんな状況で、今現在最新のデジカメを持っていたとしても、10年後まで使える保証は全くないのである。今日、最新式の買っても明日にはそれ以上のスペックを持った新しいデジタル一眼レフが発売されるなんてことも充分に考えられる。5年後には過去の遺物となっている可能性も大きい。
確かに時代は、フィルムカメラからデジカメに向かっている。
あの富士フイルムでさえ、社名から「写真」の文字をはずすことになった。マミヤもカメラ事業から撤退。コニカミノルタも・・・。時代の流れの中、充分な開発費も時間もなく、新製品を次から次へと出さなくていけないメーカーにとって、体力がなければ、墓穴を掘る。
そんな厳しい状況でライカ社は、果たしてデジカメに手を出していいのだろうかと思う。ましてや、本業のフィルムカメラの方でも業績は思わしくないと言うのに。
それよりもライカ社には、あの名機の誉れ高い「M3」のファインダーを現代に甦らせて欲しいと思うのは我が儘なコトだろうか?
そして、もっと現実的な価格で、ツァイスイコンのデジカメが登場しないかなとも思っている。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
現在、自分が持っているのはライカM6である。そして、次に欲しいカメラはライカMP(現行)。
そこで、M6を持っているのにも関わらず、MPを購入する必要があるのか。今回はそれを考えてみることにする。。
多分、カメラ好きでない普通の人に聞くと10人中9人程度は、ライカのカメラをすでに持っているのだから、新しいカメラは必要ないと答えるだろう。そんな無駄なコトはやめた方がいいと。
一方、ライカ好きに聞くと答えはいろんな意見に割れる。
買えばいい。MPを買うならば、M3の方がいい。M6を売って、MPを買えばいい。今のM6のままでいい。
ライカMPは決して安い買い物ではない。むしろ高額な買い物になる。10万円くらいなら、「エイッ」と気合いを入れて買うこともできるが、新品の並行輸入品でも30万円前後、中古でも20万円強はする。並大抵の気力では買うコトはできない。それにボディをMPに変えたから、写真が上手くなるとも言えない。
例えば、M6が壊れたとか、次に欲しいのがM7やツァイス・イコン、R-D1s、一眼レフカメラだと今持っているカメラにはない機能があるので、買う理由がつけやすい。だが、自分の持っているM6は壊れたわけでもないし、M7やツァイス・イコン、R-D1s、一眼レフが欲しいわけでもない。
そして、そうなるとMPを買う理由がなくなる。
そこで、改めて冷静に考えてみることにする。
(1)2台持つ必要はあるのか?
・・・確かに一台をカラーポジ、もう一台をモノクロにしたり、違う焦点距離のレンズを付けて、被写体によって、使い分けるという使い方が出来る。しかし、実際問題、カバンに入れてお散歩カメラ的な使い方が多い自分にとって、2台のカメラを持ち歩くコトは滅多にないだろう。まあ、旅行とかに行くときは別だが・・・。
(2)M6を売って、新たにMPを買うべきか?
・・・自分にとって初めてのライカであるM6を手放すのは正直なところ忍びない。それなりに愛着が沸いている。それに今持っているM6は、中古で買ったので、適度に粗雑に扱えるコトは、がさつな自分には合っていると思う。
M6よりもコンディションのいいMPを買った時、果たしてそんな風にがさつに扱えるのかは疑問である。
(3)M6が使いづらいのか?
・・・今のところ、それは感じない。ライカをM3から始めていれば、あるいはファインダーが見づらいとか、シャッター音が気になるというコトもあったかも知れないが、自分はこのM6で始めたので、それを基準に考えているので、今は特に使いづらい感じはしない。確かに逆光気味の時にはファインダーは見づらい時もある。だが、現状では満足できる範囲である。
(4)M6とMPとの機能の違いは?
・・・ほとんど同じ。機能的には巻き上げノブくらい(これは機能が上がったと言うよりも下がったと言うべきか)。ファインダーで違うのを選べば、今持っているM6(0.72)と合わせ、被写体やレンズによって変えるコトもできる。(広角用(0.58)または望遠用(0.82))それ以外にも変更された点はあるのかも知れないが、実際に使ってみないと分からない。
(5)MPの良いところは?
・・・デザイン、質感、ファインダーの見えが向上しているコト。
とつらつら列挙してみたが、(5)の項目しか、買う理由がない。
ただ、このMPが欲しくなった理由のひとつにM4-2以降、M6、M6TTLにいたるまでのライカの評判は、ライカ通に言わせるとすこぶる悪い。「ロストジェネレーション」とさえ呼ばれている。その悪い評判がMPで元に戻ったと言われる。自分が使っているライカはその「ライカの失われた時代」の物だ。それなら、その本来の意味での「良いライカ」を使ってみたいという気持ちもあった。そして、本来のライカの良さを堪能したいと思ったのである。
しかし、どう言いつくろっても「物欲を刺激された」以外に自分自身を納得させる言葉がない。
他の人はどうやって、自分を納得させて2台目のライカを購入したのだろうか?
まだしばらくは、「MPを買おうか、どうしようか」「買う理由は?」などと不毛なやりとりが自分の頭の中で繰り広げられるのだろう。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
ライカM型のカメラに限らないが大抵のマニュアル式のフィルムカメラは、フィルムを入れ、絞り、シャッタースピード、ピントを合わせれば、写真が撮れる。
つまり、フィルムを装填した後は、残り3つの作業で写真を撮ることができるのである。
もちろん、いろいろフレームを考えたりもしないといけないが・・・。
一方のコンパクトタイプのデジカメの場合は、SDカードなどのメディアを入れ、バッテリーを充電し、撮る画像のサイズなどを決め、撮るモードを選び、シャッターを半押ししてピントを合わせ、ようやく写真が撮れる。これはあくまでもオートで撮った場合だから、マニュアルにするとさらに絞りやシャッタースピードなども合わせる作業をしなければならない。
特に「いい写真」をちゃんと撮ろうと思ったら、なおさら時間を要する。
と考えると実はフィルムカメラの方が、特にライカM型のカメラの方が、「写真を撮る行為」自体はデジカメよりも格段に素早いのではないかと、思った次第である。
それにデジカメの場合、暗かったりしたら、オートではピントが合わない。かと言ってマニュアルで合わせようと思っても、なかなかうまく行かない。
もちろん、デジカメの利点は多々あるし、とても便利だと思う。撮影の途中でISOを変更できたり、途中でカラーとモノクロを変更したり、撮った絵を確認できたり、フィルムよりも数多く撮ることが出来る。
いいコトだらけだが、実は「素早く撮ること」に関しては、断然フィルムカメラの方が優れているのではないか、と昨日M6とデジカメを併用して撮っていたら、改めてそう感じた。
そう、写真とは基本的に絞りとシャッタースピードで露出を決め、ピントを合わせるだけの単純な行為なのだ。だからこそ、奥が深いとも言えるのではないか。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
本日4月22日、銀座6丁目にオープンしたライカ初の直営店となった「ライカ銀座店」へ行ってきた。
(東京都中央区6-4-1 東海堂銀座ビル 11:00~19:00 月曜休)
写真を見てもらえば分かるが、華々しい開店祝の花輪などなく、ひっそりと店はたたずんでいた。看板代わりの「Leica」の赤丸がなければ、思わず見落とすところだった。
寂しい感じもしたが、あれで花輪が何個も飾られていたり、「開店」のタレ幕なんか仰々しくあった日には、逆にライカに幻滅したかも知れない。
店内は思ったよりも広くない。と言うか狭い。
1フロア、10坪はないだろう(と思う)。
アップルストアみたいな雰囲気かと思ったが、どちらかと言えばルイヴィトンやプラダなどのブランドショップの雰囲気が強い。店内の狭い空間に品の良い店員が何人もいて(自分が行った時には客よりも店員の方が多かった)、ちょっと物怖じしそうになった。
普通の中古カメラ屋と違って、あまり居心地がいいモノではない。
(ブランドショップに慣れている人なら大丈夫かも・・・)
道路側が全面の窓ガラスとなっており、店内から外の景色も、外から店内の雰囲気も見える造りになっている。
自分が行った時は、やはり客層は高かった。そのほとんどが40代、50代、60代だろう。そしてなぜか中国系(台湾?)の人たちも何人かいた。もちろん、西洋系の人も・・・。
1階は現行商品の展示及び販売、2階はサロンになっていて、落ち着いて座れるベンチなども用意されている。そこで写真展示とメンテナンス関連の受付。途中の階段部分に過去のM型ライカなどが展示されている。
1階のフロアには現行品が販売されている訳だが、当然ライカ正規の値段である。それでも何人かの人がさくさくと買っているのを見かけた。やはり金を持っている人は、いる所にはいるものだと改めて感心させられた。
展示・販売されている品は重々しく、ショーウインドーに飾られているが、店員に言えば気楽に出してもらえ、触ることが出来る。もちろん、接客も丁寧だ。
その中にM7、MPのアラカルトの例が何種類かあり、自分もそれを見せてもらった。うーん、やっぱりいい。自分だけのオリジナル。自分なりにアラカルトした物は愛着が沸くだろう。とは言っても納期(3か月くらい)と金額的に、まず手が出ない。
そして、今回のライカ銀座店の目玉が「M3J」。
現行のMPをベースに外観をM3っぽくしたタイプのカメラ。本体表面は黒色塗装で、日本国内のみの販売。200台限定で価格は60万以上。恰好いいことは間違いないが、何もそこまでしなくても・・・と思わざるを得ない(逆に限定品が好きなライカらしいとも言えるが)。明らかにコレクター向けの商品だろう。
中古カメラ屋みたいに数多くのカメラがあるわけではないので、買い物をしない客が、そんなに長居できる雰囲気ではない。
とは言え、ライカを正規品で買おうと思っている人にはお薦めの店だろう。正規の物をライカで買うという安心感がプラスされ、メンテナンスの心配もないのだから。その精神的な安心感に15万円は安いと思える人にとっては、非常に都合の良い店だと思う。
ライカが目指すようにここライカ銀座店をベースに「写真文化」の新たな発信基地となるのか、今後が楽しみである。
まあ、その前にライカジャパンのHPを作ってもらいたいものだが・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
昨年の8月にライカM6を手に入れたわけだが、なぜ数あるライカの中からM6を選んだのか。
それ以前まで使っていたフォクトレンダーのBessa-Tだったが、何よりもファインダーが外付けというのが、使っていて不便に感じるようになった。レンズを交換するたびにファインダーも交換しなければならない煩わしさ。それにあの外付けのファインダーが中々取れなく、時にはファインダーのレンズ部分を握って思いっきり力を入れなければ、取れない時もあり、そうするとファインダーのレンズ部分に自分の指紋がベッタリ付くというコトもあった。
そういう訳でファインダーが見やすいというライカ購入を考えた訳だった。(もちろん、それ以外にもいろいろと理由はあるのだが・・・)
予算的には15万円というのが、当初から考えていたことだった。
そして、実用できるコト。
なので、外観に若干スレなどがあっても構わないと思っていた。
予算15万円というと予算的に現行のM7やMPは除外となる。新品は当然のことながら、中古品でもその値段まで下がっている物はなかった。
次にM5はそのボディの形からあまり好きにはなれなかった。
M3はファインダーが35mmに対応していないから、これも除外する。それに値段も幅広く、様々なコンディションの物が売られている。ライカ初心者にとって、ボディを購入する時、どの辺を見ればいいのか、よく分からない。知識が乏しいだけに間違ってあまり使えないコンディションの物を買う場合も充分あり得る。そういう意味でもこのM3を除外。同じような意味でM2、M1も除外することになる。
となると残りはM4かM6、M6TTLになる。(細かく言えばM4-Pとかもあるが・・・)
その中で、なぜかM6TTLは好きになれなかった。ライカにはフラッシュは不要だというつもりはないが、シャッターダイヤルが通常とは反対の回転やら、M6TTLに関するネガティブな記事を読んだせいかも知れない。というコトでM6TTLも候補から除外する。
最後に残ったM4とM6。
自分的にはブラックのボディがいいかなと思っていた。それにせっかくライカを買うのだから「Leica」と思いっきり主張しているカメラであってもいいと思った。(今ではちょっと下品かなとは思うが・・・)その時は見た目を比べた感じ、M6の方のが気に入っていた。
そして、何よりもカメラと言って所詮は機械。新しい方のが、コンディションもいいだろうということでM6に決めた。そのため、M6のクラッシック(Leitz)ではなく、「Leica」の方を。そして、できるだけ製造番号の後半の方を選んだという次第だ。
つまり、これが一番実用に向いている機種だと自分的に判断したのだ。
(そんなに大げさに言うほどの深い理由はなかったのだが・・・)
ライカ好きの人に言わせるとこのM6はすこぶる評判が悪い。
ファインダーの見えの問題やシャッター音など、なんやかんや言われている。田中長徳氏も酷評している。改良ではなく「改悪だ」と言う人さえいる。
が、長い期間製造された機種が持つ安定感、信頼感を信じた。そして、今時点でもこのM6を購入したコトに後悔はない。
それは、ちゃんと実用に耐えているからだ。
自分はライカはこのM6しか持っていないので、ライカの中でこの機種が一番だ、なんてコトは言えないし、言うつもりもない。
逆にこのM6はダメだとも言えない。今のところ、それほど不便を感じていないから。
だが、いろんな本を読めば読むほど、他の機種とこのM6とがどう違うというコトが確かめたくなるのも事実だ。みんなが絶賛するM3も一度は使ってみたいと思う。完璧なコンディションのM3のシャッター音は凄い静からしい。ファインダーの見えも凄くいいらしい。でも、まだ自分にはその最高のコンディションを見つける眼力もネットワークも金もない。そして、何よりもそれを使いこなせる腕がない。
なので、当面の目標は現行品のMPかなと思っている。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
Leica M6/ウルトロン35mm
Leica M6/エルマー50mm
銀座に世界初となるライカ直営店ができるそうだ。
オープンは来週土曜日の4月22日。
1階に売場、2階にサロンを設け、製品のフルラインナップの紹介、修理やメンテナンスの相談を受け付ける、そうだ。
同じく銀座にあるアップルストアみたいな雰囲気になるのだろうか。
それにしても世界初のライカ直営店が本家ドイツでもなく、アメリカでもなく、日本とは。
それだけ、日本人は世界の中でもライカ好きという証しなのだろう。とは言いつつも自分もそうなのだが。
来週か、再来週にでも足を運んでみたいと思う。
最近はカメラ雑誌関係は完全にデジタルカメラで埋め尽くされていたので、これを機に若干ライカ関係の記事が増えるのだろうか。(3年くらい前までは あんなにライカ関連の本・雑誌があったのに・・・)。そう言えば、ライカ通信という雑誌もいつの間にかにフェードアウトしてしまった。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
もう3か月以上前の話になるが、今年の1月、東京に雪が降った日、ライカM6を持ち出して写真を撮りに行った。
シンシンと降る雪。
街は瞬く間に銀世界に変わった。
いつもなら賑わう通りも人気が失せ、雪の積もる音、木々から雪が落ちる音だけが響く。
そんな中、寒さで凍えそうになりながらもシャッターを切る。
雪を見てはしゃぐ子供のような気分でカメラを構えた。
多分、気温は0℃を下回っていたと思う。
そういう過酷な状況下でも自分のライカM6は普段と変わらずに動作した。
ファインダーも曇ることなく、クリアな視界を維持し、露出メーターも正常に作動した。
おそらくこれがデジカメなら極度の低温ということでバッテリーが切れたり、曇ったりという現象が起きたかも知れないが、ライカM6ではそんなコトはなかった。
雪に濡れたりもした。寒さに身を晒させたりもした。
しかし、そんな悪天候を物ともせずにそのタフさを証明したのである。
ただ、困ったことはレンズについた雪がファインダーからは分からず、そのままシャッターを切ったコトがあった。こういう時、いちいちレンズに雪が降りかかっていないかを確認しなければならない。やはり、この辺りはレンジファインダー機の欠点かと感じたのも事実だ。
この雪の日の撮影、最終的にライカM6は悪天候を物ともせずに最後まで頑強さを示し続けたが、逆に自分の方が悪天候に負けて風邪を引くという笑えない結果に終わったのであった。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ここひと月ばかりは、先月手に入れたズマロン35mm F3.5のレンズをM6に標準装備して、いろんな写真を撮っているが、そこでふと気が付いたコトがある。
常にという訳ではないのだが、時々妙な感じのボケ味が生まれるコトがある。
上のサクラの写真の手前側(写真の左側)、下の階段の写真の右側にその症状が現れている。(※拡大した部分)
(階段の写真では、左側にも現れているが、右側の方が強く現れている)
なんか、妙にヌルッとした感じと言えばいいのか、ツルッと滑っている感じとでも言うのか、(滲んでいるという感じではないのだが)そんな感じのボケが生まれているのである。
明らかに不自然な感じのボケであるコトは間違いない。
ただ、全ての写真でそういうボケが生まれるのではなく、ごくごくたまに出現(?)するのである。
もちろん、それ以外の他の写真のボケはごく普通であり、自然な感じのボケだ。この「ヌルッと」の出現率は1割にも満たない。
よくよく観察するとこのヌルッとしたボケは、被写界深度より若干外れた箇所(つまりちょっとピントが外れた箇所)に生まれるように思う。だが、それもいつもという訳ではない。光の方向や加減とか、被写体との距離やF値が関係しているのか・・・。
それにモノクロで撮った時には起こらない。カラー(ポジ)で撮った時だけ、出現するのである。
この「ヌルッと」が写真によっては「味」となる。なるが、全てのシチュエーションで「味」となるかは微妙だと思う。
例えば、上のサクラの写真では「そのボケが味である」と言えなくもないが、下の階段の写真では「味である」とは決して言えないだろう。
このヌルッとしたボケを意図的に演出できれば、今後の写真ライフも充実するのだろと思うが、そうは上手く行かないのが辛いところ。
それにしてもこのボケ味はズマロン全般が持つ特有のものなのか(とは言ってもそんな写真は見たことはないが・・・)、それとも自分が持っているズマロン箇体だけのものなのか・・・。判断に苦しむ。
やはり、ライカはM型ボディにしてもレンズにしてもまだまだ分からないコトだらけだ。(写真を撮るというコト全般にも言えるのだが・・・)
もっと経験を積んでいろんな勉強をしなければ、と改めて思った次第である。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
厳密に言えば、失敗と言うよりもM6の操作に慣れていないと言った方がいいかも知れないが、撮影中に感じたことを。
この時期になると梅とか桜を撮る機会が増えるが、自分の持っているM6ではファインダー内で二重像を合わせるのが辛い。どの枝とどの枝の画像がずれ ているのか、二重画像がちゃんと合わさっているのか、他の枝と重なってしまい、判断に苦しむ。これがレンジファインダー機全般に言えることなのか、それと も機種によっては、そういう画像も見やすいのか、判断は出来ない。
また、ライカM6は露出計内蔵カメラである。
ファインダー内の下の方に▲と●の赤いマークが出て、カメラが適正だと思う露出を表示する。
その機能はありがたいし、それがあるからこそ敢えてM6を購入したつもりだった(もちろん他にも購入に踏み切った要因はあるが・・・)。
しかし、撮影中、結構その露出計に気を取られてしまう傾向がある。露出計が赤く意外に目立つコトもあり、フレームを構える際にもその露出マークが、嫌が上でも目に飛び込んでくる。注意を引くのだ。
まるで「若干、露出がオーバーだよ」「露出がアンダーだよ」と語りかけてくるかのようだ。
それに気を取られすぎて、露出をやり直し、シャッターチャンスを逃すということも多々ある。なんか、露出計が見えるだけに慎重になってしまうのだ。
そんなこんなんで、最近になって、構図を考える際にその露出計が結構邪魔な存在であることに気が付いた。つまり、露出計に注意がいく分、スピーディな撮影の邪魔になるのだ。建物や静物を撮る分には構わない。だが、動きのあるモノを撮る時には、それに気を取られすぎている時にシャッターチャンスを逃す。
また、露出計は電池で動くのだが、その電池容量が少なくなっている時などは、露出計の動作は不安定になっている。その症状が出た時、最初はそれに気付かず、ちょっとアングルを変えただけで、露出計がファインダー内で動き、「え、どうなってんだ?」と困惑し、シャッターが中々押せなかったコトもあった。
(思い切って、電池を外すという方法もあるが・・・)
つまり、自分の中でまだ感覚だけで露出を見極める力がないから、そうなるのである。そして、常にライカM6内で露出を測っていて、それを頼りにしているからその見極める力が中々つかないのである。
もともとライカは速射にも向いていると思う。
全てを自分の手で合わせるのだから、ある程度の慣れと感覚で、そのスピードをまかなえ、時には全てを機械任せにするよりも速くシャッターを切れるはずだ。
だが、自分は露出を、ピントをとひとつひとつ丁寧に合わせる傾向があり(それが悪いとは言わないが・・・)、その速射できる利点を生かし切れていない。
「写真とはその一瞬を切り取るモノである。」
でも、まだ自分は本当の意味での「その一瞬」をちゃんと切り取れていないのではないかと思うのである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ライカは失敗も楽しめるカメラである、と数々の書籍にも書いてるし、自分もこのブログで何度も書いてきた。では、実際にどのような失敗があったか。
まずは、露出のミスである。
露出アンダー、オーバーなどは何度も経験した。逆光時や日陰と日向の光の差が激しい場所など・・・。当初はそれほど保険をかけずにそのシーンに対し1枚切りしか撮っていなかったり・・・。露出に関しては、今でも失敗を繰り返している。
その他、ピントが若干甘かったりしたこともある。被写界深度をある程度、想像しながら撮影するが、それが狙い通りにならなかったことも多々ある。(逆に想像以上に良かったことも・・・)
と、ここまではレンジファインダー機を使っている者であれば、誰でも多かれ少なかれ経験したことがあると思う。
もちろん、自分はこれ以外にも失敗はある。それも初歩的な失敗が。
一番大きな失敗は、フィルム装填時に裏蓋がしっかりと閉まっていなかったコト。よくみると底蓋と裏蓋がしっかりと噛んでいなかった。
その時は撮影の途中で気が付いたが、もちろんそのフィルムの大半は感光していた。それ以来、裏蓋・底蓋はしっかりと閉まっているか、確認している。
この失敗なんかは、使い始めたばかりの頃の失敗ではなく、ある程度使用した頃に起こった失敗だったのである。慣れてきて、ある程度フィルムの装填が手際よく出来るようなった頃の気の緩みがこの失敗に繋がったのだろう(と思う)。
また、裏蓋のISOセットダイヤルをちゃんと合わせずに写真を撮ったこともある。
普段、カラーはISOー100のポジを、モノクロはISO-400のネガを使っている。そして、気分に合わせてフィルムを変えたりしている。だから、撮影途中で気が変わって、カラーからモノクロへ、モノクロからカラーへなんてコトもよくやる。その時にうっかりしてISOセットダイヤルを変えずに撮影を続けてしまったのだ。
これはM6を使い出して、比較的初期の段階で起こった失敗だ。まだ身体の中にライカを使うリズムというか、そういうものが出来ていなかったのだろう。
底蓋ロックレバーを回す→裏蓋を開く→フィルムを入れる→裏蓋・底蓋を締める→シャッターを切り、フィルムがちゃんと送られているコトを確認する→ISOを確認する→露出を決める→ピントを合わせる→撮影→・・・ というリズムが。
今となっては笑い話で済むが、それが一生に一度きりの大事な撮影だったら・・・。
露出の若干の失敗は、仕上げでカバー出来る時もある。だが、こういう基本的なミスは取り返しがつかない。
とにもかくにも、いくらライカが失敗も楽しめるカメラであっても、こういう初歩的な失敗は避けたいものである。
そして、一番大きな失敗は、ファインダーにゴミが入ったコト。
未だ持ってこれが原因だと100%特定できるモノはないが、おそらくこうではないかという原因は突き止めた。
あるカメラ屋のホームページにこんなコトが書かれてあった。
< カメラ内部(マウントの中)をブロアーなどで掃除しますと、逆に、フイルムの粉ゴミ等、を巻き上げてしまい、ファインダー内部が逆にゴミだらけになってしまう事が有りますので、ご注意下さい。(ファインダー部は、密閉されてません) >
この記述のコトを自分は行ってしまった。
そして、それがファインダーにゴミが入った原因と考えられる。
この失敗だけは、かなり痛い。泣くに泣けない。
だが、失敗して初めてそのミスの存在に気付き、心に書き留める。
おそらく、このホームページの記述は随分と前からあったのだろう。もしかしたら、以前読んでいたかも知れない。でも、他人事だと思って読み飛ばした。そして、自分の身に降りかかった。そこで初めて気が付いたのだ。
おそらく、まだまだ失敗を繰り返し、こういう勉強をしていくのだろう。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ライカM6を購入し、使い始めておよそ8か月。ここまでフィルムを約30~40本くらい使っただろうか。
今回はそのM6を使ってみた、ここまでの感想を。
一番気に入っているのは、やはりライカを持っているという満足感。
それは飽きることがなく、ここまで続いている。
そして、カメラ本体の重さとバランス。重すぎず、軽すぎず。この感じはいい。カメラを構えた時にしっくりする。重さがある分、それなりに大事に扱う気持ちが芽生える。かと言って丁寧に扱わなければ壊れるという訳でもない。
(前に使っていたBessa-Tはちょっと軽くて、カメラ自体を乱雑に扱う傾向があったし、ちょっとぶつけると壊れるかも知れないという脆さもあった。)
やはり頑丈なボディは使っていく上で安心感を与える。
また、ここ1か月ばかりレンズはズマロン35mm・Lマウントを装着しているが、大きさ的にもバックに入れていてもそれほど邪魔にはならないし、気にもならない。
中古で購入したわけだが、ここまでシャッタースピードや露出計も正常に機能している。その安心感もカメラを使う上で大事なことだ。
自分はブラックボディを持っていて、全面に赤丸でこれ見よがしに「Leica」と書かれたロゴがある。
最初はこれも気に入っていた。
ライカユーザーとなったからには、それをアピールしたい気持ちもあった。これはロレックスを買った時、(そうでもない人がいるかも知れないが…)周囲の人からロレックスをはめているコトを気付いて欲しいという気持ちに似ている。
しかし、今現在、あの赤丸がちょっと下品かなとも思えてきた。M6ユーザーの中には、あの赤丸を黒くしている人もいるようだが、購入当初はその気持ちがあまり理解できなかった。が、今では良く分かる気がする。
シャッター音はBessa-Tは非常に軽く大きめの音がした。それと比べると重めの音がするが、意外とその音は大きいなと思った。「ライカのシャッター音は静か」というイメージがあったが、自分の持っているライカM6に限って言えば、それは当てはまらない。M6は他に比べて比較的大きい音がすると言われているが、それを考慮しても、そのイメージは今のところ持てないでいる。
(もちろん、個体差もあるし、他のMボディを使ったことがないので、その辺は何とも言えないのだが・・・。)
続いて、ファインダー。
明るく見やすいことに違いはない。前に持っていたコンタックスG1と比較すると雲泥の差だ。またBessa-Tよりもいい。ただ、絶賛される程良いかと言われれば、そうでもないと感じる。(まあ、自分の場合はBessa-Tの時に外付けファインダーを使っていたせいもあるが・・・。あれよりは格段落ちる。当たり前の話だが・・・。)
ピント合わせも苦にはならない。
ただ、文句を言わせてもらえば、ファインダー枠がいろいろ出て、そのフレームサイズがどれなのか迷うコトがある。余分なファインダー枠は、結構うざいかったりするし、他人に撮ってもらう時に(もちろん、ピント・露出とかは自分で合わせるが)説明しずらい点もある。
この点においては不満を感じる。
また、ほんの小さな物で、撮影にはそれほど影響はないが、ファインダーの中にゴミが入ってしまったのは、非常に残念だ。
また、フィルム装填に慣れるのには時間が掛かる。今でも時々、一回でうまくいかなかったりする。そして、フィルムの巻き戻し。36枚撮りを目一杯使った時に巻き戻す際、最後の方は、かなり重くなり手が痛くなったりする。だから、なるべく24枚撮りにするか、36枚撮りの時でも30枚ちょっとで撮影を止めるようにしている。
と、ここまで満足点・不満点をいろいろと書き連ねてきたが、結論から言えば、総合的にはこのLeica M6に十二分に満足している。手に入れたことに後悔はしてない。逆にもっと早くに手に入れたかった、とさえ思える。
ただ、他のM型ライカを使ってみたいというのも正直な本音だ。
そこで次はMPがいいのかな、なんてコトを思ったりする。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
普段生活している時は、メガネをかけている。当然、写真を撮る時も。そういう時、結構メガネが邪魔になったりする。
また、当たり前だが、日差しの強い時にもサングラスをかけることが出来ない。
そう言った意味でも目がいい人が非常に羨ましい。
何度かコンタクトレンズをしたことがあるが、どうやら自分には合わないようだ。コンタクトレンズをはめるのにも結構時間がかかったりする。ひどい時には15分、いや30分近くあーだ、こーだしている。使い捨てレンズでも目に入れるだけで、失敗したりして3枚使ったりすることもある。なおかつ、コンタクトレンズだと目がしょぼしょぼする。そんなことでコンタクトレンズは自分には合わないと思っている。
でも、初めてコンタクトレンズをした時は非常に感動した。
視野が凄い広いのだ。
目の前がすっきりとする。
世界が拡がった感じがした。
その感動もコンタクトをする煩わしさから、次第に遠ざかった。
カメラのファインダーを覗く場合、メガネだと結構邪魔くさい。広角型のレンズだと視野の全てをいっぺんに見ることが出来ない場合もある。
ライカのM6TTL、M7、MPはファインダー視野が0.58、0.72、0.85があるわけだが、メガネをはめている人には断然0.58のファインダーがいい。
今持っているM6は0.72倍のファインダーなので、35mmまではギリギリ見れるという感じだ。一応、28mmレンズも装着できるが、画角を一瞬で全部とらえるコトは、実際にはメガネをかけている身としては厳しいだろう。目ん玉を動かさなければ、視野全部が見えない。
今のところはあまり不自由を感じないが、今度28mmが欲しくなり、それを使い出したら、不自由を感じるかも知れない。
とは言っても次に欲しいのはなぜだか、MP0.85だったりするのである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
今日、こんな強風の中、ライカ+ズマロンを持って街に出た。自分でも物好きだと思う。
フィルム1本分撮影する。
ズマロンの2回目の試し撮りだ。前回はカラーで行ったので、今回はモノクロフィルムを使った。いろんな光の条件の下、シャッターを切る。ただこのレンズは逆行は弱いということなので、それを避けて撮影。露出もいろいろ考えて撮る。
今日は風が強いこともあって、途中のレンズ交換は行わない。ズマロン一本のみでの撮影だ。
と、そこであることに気が付いた。
ファインダーの中にゴミが・・・。
初めは、ファインダーの外側に付いているのかと思ったが、どうやらそうでは、なさそう。いくらセーム革で拭いてもゴミは消えない。
すごいショックだった。
なんだか一気にテンションが下がってしまった。
いつから入っていたのだろうか?
どこから入ったのだろうか?
まあ、二重画像の隅っこあたりで、気にしなければ、どうってことないが・・・。
(とは言っても気が付いてしまったからには、やはり気になる)
撮影にもほとんど影響ないし。
うーん、でもショックは拭いきれない。
帰りにカメラ屋に行って、ライカを見てきた。そこの店員によるともうLeicaでは0.85、0.58のファインダーはアラカルト注文でしか、作らないと言うことだった。
(MPはそのファインダータイプを製造しないのは知っていたが、M7までそうなるとは・・・。)
つまり、新品のライカで0.85及び0.58のファインダーのライカM7もしくはMP(ほとんどないが・・・)が欲しければ、早急に買わないといけない。
いつかMPの0.85ブラックボディが出たら買おうと思った自分としては、見果てぬ夢となったわけだ。(実際に出たとしても買うか買わないかは、別の話・・・)
ファインダーのゴミの件があったので、自分の中の悪魔が囁く。
「新しいの買えば」と。
イカン、イカン。
慌てて否定する。
今はそんなお金がない。
新しいボディを買うお金があれば、それをレンズに回したい。その方が先決だ。
まだしばらくは、今持っているM6を使い続ける・・・はず。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
M6/ズマロン35 F3.5
先日購入したズマロンで撮ったポジフィルムの現像があがってきた。
とりあえずの試写ということでカラーポジで撮り、モノクロではまだ撮っていない。そのカラーポジが仕上がった。
まだ使い始めたばかりのレンズなので、そのクセも把握していない。
どんな写りになっているか?と、出来上がったポジを見た。
最初に感じたのは、「こんなものかな」と思った。
確かに柔らかい感じはする。が、ややもすると眠たい感じの出来上がりになっているように思えた。
15メートルとか無限遠とか、遠景で合わせたピントの写真では、その傾向がより一層感じられた。
期待していただけにちょっと残念な感じ。
一緒に比較したウルトラロンの方が良かったりする。(このウルトラロンも決して悪くないレンズだと思う)
被写体が悪かったのか。それともこのレンズはカラー写真には向いていないのか(雑誌とかにはモノクロの表現力がいいと書いてあったりする)。あるいは、光の加減が良くなかったのか・・・。
出来上がったポジを見つつ、そう思った。
そのうえ、開放で撮った写真は・・・。やはり、開放ではあまり使わない方がいいかも知れない。
と、そんな時、その中の一枚に目が留まった。
-いい感じで撮れている。
食い入るようにその写真を見る。全体的な雰囲気、色味などが非常に柔らかい感じに包まれている。暖色系のノリがいい。今まで撮った写真にはない味わいを感じたのだった。
この一枚を見た瞬間、今までのモヤモヤした感じが吹っ飛んだ。
「やっぱりズマロンはいいな」と。
とりあえず、今後は光の加減(順光、逆行、斜光、日向、日陰など)を考え、被写体とのいい感じの距離を保てば、このレンズはいい味を出せそうな気がする。今度は、そこら辺を確認しつつ、このレンズで撮影してみたい。また、モノクロフィルムではどういう味を出すか?非常に楽しみになってきた。
30枚撮ったうちの気に入った写真はごく僅かだったが、それでも気に入った出来上がりの写真があったことは、充分に満足できる。
気に入らなかった写真も撮り方で、あるいは違った感じになりそうな予感。次回はじっくり時間をかけて撮りたい。
やはり、写真は自分でいろいろと考えて、失敗を繰り返し、試行錯誤しながら、撮ることが楽しいのである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
表題の通り、やっと念願のズマロン35/3.5を手に入れることができた。
通の間では開放値をとってサンハンと呼ばれることもあるレンズだ。
かれこれ3か月以上かけて、先日オークションでようやく落札できた。予定額の35000円以内で購入できたので、自分的には満足だ。
手に入れたズマロンは製造番号「765***」と記されているので、1950年(昭和25年)に製造されたものだ。つまり、今からなんと56年前のレンズと言うことになる。驚くことに自分よりもかなり長生きのレンズなのだ。このズマロンは自分の持ち物の中で明らかに一番古くに作られた物となった。
とりあえず、今回はライカの古いレンズを使いたかったので、そういった意味でも満足できる買い物となった。
このズマロンはLマウントであり、距離がフィートで表示されている。
レンズ構成・・・4群6枚、画角・・・64度、
最短撮影距離・・・1メートル、最小絞り・・・F22
すごく小さく、持ち歩きには便利なサイズだ。
特に自分はライカを無造作にカバンの中に入れて持ち歩くことが多いが、レンズが小さいのは非常に助かる。これは沈胴式のエルマー50mmよりも小さくて、カバンにいれておいても邪魔にならない。
古いレンズだけに曇りがあると言われているが、何も知らなければ分からないほど、ごくごく微妙な感じの曇りが見られる。(これはある意味しょうがない事だと思う)
拭きキズなどは見当たらない。外観も50年以上前の物とは思えないほどキレイだ。もともと外観にキズやアタリがあっても平気なのだが。
ヘリコイド(ピントリング)の動きは滑らかだが、絞りリングは若干硬めに感じる。特にライカに装着してみると、ピントリングを∞(無限遠)ストッパーにかけておかないと絞りリングが回らない。これは撮影時、結構不便だったりする。つまり、露出を完全に決めてからでないとピントを合わせられない。また、途中で露出を変えたい場合も一度ピントリングを∞(無限遠)ストッパーにロックしてから、露出を合わせ、再度ピントを合わせなければならないのだ。これが慣れるまでは結構不便に感じる。
この絞りリングの堅さがこの時代のズマロンの特性なのか、たまたまこの購入したレンズ固有の症状かは分からない。不満があるとすればそのくらいか。
写真工業出版社の「世界のライカレンズ」にこのレンズが紹介されている。
「ウェットでグラデーション豊かな描写が得られ、しかも絞り込んだとしてもハイライトからシャドウまで極端に変化することもなく、階調豊かで美しい描写が得られる」
人によってはこのレンズこそがライカの中でズミクロンやズミルックスよりも上と評価する人もいるくらいのレンズだ。どんな写りになるか、非常に楽しみである。
とりあえず、M6にカラーリバーサルのフィルムを装填し、試し撮りを行った。比較するために同時にウルトラロン35mmも持って行くことにする。多分、今後はモノクロで楽しむことになるだろうが、一応、色の具合も確かめてみたい。
ファインダーを覗いて、ピントを合わせるが距離計も大丈夫そうだ。無限遠と近距離で確認。あとは被写体を覗いては、ピントを合わせる。特に問題もないようだ。ただ、先ほども書いたが、露出を合わせるためにいちいちピントを無限遠ストッパーに引っかけなければならないのは、かなり煩わしい作業になる。同じ構図で、露出を何パターンか撮りたい時には、面倒くさい作業だ。いろいろと試行錯誤したが、やはりピントリングを無限遠ストッパーに引っかけないと上手く絞りリングは回らない。それ以外は使用した感じがいいだけに残念である。
そこでふと思いついた。
このレンズは絞り優先で露出を決めるのが正しいのかも。
自分は今までシャッタースピード優先で露出を決めていたので、慣れるのは難しそうだ。
あらかじめF8とか適当な絞りにしておき、それでシャッタースピードを合わせ、ピントを合わせる。それが今の段階では一番楽な方法に思える。とりあえず、そうすることで一々無限遠に戻さなくても良くなる。ただし、シャッタースピードがあまりにも遅くならないように気をつけねばならない。
取りあえず、フィルム一本分消化。現像に出す。
本当ならば、モノクロも試写してみたかったが、露出でいろいろ試行錯誤したり、撮り比べるために一枚ごとにレンズを変えたりと。それにやはり試写といえども構図はしっかりしたいものだ。そう言うこともあってフィルム一本分で撮ったところで疲れてしまった。で、モノクロの試写は次回に。
さてさて、どんな仕上がりになっているのか?非常に楽しみである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
この「M型ライカの買い方・使い方」(内田ユキオ著)という本は、ライカ初心者には実にためになる本だ。
もしも、これからライカの購入を考えている人がいて、どの本を薦めるかと言われたら、自分は間違いなくこの本を薦める。
(※ただし、2000年出版の本だが、アマゾンでも新品は取り扱っておらず、中古しかないので、アマゾンの中古もしくはオークションで探すしかない)
実はこの本と出会ったのは、つい最近のこと。つまり、自分がライカを購入する時には、まだこの本のことを知らなかった。この本を読んでから、思わず最初に出会いたかった本だったと感じた。書いてあることは基本中の基本だが、初心者の視点に立っていて、分かり易く写真入りで書いてある。また、露出の注意すべきポイントは当たり前の事だが、それが分かり易く記述されているのがうれしい。なおかつライカを欲しくなるという物欲を刺激する箇所も随所に散りばめられているのだ。
極端な話、この一冊あれば、ライカの基本的な使い方は完全にマスターできると言えるかも知れない。
(※ただし、ライカM7発表以前の本なので、それ以降の機種については、当然ながらかかれていない)
やはり、初めてライカを手にした時は、使い方に戸惑いを覚え、右往左往してしまった。露出とかピントとかは問題なかったが、あの独特のフィルム装填には、どうしたものかと困惑した。中古で買ったために取扱説明書なんてものはついていない。あわててネットでチェックして、何とか無事に装填することができた。(とは言ってもそれ程難しいものではない。すぐに慣れるのだが)
また、この本には購入後どういった点をチェックすればよいのか、書かれているのもありがたいと思う。自分は距離計はちゃんと確認したが、シャッタースピードのチェックまでは気が回らなかった。ほとんど異常がなかったから良かったものの、もしも異常があった場合、見過ごしていたかも知れない。そういった思わず忘れてしまう購入後のチェックポイントをこの本では指摘してくれているので、充分に参考になる。
ライカはともかく、これからレンジファインダー機を始めたいという人もいるだろう。
ライカ以外にもコシナからフォクトレンダー各種があるし、最近ではツァイツイコンも発売された。コニカのヘキサーという機種もあり、選択肢はたくさんある。
(デジカメのRD-1もレンジファインダー機の一種になる。)
でも、自分の経験から言わせてもらえば、もしもレンジファインダー機を始めたいのならば、最初からライカを購入することをお薦めする。
自分もそうだったが、どんなカメラを使っていても最終的にはライカに行きたくなるのである。ライカならもっと上手く撮れるかも・・・、という幻想を抱くこともあるだろう。(もちろん、幻想に過ぎないが)そうして、ほとんどの人はライカへと向かう。とすれば、それまでの別の機種を使った時間とそれを買ったお金が無駄になりかねない。もしも、レンジファインダー機そのものが自分に合わなければ、売ればいいだけの話だ。(やはりライカの方がそれなりの値段で売れると思う)
レンズも中途半端な物ではなく、しっかりとした物を購入すべきだと思う。分からなければ、現行品のズミクロン35mm、50mmとかエルマー50mmあたりはどうか。そこから、泥沼のレンズ地獄に嵌ればいいのではないか。
そこから、自分なりにアレンジして、古いレンズを試すのもいいだろうし、別のメーカーのものに手を出しても良いと思う。
そう言った意味で自分は少し遠回りして、ライカに辿り着いた。
寄り道さえしなければ、今頃ズミクロン35mmあたりのレンズを所有してたかも知れない。
まあ、フォクトレンダーのBessa-TやコンタックスのG-1もそれなりに楽しめて、なおかつ高価なものではなかったので、ぞんざいに扱えたのも自分にはあっていたかも。
とにもかくにも、ライカに限らず、購入前のひと時が一番楽しかったりするものだ。
Leica/エルマー50mm
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
先日、知人のお宮参りに参加する機会があった。昨年末に生まれたのだが、ご主人の仕事の都合とまだ寒いという理由から、お宮参りは3月上旬に行われることとなった。
その赤ちゃんの父親とも母親とも親しくさせてもらっている関係で、自分は親族ではないが参加させてもらうこととなったわけだ。
こういうイベントにはいつものようにライカM6にカラーリバーサルのフィルムを詰め、35mmと50mmのレンズを持ち、予備にデジカメを携え、お宮参りに参列した。
都合20名程のお宮参りは粛々と厳かに執り行われた。初めて参加したわけだが、「お宮参り」とは、こどもが生まれて初めて産土神〔うぶすながみ〕に参詣し、その土地の一員になったことを認めてもらい、こどもの健康と長寿を祈る行事で、地方によっては初宮参りとも呼ばれているらしい。
およそ30分にも満たない時間で、あっという間に式は終わった。
そして、赤ちゃんを囲んでの記念撮影会に当然の如くなったのである。各々がデジカメでパチパチと写真を撮る。自分も取りあえずは、デジカメを取り出し、写真を撮っていた。だが、久しぶりに使う古いデジカメ(とは言っても2年前に購入)は、寒さのせいもあったが、10枚も撮らないうちにバッテリーが死亡。予備のバッテリーもなぜか反応せず。しょうがないから、おもむろにライカを取り出した。そこで思わぬ言葉が飛んできた。
「それで撮った写真、あとで大きくしてね」
と赤ちゃんのお母さんが自分に言ったのだ。
よくよく聞くとそこの神社は小さく、お宮参りそのものは行うが、その後の記念撮影などは用意できない所だったらしい。そこで両親(もちろん赤ちゃんの)は、前々からカメラ好きでライカという高くて良い(らしい)カメラを持っている自分に記念撮影をお願いしようと考えていたらしい。彼らにとってライカも一眼レフも同じにしか見えないのだろう。ライカがこういう場面の記念撮影にはあまり向いていないことも知らない。(そうと知っていれば、三脚くらい用意したのに・・・)
残念ながら、彼らに、そして彼らの親族にあの状況で「それはできない」とは言えなかった。
前にも書いたが、やはりライカは失敗が許されない状況で使うものではない。今なら、デジカメがあり、写真を確認しながら撮れるので、そういう状況こそ、デジカメが一番力を発揮できる時だ。
一方のライカは、失敗も合わせて楽しむカメラだ。
だが、そんなことはカメラに詳しくない、あるいはライカに詳しくない人間には理解できない話だろう。ライカ=良いカメラ=良い写真が撮れる、と思っているのが普通かも知れない。
その赤ちゃんとご両親にとっては一生に一度の記念撮影。
まさに失敗が許されない状況である。
久々に緊張しながら、ライカを構える。
リバーサルフィルムだから、露出も慎重に何パターンに分けて、ピントもいつも以上にシビアに合わせる。
赤ちゃんを抱えているだけだから、そうそう構図も何パターンもあるわけではない。それでも1ポーズに3枚程度、都合フィルム1本分は撮った。本来ならば、もっと保険をかけていろいろといっぱい撮りたかったのだが、空はどんより曇っており、雨がポツリポツリと降り出してきたので、あまり赤ちゃんに無理させては悪いと思って、諦めた。
「ちゃんと撮れていてくれ」
久々にそう願った瞬間だった。
2日後、リバーサルの出来上がりを見て、ホッとした。
取りあえずは、ちゃんと撮れていたようだ。ピントも合っているし、露出が若干低めだが、許容範囲だろう。そのまま、写真屋にプリントをお願いする。その上がりを見てからではないとまだ安心は出来ないのだが、多分大丈夫だろう(と思う)。
でも今後、こういう場面があるかもしれないので、ちゃんと使えるデジカメを一台買おうかなと、いつもの物欲が生じたのも事実である。
それにしても楽しむためのカメラで緊張するとは自分はまだまだ修行が足りないなと思った今日この頃である。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
前回、ライカ(レンジファインダー機)はマクロ撮影や望遠には向かないと書いた。では、ライカは何が得意かと言うと広角系ではないかと思っている。
通常50mmを標準レンズと呼び、それより以上の焦点距離のものを望遠、それ以下を広角と称す。
中でもライカは35mmのレンズを好まれて使われる傾向にあるし、そのラインナップもいろいろとある。ライカだけでもエルマー、ズマロン、ズミクロン、ズミルックスがあり、廉価でありながら、質のいいフォクトレンダーでもカラースコパ、ウルトロン、ノクトンなどのラインナップを誇る、その他にも多種多様の35mmレンズが存在し、ライカユーザーは自分の懐と相談し、この焦点距離のレンズを何本も所有していることだろう。
自分は現在、35mmはフォクトレンダーのウルトラロンを所有するのみだが、日々オークションにいそしみズマロンを狙っている次第である。
また、広角系には当然それ以上のラインナップがあり、28,25,21、15,12mmなどがあり、人によっては35mmよりも28mmあるいは21mmを多様すると言う人も多いはず。
やはり広角系の魅力は、後ろに下がらずにも画が引けることにあるだろう。つまり、ワイドに広い範囲を写し出せるのは、なかなか楽しいモノだ。テレビのハイビジョンのサイズは16:9。これは人間の視界の広さに合わせて作られたという。つまり、広角系は自分の視野に合わせた画作りができ、風景などを撮る時には威力を発すると思っている。自分の見たまんまの自然な感じの画になる気がする。
やはり、引ける画というのは気持ちいいものである。
ところで、無謀にも自分はカメラを初めて、まだ右も左も分からない頃、すぐにフォクトレンダーのスーパーワイドヘリアー15mmに手を出した。魚眼レンズとまではいかないが、自分の見た目以上の広さを持つこのレンズは、撮っていても非常に楽しいレンズである。なおかつ、金額的にも5万円しないくらいだと思ったが、他のレンズよりも割安に感じるものがあった。
コンパクトレンズではここまでの広角は厳しく、また一眼レフでもここまでの広角レンズはかなり根が張ったものとなる。そういった意味でもレンジファインダー機の特性を生かしたレンズなのかも。
このスーパーワイドヘリアー15mmレンズにも欠点は多々ある。開放F値が4.5で暗い撮影環境の場所では非常に厳しい。周辺光量の落ち込みも激しい。カラーのリバーサルで青空込みの撮影を行うと周囲が黒く沈んだ画になる。
また、しっかりとカメラを構えていないとワイドすぎて自分の指が写り込むなんてこともよくある。絞りを変えながら、レンズに指をかけたままというスタイルだと半分近くの確率で指が写り込むのである。
それと意外と水平がとりづらく、左右どちらかに傾いた画になることも多い。水平がとれていないその確率は8割以上はあるだろうか。(そのために水平器があるのだが、自分は使ったことがない)
それでもこのレンズは楽しい。
世界が拡がって見える。世界が歪んで見える。普段の目では見えない世界を垣間見ることができる、気がする。
最近のレンズは優秀すぎて、超広角レンズと言われるこのレンズでも周辺の歪みはかなり抑えられていて、小さい。その方が断然いいという人は多いと思うが、自分はどちらかと言えば逆の考えだ。15mmなんだから、もっと歪んでいても構わないと思っている。いや、もっと歪んでいたいた法がいいとさえ思っている。その方がこのレンズの味が出るのではないか。
とは言え、いまだにこのレンズを上手く使いこなせていない。
このレンズらしい画作りに励むのだが、納得がいく写真はあんまり撮れていない。ただ漠然と風景を切り取るのではなく、何かをうまく引っかけたり、ゆがみの特性を効かせた写真が撮りたいと日々研究中である。
そうやって、納得がいく写真が撮れれば、次は12mmに手を出そうとひそかに思ったりしているのである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ライカのカメラの一番の魅力は写真を撮る事を楽しめることではないかと思っている。他のカメラでは味わえない写真を撮る行為自体を楽しめるカメラだと。
実際の所、デジカメの方が操作性も写真の管理も楽だ。ピントも露出も自動で選べるし、シーンごとに適切な撮影を行ってくれる。例えば、ライカで花火をキレイに撮ろうと思ったら、大変だ。シャッタースピードをバルブにし、8秒程度の時間、シャッターを開けなければならない。そのためには、レリーズも用意しなければならない。(フィルム一眼レフやデジタル一眼レフカメラでも同じことだが)そうやって、苦労して撮っても、仕上がりを見て、がっかりすることがある。もちろん途中で確認さえできない。だが、昨今のコンパクトデジカメには花火モードがあるので、(使ったことはないが)簡単に撮ることができそうだ。(※花火撮影の例はあまり適当ではないかも知れない)
また、300枚写そうとも思っても、小さなメディア数枚さえ用意すれば、こと足りる。そういう時、フィルムカメラの場合、フィルムを何十本も持っていかなくてはならない。結構な量だ。
そして、何よりも写した画像のチェックがすぐにできるので、失敗が許されない時には断然、デジカメの方がいい。
知人でオーロラを撮影しにいった人物がいるが、その人は普段、フィルムの一眼レフを使っていた。いざオーロラを撮影し、日本に帰って現像してみるとそのほとんどが失敗だったという泣くに泣けないエピソードがある。結局その彼は、翌年デジタル一眼レフを購入し、オーロラの撮影に向かった。
もしも、彼がライカを使っていたら、もっと悲惨な結果に終わっただろう。
(基本的にはライカは街歩きのスナップ撮りのカメラだと思っているが・・・)
さらにライカはそのレンズの特性上、マクロ撮影や望遠には向かない。望遠側でせいぜい90mm(中にはそれ以上もあるが)、近距離でも70cm程度か。つまり、ライカはある程度被写体を選ぶカメラでもある。
それでも自分はライカを使う。なぜか?
それは写真を撮る行為を楽しめるに他ならない。
シャッターを切る音、フィルムを巻き上げる音に心しびれる自分がいる。
やはり、道具とは結果だけよりもそのプロセスにも大事なのではないか。
例えば、車好きならば、目的地にたどり着くためだけの目的で車を運転するのではなく、運転そのものが楽しめるかが、車選びの重要なポイントではないか。それと同じである。
構図を決め、レンズを選び、露出を決める。そうやってようやくシャッターが切れる。いちいち面倒くさい作業の繰り返しだが、「写真を撮っている」と実感する。
だが、ややもすればその「撮る行為」だけで満足してしまうことも多々ある。出来上がる写真よりも撮れば、その後はどうでもいいみたいなこともあったりする。
あとライカ(だけではないが)の利点をあげるとすれば、バッテリーが不要なこと。M6は露出を測るのに電池を使うが、電池が無くなってもカメラの機能はちゃんと動く。しかし、デジカメはそうはいかない。バッテリーがなくなれば、全てが終わりだ。これは結構重要なことだと思っている。
またライカの良い点はほどよい大きさと言えるのではないか。一眼レフほど大きくなく、コンパクトカメラよりもしっかりと構えられる。
レンズの解像度・描写力、色乗りのクセもライカの魅力に数えられる。
ある人は「味がある」と表現するライカレンズの魅力とその種類。ライカ好きが一番ライカにこだわる所はそこだろう。細部にわたる表現が、つぶれずに当たり前のように写る。(別にライカのレンズに限った話ではないが)
と、以上のような利点が考えられるが、やっぱりデジカメに対し、圧倒的に不利な点も多いことは、今現在、デジカメの普及率を考えれば明らかである。
ライカは、今となっては前時代的なカメラと言われてもしょうがない。
時代に逆行するひねくれ者。
ライカを持つことによってそれを一番アピールできるのが、ライカの魅力なのかも知れない。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (2)
レンズの物欲に続き、今回はカメラのボディ対する物欲を。
カメラのボディではエプソンのR-D1というデジカメが欲しい。
これは今、そしてこれから持つであろうレン
ズが使える、唯一のM(L)マウント対応のデジカメだ。最初にライカM6を買うときにこのカメラとどちらにしようか、非常に迷った覚えがある。
当たり前だ
が、このR-D1には銀塩カメラの不便さはない。例えば、海外に行くときにフィルム10本以上持って行く所、SDカード2,3枚で済む。パソコンに画像を取り込むのもちろん、簡単にできる。また自分はモノクロとカラーを半々の割合で撮っているが、それが一台のカメラで出来るのだ。当然だが、フィルムを取り替える必要はない。ちょっと設定を変えればいいだけだ。非常に便利なこと極まりない。
評価も高そうだし、魅力あるカメラだ。
ただ、今ひとつ外観の作りが安っぽく感じるのはいただけない。値段
も安いところでも25万円前後する。なおかつ、今持っているレンズの画角の1.5倍になる。つまり50mmのレンズでは75mmになる。自分の好きな
35mmを求めるならば、21mmのレンズが必要となる計算だ。
やはり、15万円程度にならなければ、手が届きそうにもない。このカメラが出て、1年半以上の歳月が流れた。それそろ次のモデルがでるのではないか、という期待も膨らむ。その時に値段と折り合えばつけば、手を出しているかも知れない。
もうひとつはライカのMPというカメラ。MPは以前にも作られていたが、いわゆる最新モデルのタイプが欲しい。ファインダーが3種類あるが、その中でも0.85という奴が欲しいなとここ最近は思っている。0.85というサイズは基本的には望遠を好む人が使うサイズであり、広角が好きな自分には、と最初は思っていたが、ここずっとエルマー50mmを使っているとこの画角もいいなと思えてきた今日この頃。そうなると今使っている0.72のファインダーよりも0.85のファインダーの方が明らかに見やすい。
それとこのMPの外観にも惚れている。どこか気品あふれる感じがして、古い感じがするのに新しいイメージがある。カメラの魅力に外観は関係ないと思われるかも知れないが、やはり頻繁に持つもの。外観に惚れることは非常に大事だ。毎日持っていたいと思えるカメラこそが、愛すべき対象になる。「そのカメラ、格好良いね」なんて言われた日には、飛び上がって喜んでしまう。ライカ好きなんて、しょせんそんなものだ。(違っていたらゴメンナサイ)
しかし、いかんせん値が高いのがネックだ。中古カメラ屋でもなかなかこのタイプは置いてなかったりする。もともと数が少ないのか、それとも人気者で所有者が手放さないのかは、分からないが、なかなか見つけられないでいる。と言うものの見つけたところで手が出せる訳ではないのだが・・・。
物欲が先行している今、冷静に立ち止まり、何が撮りたいのか、何を撮るためにその道具を選ぶのか、今一度自分を見つめ直さなければならない。
多分、それが自分にとって一番大事なことだろう。・・・とは分かっていてもなかなか物欲の嵐から抜け出せないでいる。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
相変わらすにズマロン35/F3.5がオークションで落札できないでいる。ここ2、3か月で落札金額が上がった気がするのは、気のせいでないような・・・。何か理由があるのかな?
未だ懲りずに物欲の固まりのような生活を送っているので、カメラ関係だけも欲しい物はたくさんある。日々、その葛藤の毎日だ。
まずはずっと狙っているズマロン35/F3.5。
ここまでくると意地でもオークションで落としてやろうと思う。
銘玉といろんな雑誌やHPで評判のズミクロン35も欲しいレンズの一つだ。8枚玉とは言わない。現行モデルか、その前のモデルでいい。こちらは12~15万円というところか。同じ35mmの世界で、レンズの違いを味わいたいものだ。
同じズミクロンの50mmも評判の良いレンズだ。こちらも手が届かない程高いわけではない。8万~10万円というあたりか。探せばもっと安い物もみつかるはずだ。
他にはフォクトレンダーのノクトン40mm /F1.4。この明るさには非常に魅力を感じる。金額も4万円ちょっと出せば手が届く、お得なレンズなような気がする。このレンズにはシングルコートとマルチコートの2つのバージョンがあって、両方持っている人もいるんだろうな。自分にはそこまでの贅沢は許されないだろう。
またZEISS IKONのBiogon 28mm F2.8も欲しい。カールツァイスの切れはコンタックスG1の時に経験している。それがライカで再度味わえるなんて・・・。ちなみにライカM6を買った時には、この28mmまでファインダーが対応しているから、この28mmをいつか買おうと考えていたのだ。値段も8万円を切るところまできた。
と、ここまで書いてきて、8万とか10万円とかのレンズを安く感じている自分がいる。4万円のレンズなんてすぐにでも買えそうな気分になっている。どうもライカを見てると金銭感覚が麻痺してくる。冷静に考えれば、4万円でもかなり高額だ。1か月の食費が4万円という人もたくさんいるだろう。学生時代ひと月4万円のアパートに住んでいた。それを考えれば、物欲に取り憑かれている今は、かなりおかしいかも知れない。地道にコツコツと行かなければ。
でも、やっぱり欲しい物は欲しい。
ライカのレンズが一本だけじゃ、寂しいもんな。
こうやって、物欲の日々は、まだまだ続く。
でもでも、ライカはこうやって欲しい物を考えたり、あれこれ探している時が一番楽しいかも。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
現在持っているカメラ関係の物は・・・
■本体・・・Leica M6、京セラContax SL300R T*(デジカメ)
■レンズ・・・・エルマー50mm(M) f2.8、ウルトロン35mm f1.7(L)、 スーパーワイドヘリアー15mm f4.5(L)
■その他・・・KONICA MINOLTA Elite5400Ⅱ(フィルムスキャナー)、ライトボックス
こう書き出すと案外少なく思えるから不思議だ。(まあ、実際に少ないかも知れないけど・・・)
これ以外にすでにオークションで売却したものは、フォクトレンダーBessa-T、Contax G1、ヘリアー50mm(L)、ビオゴン28mm(G)、プラナー45mm(G)、ゾナー90mm(G)、コニカミノルタ DiMAGE Scan Dual III(スキャナー)、50mm外付けビューファインダー、35mm外付けビューファインダーがある。
現有する物も含めて全てここ3、4年で購入した物ばかり。フォクトレンダーのBessa-T記念モデルとフィルムスキャナー以外は全て中古で購入。
合計金額はおよそ70万円。(アバウトな計算ですが)
その他にフィルム代、現像費など・・・フィルム500円平均として月に5本、現像代、モノ=2000円、リバーサル=1000円。自分はモノクロ・カラーリバーサルフィルムを半々の割合で使っている。
(フィルム代500円+現像代平均1500円)×5本×12か月×4年=48万円、
カメラ関係書籍などを合わせるとゆうに120万円を超える金額になるのではないだろうか。
改めて自分で計算してビックリした。そこで再度計算を。
総額120万円として、4年間で、一年平均40万円。ひと月平均33333円。
うーん。こう考えてみても結構な金額だ。
毎月コンパクトタイプのデジカメを買える計算になる。
やっぱりカメラはお金がかかる。
月に5本のフィルム消費量は決して多い方ではないと思う。それでもこの金額だ。他の方々は自分よりも数多くのレンズやボディを所有し、たくさんのフィルムを消費していることだろう。いかにして、カメラ関係の費用を捻出しているのだろう?大いに気になる。
もちろん、カメラ関係の出費だけではない。その他にも興味があるモノもたくさんあって、そっち方面でも金を使っている。
うーん、困ったことだ。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
ライカは金がかかる。
それはライカ所有者となってこそ改めて思う。M6ボディを買えば、それで終わりではないことを改めて知ることとなる。
俗に言う「レンズ欲しい病」だ。
ライカ関連の個人サイトは山ほどあるが、その方々は20万前後するボディを何個も所有し、高額なレンズを何本も所有している。どうすればそこまで買えるのか不思議なくらいだ。締めて100万円はくだらないだろう。下手したら、数百万円にもなる人もいる。不思議だ。もちろん、一気に揃えたのではなく、徐々に、長い月日をかけて、集めていったのだろう。今よりも安く買えた時代もあっただろう。自分のような、にわかライカ所有者など足下にも及ばない長い道のりをかけて。
とりあえず、今欲しいのが35mmレンズ。
ズマロン35mm F3.5なんてレンズを狙っている。これならば3万円から5万円程度で購入できそうだ。
古いレンズなりの味わいを自分も体験したいと言うどうしようもない思いからだ。
ただ古いレンズだけになかなかいい箇体が見つからない。クモリがあったり、レンズ表面に拭き傷があったり・・・。(実際の所、うっすらとクモリがあっても写りにそれほど差はないらしい)
一生懸命オークションでも入札しているが、こちらの希望金額ではなかなか落札できない。ズマロン35はオークションでも常時、5、6個出品されていて、ここ2か月ばかり挑戦しているが、一向に落札できないでいる。
なぜ、オークションかと言うと、それは安いから。店頭で買うよりも2割程度安くなる。まあ、それなりのリスクはあるけど・・・。また、全国各地から新しい出物に出会えるのもオークションならでは。一応東京在住ではあるけど、そうそう都内の各地の中古カメラショップに足を運べない。仕事帰りに寄れるのはせいぜい新宿くらい。その他、中野や銀座などは休みの日に行くことができるが、結局同じ店ばかり足を運んでしまう。そうなるといつも眺めるレンズが同じ物ばかりと言うことも。ネットで取り扱っている店という方法もあることにはあるが、今ひとつ踏み込めない。これが稀少な品物だと、それを見つけた瞬間が買い時となる訳だが、ズマロンの場合、そこまでの希少性はない。と言う理由でオークションでいい状態のレンズを探している。
それにしてもそろそろオークションにも疲れてきた。諦めてズミクロン35mmでも買おうかとも思ったりする。もちろん、異様に評価の高い8枚玉ではなく、現行品でも探せば11万から15万円程度で購入できそうだ。これで「何か安いな」と感じている自分がいて、ふと我に返って驚く。ライカのいろんなレンズを見ているとどうも金銭感覚が麻痺してくる。イカン、イカン。そんな金があればズマロンの入札でもう少し金額を上乗せすれば、落札できるはずだ、と思ったりもする。
暇さえあればライカのレンズ関連の本やら雑誌やらを読んでいる。それらを読みあさっているので、知識だけは幾分増えた気がする。カメラ屋のショーウインドーに飾られているレンズが何物かは分かるようになった。だいたいのレンズの価値も分かるようになった。半年前とはえらい違いだ。
しかし、それ以上に物欲が増していく。多分、無事ズマロンを入手できても、またすぐに次のレンズが欲しくなるだろう。
ホントに困ったものだ。物欲の嵐はまだまだ続く。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
もともと持っていたレンズはフォクトレンダーのスーパーワイドヘリアー15mm、ウルトロン35mmだった。(ヘリアー50mmはオークションで売却)
せっかくライカM6を買ったので、ライカのレンズを。ということでレンズを探す。しかし、どれもこれも普通のカメラで言うところの本体が買える、いやそれ以上の金額がする。もちろん中古で。
今時、本当に銀塩カメラでいいのか?デジカメの方がいいんじゃないか。心の中で様々な葛藤があった。(もちろん、M6を買うときにもあった。)
迷ったあげくに取りあえず手が届きそうな金額のエルマー50mm(現行)を購入した。それでも5万円以上。M6と合わせると20万以上の出費になった。
正直な所、ボディばかりに目がいっていてレンズまでは冷静に考えられなかった。今ならズミクロンの50mmとかズマロンの35mmあたり狙おうと思えるが、その時にはそこまでの知識はなかった。所謂、無難な選択をした。
基本的には街を散歩して見かけたスナップ的な写真をとっているので、35mmが欲しかったのだが、35mmはすでに持っているし、カメラの基本は50mmといろんな本にも書いてある。そのため、基本的な選択肢は50mmだった。
ズミクロン35mmは銘玉との噂は知っていた。しかし、金額を見るとボディ以上の値段が。平気で20万円を超えている。また10数万円のものもある。その違いは・・・。何度も言うが当時はそこまでの知識がなかった。
とは言いつつもエルマー50mmが嫌いなわけではない。
案外気に入っているレンズである。カラーでもモノクロでもそれなりの表情を持っている。
だが、M6とエルマーを使って半年。結構、雑に扱うタイプの自分的には沈胴式のレンズはひょっとして向かないのではないかと最近思っている。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Leica M6/SW-heliar15mm
3,4年前にふとしたきっかけでカメラを始めた。
もともと写真には興味があったのだが、どうしても一眼レフが好きになれなかった。そんな時、カメラ屋で何気に手にしたフォクトレンダーのBessa-Tの記念モデル。そのボディと変てこなレンズの形に惹かれてしまった。(所謂、沈胴式だんですね)
高額の買い物。いつもなら2,3日考えるのだが、その時はすぐに買ってしまった。限定モデルに惹かれたのも大きな要因だった。オリーブ色のボディ・50mmレンズ・ファインダーのセットで10万円はしなかったと思う。
それがいわゆるレンジファインダーのカメラだった。この時、初めてレンジファインダーという存在を知り、一眼レフとの違いを知り、そしてカメラにはまった・・・。
その後、オークションでレンズやContax G1を購入。それなりにカメラ生活を満喫していたはずだった。
それから3年・・・。
や
はりと言うべきか、とうとうと言うべきか、ライカが気になり始めた。知人からM7を買ったというのを聞いたことも大きかった。早速、銀座で行われていた中
古カメラ市に足を運ぶ。でも、そこにはいろいろとありすぎて迷ったというか、どれを買えばいいのか、全く分からなかった。また、値段の相場も検討がつかな
かった。
それから雑誌やHPでいろいろと検討。ねらいをM6に定め、カメラ店を散策。ショーウインドウのM6を眺め続ける。毎日仕事帰りに足を運び、カメラを眺めている。店員にはさぞかし変な客と思われたかも知れない。
そして、中古カメラ市から1か月。ついに意を決し、新宿のカメラ屋でLeica M6を中古で購入。中古でも15万円のカメラ。そのため、持っていたBessa-T、Contax G1をオークションで売却し、購入資金の一部とし、念願のライカを手にした。
初めてのLeica。ボディはブラックタイプ。それは初めから決めていた。店員から実用にするならば赤丸の中が「Leitz」よりも「Leica」の方がいいと薦められ、結局そのタイプにした。もちろん、本などで知識だけは
仕入れていたので、その違いも分かった。(でも、使い勝手の違いなどは当然分からない)ファインダーは0.72。今までのBessa-Tはレンズの画角ご
とに外付けのファインダーを変えなければならなかったので、28mmから90mmまでまかなえるM6のファインダーに感激。
ずしりとした重さ。手になじむ肌触り・・・。
しかし、これで終わりではなかった。
ライカを知れば知るほど、「レンズ欲しい病」「ライカのボディが欲しい病」がくるとは、この時は思わなかった。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (1)
最近のコメント