サッカーW杯

2006/07/14

祭りの後・・・

ワールドカップが終わって4日。
まだその余韻に浸っている自分がいる。と同時に虚しさも味わっている。

そんなわけで今大会の自分的に総括すると・・・、
ベストゲームは、準決勝のイタリア-ドイツの試合。イタリアの底力と凄さを感じた。
さらにもうひとつは、ベスト8進出をかけたフランス-スペイン。この試合のジダンは凄かった。
一番のお気に入りになった選手はもちろんガットゥーゾ。いろんな意味で楽しませてくれた。
個人的MVPはカンナバーロ。あの守備は凄いのひと言に尽きる。あの身長でも相手の高さに負けない。それに加えスピードと読みがある。当たり負けしない。凛と立っている姿はまさに鉄壁の守備という感じがする。

とは言え、この大会を将来振り返るとき、必ず思い出すシーンは「ジダンの頭突き」になるだろう。大一番での、あのインパクトある行動。そして、その後何度も何度もテレビで映像が流れれば、嫌でも記憶の中に刷り込まれてしまう。
そのジダンとマテラッツィ。言った言わないの泥試合になりつつある。
それにしてもプレーに関係ない所でよくぞカメラを回していたものだ。よくぞVTRに収まっていたものだと感心する。さすが国際映像だ。

次は4年後。その前にユーロ2008が待っている。

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2006/07/12

私的MVPはガットゥーゾに

イタリア-フランスの決勝戦。
フランスからはジダン・アンリ・ビエラが、イタリアからはブッフォン・カンナバーロ・ザンブロッタ・ピルロが MVP候補だった。が、そのフランスのMVP候補がPK戦前には全員ピッチから姿を消しており、イタリアは全員ピッチに残っていた。この時にすでに勝敗は決まっていたのかも知れない。

結果的にMVPは頭突きで退場となったジダンが選ばれた。
この結果には賛否両論あるが、投票時間を考えれば、この結果も致し方がないかも知れない。自分が投票する立場の記者だったら、決勝の記事を書いたり、選手に取材しなければならない慌ただしくなる試合後に投票するよりも事前に、試合前あるいはハーフタイム中に投票するだろう。
そう考えれば、決勝の前半終了までの出来で判断するならばジダンが選ばれていてもおかしくはない。逆にあの頭突きが早い時間帯で起こっていれば、ジダンのMVPはなかったと思う。

それにしても今大会は守備的な大会と言える。総得点数の減少、1試合当たりの平均得点の少なさをみてもそれは言えるし、ミドルシュートが多かったのもある意味、ディフェンスを崩しきれない、あるいは崩す前に放ったシュートが入ったという見方も出来る。
そう考えれば、守備陣からの選出こそが今大会のMVPに相応しかったのではないかと思う。まあ、次点のカンナバーロの得票が他のイタリアの選手と割れたコトも結果に影響を与えたと思うが・・・。

とは言え、自分的には今大会のMVPにはガットゥーゾを推す。
「狂犬」の名にふさわしく、危機的状況を身を挺して防ぐ。身体ごと相手にぶつかって・・・。
決して大きいわけでもなく、テクニックがあるわけでもない。それでも汗かき屋として、縦横無尽にピッチを動き回り、いたる所に顔を出す。
そして、何よりもプレー以外の所でも非常に楽しませてくれた。自軍のリッピ監督を小突いたり、決勝戦の後にはブリーフ姿になったり、なぜか芝を食べたり、またまたリッピ監督にに張り手をかましたり・・・と笑えるネタを随所に披露してくれた。なんだか憎めない奴って感じがする・・・。一度生で彼のプレーを見てみたい。そして、90分間ずっと彼の姿を追っていたい、と思わせた。まあ、とにかく今大会で一番好きになった選手だ。

それにしてもここ最近のワールドカップでは敗者からMVPが選ばれている。
フランス大会では決勝戦前に体調を崩したロナウド。
日韓大会ではカーン。
そして、今回はジダン。
敗れ去った者の後ろ姿。敗者にこそ美学があり、物語が紡がれている感じがする。
とにかく、今回は良い意味でも悪い意味でも「ジダンの大会」だったことは間違いない。

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2006/07/11

忘れてはいけないコト

かつてワールドカップは新しいシステム、新しい戦術の見本市の様相を呈していた。
しかし、トップクラブチームの試合がTVで瞬時に世界中で観られるようになった現在、その役目はすでに終わったと言わざるを得ない。
今回も特に真新しい戦い方をした代表チームは皆無。
それも致し方がないことだろう。

実際問題、代表チームは、チームを作り上げる時間がほとんどない。例え、W杯直前に1か月ばかりの合宿を行っても、疲れをとったり、守備の約束事の確認、セットプレーの確認などに費やされるのが現状。新しいフォーメーションを試す機会も時間もない。その他短期間の合宿の連続では、「勝つチーム」を作るよりも「負けないチーム」を作る方が近道。
そういった意味でも今大会で守備的な試合が多くなったのもやむを得ないコトだろう。

そして、その中でも特に守備陣に豪華なタレントがいて守備能力が高いフランス、イタリアが決勝に残ったのもある意味当然の結果とも言える。
そういった意味でも日本は世界から遅れをとった。
ジーコは組織的な守備、守備の約束事を作ることを放棄し、それを選手任せにしていた。その結果が惨敗と言える。

あと今大会で目立ったのはベテランと若手の活躍。
ジダン、フィーゴ、カンナバーロをはじめとしたベテラン選手たちの集大成であり、なおかつC・ロナウド、リベリーなどの若手が存在感を示した。だが、その間の今現在脂が一番乗っているはずの20代半ば~後半の中堅の選手達の出来は今イチだったように思う。
今回始まる前に期待したロナウジーニョやランパード、ジェラードなどがその最たる例だろう。
そして、ここでも日本は・・・。
日本代表の選手達もそのほとんどが、一番脂が乗っているはずの中堅選手で占められており、若手とベテランはほとんど皆無だった。そう言った意味でもいびつなチーム編成だっと思う。その結果が今回の成績だ。

人は物事を忘れがちだ。嬉しかったコトも、悔しかったコトも。
日本が惨敗した記憶も、オシムの代表監督就任問題、中田の引退、そしてジダンの頭突き・・・といった出来事で忘れ去られようとしている。
しかし、あの時感じた屈辱は、絶望は、悔しさは絶対に忘れてはならない。

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2006/07/10

ラストダンス

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決して見応えがあったとは言えないイタリアとフランスの決勝戦。しかし、過去の大会を振り返っても決勝戦は、あんなもんだろうと思う。

その中で後世に語り継がれるシーンが生まれた。
ジダンの頭突きだ。
あの瞬間、何があったのか?何を言われてジダンがブチ切れたのかは、本人が口にしなければ分からない。あるいは差別的なコトを言われたのかも知れない。
しかし、どんな理由があったとしてもジダンの行動は決して褒められたモノではない。あの瞬間からスタジアムの雰囲気が一変し、グズグズの展開となってしまった。まあ、スタジアム内ではジダンの頭突きのシーンが流されていなかったようなので、あそこにいた人たちはジダンの退場の理由を知らなかったのだろうから、反イタリアに空気が変わったのも仕方がない。

もしも、あのプレーがなかったらどうなっていただろうか?
PK戦を制したのはフランスだったかも知れない。ほとんど逆のコースを突かれていたイタリアのブッフォンに対し、一応はコースを呼んでいたフランスのバルテズ。明らかにブッフォンはPKを嫌がっていたので、サドンデスまで持ち込めば、また結果は違ったモノになっただろう。

フランスの1点目となったジダンのPK。あの状況であのキックができるジダンはやはり凄い選手だと言わざるを得ない。本来ならば、あのシーンこそ永遠に語り継がれるはずだったのにと思うと改めて、ジダンの行為は残念としか言いようがない。
そんなジダンが今大会のMVPに決まった。
まさに良い意味でも悪い意味でもジダンの大会だった。

まあ、個人的には試合後のガットゥーゾのブリーフ姿には楽しませてもらったが・・・。
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2006/07/07

W杯・MVPは・・・

今大会のMVP(ゴールデンボール賞)候補として、フランスからジダン・アンリ・ヴィエラ、イタリアからブッフォン・カンナバーロ・ザンブロッタ、ピルロ、ポルトガルからマニシェ、ドイツからクローゼ・バラックが選出された。
今回、あまり見せ場のなかったバラックを選ぶのであれば、同じドイツのレーマンの方がふさわしかったと思う。

個人的にはイタリアのガットゥーゾにあげたい気分。
ディフェンスラインにいたと思ったら、次の瞬間にはなぜか前線に顔を出している。無尽蔵のスタミナを武器に縦横無尽に動き回る。ピルロ、トッティの裏のスペースを埋めるガットゥーゾのプレースタイルには非常に惹かれる。こんな選手が日本にいたら・・・と思う。
また、喜びのあまりリッピ監督の胸を小突き迷惑がられたり、オーストラリア戦の時には自分たちのPKの時になぜか相手側のヒディンク監督の隣にいたりと何をやりだすかか分からない所も魅力的だ。
派手なシュートを決めたり、決定的なパスを出すわけでもないが、チームには欠かせない存在だと思う。そして、いろんな意味で観ているだけで楽しめるプレイヤー。

スーパーセーブを連発したブッフォンでもいい気がするが、前回もGKのカーンだったので、GKが2大会続くとはあまり考えられない。また、ヴィエラもいいが今回は同じフランスのジダンに票が集まりそう。

となると最終的にはジダンか、カンナバーロあたりが妥当なところではないか。

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2006/07/06

最後に笑うのは・・・

長かった戦いももうすぐ終わりを迎える。
すでに残り2試合を残すのみとなったワールドカップ。
決勝はイタリア-フランス。
3位決定戦はドイツ-ポルトガル。

長かったようで短かったこの1か月。日本代表の敗戦も今となっては遠い昔の出来事のようだ。毎日繰り広げられるドラマに一喜一憂し、新たな感動に出会う日々。
昨日は非常に良かったのに今日は全く機能しない。まるで天国から地獄へ落ちるチーム。
そこにサッカーの怖さを改めて垣間見た気がする。

最後に微笑むのはどのチームか。
サッカーの神に愛されるのは誰か。
有終の美を飾ろうとするジダン率いるフランスか・・・。
それとも試合巧者、堅守、豊富なタレント、そして不正問題に揺れるイタリアか・・・。
準決勝の試合を観る限りでは、イタリア優勢と思う。フランスではあのカンナバーロ率いるイタリアの守備を破るのは難しそう。
だが、フランスにはジダンがいる。ボールを懐深くキープする術は、誰にも負けない。そして、PKでも見せたような強い精神力を未だに持つ。

イタリアのザンブロッタが右サイドを駆け上がり、反対サイドをフランスのリベリーが駆け上がる。
イタリアの中盤底でピルロが組み立て、ガットゥーゾが縦横無尽に動き回り、どこにでも顔を出す。対してフランスの中盤底ではマケレレとビエラが相手攻撃陣をしっかりとマークし、時に前線に顔を出す。

さあ、どうなるのか。
この大会を象徴するように守備力がモノを言うのか。
あるいは開幕戦のように最後は激しい打ち合いの試合になるのか・・・。
偉大な選手達がこの大会を最後に現役を引退する。あるいは代表から退く。
その歴史の節目が、まもなく訪れる。

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2006/07/04

中田英寿 引退

昨日11時過ぎに帰宅し、テレビを付けると「中田英寿 引退」のニュースが流れていた。
びっくりもしたし、やっぱりなとも思った。

最近の中田を観ていると居場所を探しているような気がした。
プレミアのボルトンなどクラブチームではなかなか使ってもらえず、自分の居場所が見つからない。そんな中田だが、日本代表に戻ると絶対的な発言力を持っていた。絶対的な王様として君臨した。しかし、笛吹けど踊らず。彼の言葉は他の選手達に届かない。・・・もう日本代表にも居場所はなかったのかも知れない。

「美学と誇り」
その彼の哲学が最終的に引退という結論をさせたのだろう。
あるいはジダンのように前もって「引退」を公言していれば、日本代表の他の選手達も違った雰囲気で接したのかも知れない。それこそフランスみたいにチーム一丸となって。だが、それは中田の美学ではなかった。
また海外のクラブブームでベンチを温めること、Jリーグに戻ることは彼の誇りが許さなかったのだろう。

もっと中田のプレーを観ていたかったという気もする。
だが、絶頂期に比べると明らかにパフォーマンスが落ちている彼の姿を見るのは寂しい。試合中、ベンチに座っている姿を見るのは辛い。

中田はHPで応援する人たちに「ありがとう」と語った。
だが、その言葉こそ自分たちが彼に告げなければならない言葉だったように思う。

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2006/07/02

90年代の総決算

いよいよベスト4が出揃った。
ドイツ、イタリア、ポルトガル、ブラジル。
準々決勝前に自分で予想していた結果とは大きく食い違った結果となった。自分的には、アルゼンチン、イタリア、イングランド、ブラジルという顔ぶれになるのではないかと思っていた。だが、試合内容を見ればこれもいたしかないか・・・。

アルゼンチンは先制点を取ってから逃げ切りを図ろうとし、リメルメをベンチに下げたが、GKの負傷退場が結果的に大きく響いた。逃げ切りという作戦をとった采配面のミス。
また、ブラジルも采配面では大きく疑問が残った。
アドリアーノの不調やロビーニョのケガなどのせいかロナウドのワントップ気味のシステムだったが、それがほとんど機能せず、ロナウジーニョもボールに触れる回数が少なくフランスに押し込まれる場面が多々あった。

イングランド、ブラジルという人気、実力、ビッグネームを兼ね備えている強豪国が敗退したのは非常に残念。
だが、ブラジルにしてもイングランドにしてもああいう戦いぶりをしていては、勝つことは難しいだろう。

結局ブラジルが「らしさ」を見せつけたのは日本戦のみ。その他の試合、結果こそ勝ってはいたが、その出来、その試合内容は良くなかった。特にガーナ戦は酷かった。結果的にあの試合内容にもかかわらず、3-0で勝ったコトで修正の糸口が見つけられなかったのか。あるいはいつまでも本調子にならないロナウジーニョに頼りすぎたのか・・・。
それにしてもフランスのジダンは凄かった。これが引退間際の選手とは思えないキレを、運動量を誇る。勝利への執念が見える。
ジダンとロナウジーニョという稀代の天才同士の対戦は明らかにジダンに軍配が上がった。そして、それがそのまま試合結果となった。

イングランドもこの大会では個人技で何とか白星を拾っているに過ぎなかった。ベッカムのFKしかり、ジョー・コールのミドルしかり。内容は決して良くない。多彩な中盤からの攻め、サイドからの攻撃はほとんど見られなかった。その中でもランパードのフィニッシュの精度の悪さが最後まで響いた。決めるべき所で何度も外していては勝てない。その今大会シュートが決まらないランパードがPK戦の1人目となり、案の定外した。その瞬間、盟友ジェラードが無念そうに天を仰いだ。その時にこのPK戦の行方は見えていた。

メッシなどの若い世代の台頭などで新時代の到来を予感さえた今回のワールドカップだが、蓋を開けてみればまた違った様相を呈している。
「90年代の総決算」という姿を。
その90年代の最大のスパースターがZinedine Zidane。
まさに彼の大会となろうとしている。

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2006/06/29

改めて考える、日本代表はなぜ負けたのか?

ゴールデンエージと呼ばれる選手達を抱え、過去最強のチームとの呼び声も高かった。なのに過去3大会の中で一番不甲斐ない戦いぶりだった今回の日本代表チーム。1分2敗。勝ち点1、得点2、失点7という惨敗・・・。その原因はどこにあったのか?

・選手選考の失敗
・監督の采配
・チーム間の不協和音
・コンディション不良

主にその4つが考えられるが、その中で一番の大きな要因は、最初は3番目の「チーム間の不和」ではないかと思ったが、それよりも「コンディション不良」なのではないかと最近は思っている。
選手のコンディションの一番のピークは事前のドイツとのテストマッチにあり、それ以降は下降線をたどったことは明白だ。

ジーコは退陣会見で次のように述べた。

「日本の選手は、筋肉の損傷であるとか、骨折から復帰する日数があまりにもかかり過ぎるという点だ。これは日本人が筋肉の質で劣っているという問題ではない。たとえば、今回のW杯でも試合が終わって移動するときに、多くの日本の選手はアイシングをしながらバスに乗り込んでいたが、ほかのチームではそういったシーンは見られなかった。彼らはどういう治療をしているのか、けがに対する予防やケアをどうしているのか。食文化の違いなどもあるが、もう少しそういった面を突き詰めて、世界の最先端の国と接触を持ちながら、交流することが必要になってくると思う。(以下略)」

また、Numberの最新号によると日本代表の里内フィジカルコーチは決勝トーナメントにピークを持ってくるように調整していたと。
暑さ対策としては一度汗腺を開いておく必要がある。昨年のドイツで開かれたコンフェデで暑さの中、良い内容の試合が出来たのは直前のアジア予選で一度暑さの中で試合を行っており、事前に汗腺を開いていたからこそ、暑さを克服できた。
だが、今回のワールドカップではそのような調整が出来ずに本番を迎えてしまった。

なおかつ、Jリーグのゴールデンウィークの連戦、キリンカップ、福島Jビレッジ、ボン合宿と練習・試合が長期的にかつ断続的に続き、疲労の回復度が遅れたことも要因として考えられる。特に代表決定後はほとんど休みもなかった。さらに単純なシュート練習を何十本も何百本もやったコトが足に疲労を残した。
それらが複合的に絡み合い、選手達の疲労が蓄積し、いわゆるコンディション不良を招いたと考える。

オーストラリアは日本戦の直前、休養日を設け、オーストラリアの選手達は買い物に、ヒディンクはゴルフに興じていたといった報道があったが、そこには選手の疲労回復、コンディションの維持があった。一方の日本はひたすら練習をしていた・・・。
試合前にすでに勝敗は決まっていたのかも知れない。

疲れて調子が上がらない→身体が動かない、走れない→その不満を他人にぶつける→チームの雰囲気が悪くなる→気持ちが盛り上がらない→身体が動かない、走れないコトを気力でカバーできない→ますます不満がたまる・・・
という感じに日本代表は「負のスパイラル」に陥った。

さらにジーコが言っているように「日本の選手は疲労回復が遅い」コトが彼の誤算になり、いろんな判断を狂わせ、あの「テレビ局の都合のせいで暑い中の試合を余儀なくされた・・・」発言に繋がるような気がしてならない。

風邪、ケガ、疲労・・・というフィジカルコンディションの不良。
戦う上で一番基本的なところで日本はすでに負けていた。
それこそが今回のワールドカップで日本代表が活躍できなかった原因だと・・・。

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2006/06/28

NHKアナについて思うこと・2

昨日のガーナ-ブラジル戦。
ブラックスターズことガーナが最後まで攻撃の姿勢を崩さず、ブラジルゴールを何度も脅かした。試合結果こそ0-3とブラジルの完勝に見えるが、内容は明らかにガーナの方が勝っていた。
日本代表にもあんな戦い方をして欲しかったと今更ながらに思う。

昨日の試合でもNHKの野地アナはブラジルの最後の詰め、守備の堅さなどを褒めていた。
確かに結果だけ見ればブラジルが圧倒したかに見えるが、ブラジルの2点目、3点目はオフサイドと判定されてもおかしくなかった。またブラジルの守備に関してもたびたび破られ、あわやという場面が何度もあった。ジダのファインセーブがなければ、ガーナのフィニッシュの精度がもっと上だったら、そして、ブラジルの2点目、3点目がオフサイドの判定ならば、試合の結果はまた違ったモノになったに違いない。
あの調子のブラジルならば、
「今日の内容は非常に不甲斐なく、今後が心配です」
あるいは「今日の内容は王者・ブラジルの面影が微塵も感じられませんでした」
ぐらい言えないのだろうか?
それなのにアナウンサーがそんな内容のブラジルを褒める理由が分からない。

それと同じようなコトを今回のW杯の中継を観て、何度も感じた。
いわゆるスーパースターと呼ばれる選手。ロナウジーニョやジダン、トッティ、バラック、ベッカムなどのプレーに驚嘆しすぎていると。一つの何気ないプレーを持ち上げ、「凄いですね」と連呼する。確かに彼らは凄いプレーもあるが、それ以上に悪いプレーもあり、まだ本調子と言えない。(昨日のジダンは良かったが・・・)
「凄い、凄い」を連発し、「さすがです」と実況する。
「さすがですね」と言った後にボールを敵に奪われても、それを無視してまだ「先程のプレーは凄いですね」の話を続けているコトも何度か耳にした。
明らかに「彼らは凄いプレーをするはず」という先入観にとらわれて、実況している。まるでスポーツ実況なのに事前に原稿が用意してあるかのように。

こういう中継を観るたびに、本当の意味で成長しなければならないのは、選手達以上にそれを見つめるマスコミや我々サポーターなのではないかと改めて思う。

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2006/06/27

NHKアナについて思うコト

自分はほとんどの試合をNHK-BS1で観ている。
そこで気になったことは、最近NHKのアナウンサーの実況も???と首を傾げたくなることが多くなった。山本アナが実況の第一線から退き、今やエース格となった野地アナ、栗田アナの実況も以前ほどの精彩を感じない。
選手名の間違えは頻繁にあるし、誰のファールなのか、どちらのボールでの再開なのか、と言った簡単な状況説明でさえ間違えているコトもある。
先日の決勝トーナメントの一回戦のイングランド-エクアドル戦。後半も半ば過ぎるとベッカムの調子悪そうな映像が流れた。テレビで見た感じでは、へばって気持ち悪そうに見えた。なのに野地アナは「ベッカム、足を痛めたのでしょうか?」と。思わず、「これは足ではなく、吐きそうなんじゃないのか」とテレビに突っ込んでしまった。
その他にも自分の思い込みだけで実況しているシーンも多々ある。
まあ、それでも民放のアナウンサー(角沢など)よりもましかも知れないが。

また、デイリーハイライトを担当している堀尾アナもひどい。どこか大上段に構え、正論ぶって大げさに話す。ようは非常に偉そうに感じるのだ。そのくせサッカーにはあまり詳しくないようだ。もしかしたら、サッカー初心者にも分かり易くしようとする意図なのかも知れないが、自分は好きになれない。いや、嫌いだ。だから、観るのをやめた。

日本-ブラジル戦の最後、野地アナは「負けましたが、日本のサッカーは確実に進化しています」という言葉で締めた。
その言葉に疑問を持ったのは自分だけではないはずだ。あんな不甲斐ない戦いぶりを見せられて「進化している」はないだろう。あるいは日本のサッカーは進化しているかも知れない。しかし、それ以上に世界のサッカーは進化しているのだ。もっと先を行っているのだ。
美辞麗句ばかり並べるのではなく、「日本はまだ世界に通用しない」、その事実を、その認識を報道する者として、明確に伝えるべきだと自分は思う。

オシムはかつてジェフが優勝争いから脱落した時、こんなふうなコトを言った。
「まだ優勝できる力はなかった。チームの力、チームの環境、周りの力、その全てが・・・」
今回、日本が負けたのも同じではないか。日本チームの力、日本チームを取り巻くマスコミやサポーターなどの環境・・・。それらすべてが世界よりも劣っていたのだ。

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2006/06/25

オシム・ジャパン誕生か?

次の日本代表監督にジェフのオシム氏が決まりそうだ。
現時点での選択としては悪くないだろう。
日本サッカーを熟知しており、代表監督・クラブでの監督とともに実績がある。ストイコビッチに「最高の監督だ」と言わしめたオシム。
彼がどんなメンバーを選ぶのか、非常に興味がある。楽しみだ。

とは言え、気になるのは、もともと川淵キャプテンはオシムを推していなかったはず。新聞紙上を賑わしたフランスのエメ・ジャケやデシャン、ベンゲルといった名前を候補に挙げていたはず。それに「ジーコ路線の継続」を謳っていたが、明らかにオシムはジーコとは違う路線を行くと思われる。また、歯に衣着せぬ言動でも有名なオシムは、協会のハンドリングが出来ない監督のひとりである。そのため、川淵キャプテンらはオシムに反対していたはず。
それがあえてオシムになった理由を考えると・・・。
まずは、欧州でのビッグネームにことごとく断られた。
次に考えられるのは、今回の成績の責任問題のすり替え作業。サポーター待望のオシムを早々と発表することによって、今回の責任を回避しているような気がしないでもない。

どこの世界でも政治はある。その権力闘争にオシムが使われた可能性も否定できない。
ただ、日本代表を応援する者としては、強いチームを、納得できるチームを作ってくれればそれでいい。

またオシムと言えば走るサッカー。だが、そもそも走力の強化はクラブの監督だから出来たこと。それが代表監督でも出来るのかはちょっと微妙な気がする・・・。まあ、選手選考の基準が走れる選手なのだろう。

 願わくば「惜しむジャパン」とスポーツ紙の見出しにならないことを祈る。

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2006/06/24

データで見るW杯・改

ワールドカップはグループリーグを終え、今日から決勝トーナメント。
64試合中48試合を消化。

今までの総得点は117点。1試合平均2.44。
前回大会2.52よりも低いペース。過去最低だったイタリア大会の2.21につぐ低いペースとなっている。
この1試合平均得点から見ても分かるように1試合に2得点あげれば勝機はぐっと高まる。
ちなみに2点取りながら負けたのは、2試合のみ。
すごく大雑把な言い方をすれば、ワールドカップで勝つには得点を2点以上あげ、失点を1点以下にすること。

◆ここまでの大陸間の成績
(※オーストラリアはアジアで計算、勝ち-引分-負けの順)
欧州(14)・・・23-10-9
南米(4)・・・ 8-1-3
北中米(4)・・・1-3-8
アフリカ(5)・・・3-3-9
アジア(5)・・・2-5-8

◆上の数字を勝ち点÷出場枠で単純に計算してみると・・・。
1)南米・・・6.25 総得失差+15
2)欧州・・・5.64 総得失差+22
3)アフリカ・・・2.4 総得失差-9
3)アジア・・・2.2 総得失差-15
5)北中米・・・1.5 総得失差-13

という結果に。やはり南米と欧州がずば抜けている。その2地域とアジアを含めたその他の地域との差は、勝ち点を見ても総得失点もみてもかなり大きいと言わざるを得ない。

◆決勝トーナメント進出国数
欧州・・・10/14
南米・・・3/4
アフリカ・・・1/5
アジア・・・1/5
北中米・・・1/4

これを元に次回のW杯の出場枠を考えると
開催国(南アフリカ)・・・1
欧州・・・16or16.5
南米・・・5or5.5
アフリカ・・・3or3.5
アジア・・・3or3.5
北中米・・・3

まあ、その辺が妥当な感じではないだろうか・・・。

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2006/06/23

“屈辱”

開催国は自国開催の翌大会には決勝トーナメントに進めないというデータがある。
(1990年のメキシコ、1998年のアメリカ、2002年のフランス。※1994年のイタリアは準優勝だったが・・・)
これは自国開催時に育成・強化に精力を尽くし、その後の強化が疎かになる傾向に。また、地の利での決勝トーナメント進出という結果に慢心したのかも知れない。

最後はケガでもないのにGKを交代というブラジルが日本に与えた屈辱。
日本はブラジルに完膚無き叩かれた。肉体的にも精神的にも・・・。
だが、これが今の日本の実力だ。
いくら技術が優れていても、本番で本来の力を発揮できないのも今の日本。
途中で走れなくなる。シュートの精度、威力。ゲーム中のチームリーダーの不在。
これが今の日本の現状であり、世界との差だ。
それを厳粛に受け止めなければならない。

だが、悔しい。
この4年間は何だったのか・・・。

ただ、最後まで気になったコトはチームが一つになっていなかったというコト。チームとしてのまとまりを感じなかった。あの中国でのアジアカップのように。
結局は小野を中心とする黄金世代、宮本を中心とする守備陣、三都主などのその他、そして中田英寿。それらが別々に呼吸していたのではないか・・・。

試合終了後、ピッチ上でひとり倒れ込む中田。
そのもとに歩み寄ったのが、宮本ひとり。結局、そのシーンがこのチームの状況を象徴していた。まとまりきれていない日本代表の姿が・・・。

そして、ジーコ。
試合終了後、選手達をねぎらうでもなく、なぐさめるでもなく、さっとピッチを後して、インタビューを受け、ブラジルの選手達と抱擁し・・・。
あの人格に問題があると言われたトルシエでさえ、トルコ戦後は選手をなぐさめていたのに。ドーハの悲劇の時のオフト監督も泣き崩れる選手達を抱きかかえていたというのに。それが代表監督の最後の仕事なのではないだろうか・・・。

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“誇り”

あと数時間で日本-ブラジル戦がキックオフ。
どこまで開き直れるか、どこまで走れるか、そして技術を凌駕する気持ちが出せるのか・・・。
昔読んだ宮下あきらの「激!極虎一家」というマンガで登場人物の政がこんな台詞を吐いたノを覚えている。
「根性とは精神の力が肉体をも超越したもの」と。
言い得て妙。この台詞に感心したことを覚えている。

ジーコはこの期に及んで、ようやくスタメンの発表を行っていない。今まで貫いてきた事前に発表するという考えをここに改めてた。もっと早くそれを行って欲しかった。特にオーストラリア戦の前にでも・・・と思ったのは決して自分だけではないだろう。おそらくこれがジーコにとっての最後の指揮。そこでやっと今までの自分の過ちに気が付いたのだろうか?

今回のワールドカップでの日本代表。
なかなか得るモノ、成長したと感じる部分がなかったが、唯一成長の兆しを見せたのはジーコ本人ではないだろうか。オーストラリア戦の采配(選手交代など)は酷かった。しかし、クロアチア戦の采配は良かった。相手のマークが出来ていなかった福西を早々と交代させ、稲本を投入。玉田の投入のタイミングも悪くない。惜しむらくは、その玉田の動きが悪かったコト。それはジーコの責任ではない。そして、ブラジル戦前のスタメン事前告知をやめたことなど、随所に成長の跡が見られる。
しかし、ジーコ本人が成長しても日本サッカーの成長とは全く関係ないコトも事実。

出来うるならば、次のブラジル戦でこの4年間の、そしてゴールデンエージの集大成を見せて欲しい。
あるいは、次のスタートのためにも完膚無きに叩き潰されて欲しい。
今の気持ちはその間で揺れ動いていると言うのが、正直な思いである。

最後に中田英寿の言葉。
「守らなければならないものは唯一“誇り” 」

そのプライドを守りきることが出来るのか?
あるいはそのプライドがボロボロに崩されるのか・・・。

決戦の時、迫る。

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2006/06/20

スタミナ不足を考える

今回の日本代表の戦いぶりを観て、気になったコトはスタミナ不足。

あるスポーツ選手のコーチとお話をさせて頂いたコトを思い出した。
「スタミナ=持久力」と考えられがちだが、それは断片的に過ぎない。
すごく大雑把で分かりにくい説明になるが「スタミナがなくなる」というコトは2つの要素がある。まずは肉体的疲労。しかし、それ以上にプレーに影響を与えるのは脳の疲労だと。その脳の疲労こそが肉体的疲労よりもスタミナが切れる大きな要因である。脳のスタミナの低下=気力がなくなるという言葉に置き換えてもいいかも知れない。

例えばサッカーの場合、
(1)目でボールを見る。
(2)それを脳に伝達し、
(3)脳がどういう行動を取れと判断し指令を出す。
(4)脳の指令に基づき、身体が反応し、行動を起こす。それがパスであったり、ドリブルだったり、シュートだったりする。
通常、(1)~(4)までを瞬時に行う。一流選手になればなるほど、その反応速度は速い。しかし、疲れてくるとまず(3)が遅くなり、続いて(4)が遅くなる。あるいは(3)をすっ飛ばし(4)を行うというコトもある。
また、疲れてくると(3)の処理能力が著しく劣り、通常の場合、複数のコトを処理するコトができるのだが、それが出来なくなってくる。
例えば、A)パスを、B)どこに、C)どんな感じで出すか・・・。一流選手になればなるほど、複雑なコトをいっぺんに考える。A~Cの後にD)その後、あのスペースへ走り込み、E)相手を引きつけて、F)裏のスペースを取る・・・など。
だが、それが疲れてくるコトにより、A)~F)まで処理出来たことが、A)とB)の2つだけしか出来なくなったりする。そして、正確なプレーとはほど遠くなり、雑なプレーが多くなる。イージーなミスが多くなる。

肉体的スタミナ、もしくは脳のスタミナのどちからに余裕があれば、まだ充分に力を発揮できる。どちらかの要素を補える。しかし、二つのスタミナが切れたら・・・。その結果があの試合だろう。

肉体的スタミナも脳のスタミナもトレーニングで強化するコトができる。しかし、実際にはそのトレーニングは肉体的スタミナの強化のみで終わってしまうことが多い。脳のスタミナの強化が疎かになっていた。今回の日本代表の場合、その辺が充分ではなかったと思える。
(その仕事は代表監督、コーチの仕事ではないとは思う。各チーム、各個人で強化する部分だと思う)

精神論を振りかざす気はないが、その心を90分間、奮い立たせる力が日本の選手には欠けていた。それに暑さと勝たなければならないというプレッシャーが加わり、更に脳のスタミナを消耗させる。

皮肉にも日本のスタミナを奪った要因のひとつが、本来応援すべき立場、是が非でも勝って欲しいと願うテレビ局の中継時間の変更 の影響が少なからずあったとジーコが言い放った。

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・・・言い訳

◆ジーコの言い訳
「テレビ局の制限がありこの時間帯(午後3時キックオフ)での試合が続いたが、この暑さで 日本のサッカーは厳しかった・・・」

暗に電通、マスコミ批判か、それともFIFAに文句が言いたかったのか・・・。
まあ、確かに第1戦は試合の順番が変だなとは思った。E組の前にF組の日本の試合。それに2試合とも3時キックオフは日本だけ。暑さの中でスタミナが回復してなかったコトは明白。それが日程のせいか、調整のせいかは分からないが・・・。

◆柳沢の言い訳
「ぼくのシュートチャンスはあの一本だけだった。急にボールが来たので。
足の内側で蹴ればよかったが、外側で蹴ってしまった」

急にボールが来たので・・・???
何のためにあそこにいたのか?点を入れるためではないのか?そのためにボールが自分の所に来るのを待っていたのではないか?
前から思っていたが、柳沢は技術云々を言うよりも、FWとしての資質に欠けているのではないか・・・。

さて次の試合。
こうなったら、ブラジルにコテンパンにやられて、一度どん底まで落ちた方がいいのではないだろうか。変な期待を抱かず、日本の今の実力を、現状のままでは世界に通用しないということをはっきりと認識し、それを真摯に感じ取る必要があるのではないか。選手達も観ている側も。
これからのためにも・・・。

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2006/06/19

引分けという結果の意味

残念と悲しがるべきか、よくやったと褒めるべきか・・・。
ただ言えるのは、絶対に勝たなければならない試合で勝つコトが出来なかったという事実。その事実が、自分を意気消沈させている。

オーストラリア戦よりは良かった。
戦う姿勢は見せた。
集中して最後まで守った。
シュートも打った。
でも、点は入らない。
ジーコも早めに手を打った。
しかし、選手が応えられない。

明らかに勝てた試合だった。それだけに残念でならない。
どう相手を崩すのか、それを指示する選手も、それを打開する選手もいなかった。相手の両サイドは大きく開いていた。日本のスピードにも対応できていなかった。だが、それを攻めきれない中途半端な攻撃とFWの質。それが勝ち点3を取り切れない日本の現状を現す。
速く攻め、相手の裏を取りたい中田英寿とゆっくりパスを回したい中村俊輔。その意識のズレが最後まで統一できなかった。

残された可能性はほんの僅か。
同時刻開催の第3戦のクロアチア-オーストラリア戦で、クロアチアが最小得点差、できれば1-0で勝って、なおかつ日本がブラジルに2点差以上の差をつけて勝つこと。

スポーツに絶対という結果はない。だが、その道は果てしなく厳しい。

試合後、俯きがちに歩く選手。
インタビューで怒りを堪えている中田。
見ていると日本代表はチーム崩壊のギリギリのところを歩いている気がしてならない。

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2006/06/18

死のグループはE組だった・・・

各グループで順当な結果になっている中、E組が大変なことになっている。
死のグループと言われていたC組では、アルゼンチンとオランダが第2戦で早々と決勝トーナメント進出を決めた。その他、A,B,D組も…。
E組も第1戦で良い内容の試合で勝ったチェコ、イタリアが勝ち進むかと思われたが…。

チェコーガーナ戦。
チェコはヤン・コラーの欠場が響き、前線でボールが収まらない。一方、ガーナは中盤からのはやいプレスが効き、チョコのボールを奪い、攻め込む。
第1戦では、組織的な動きができていて、ある意味一番良いチームではないかと思われたチェコだったが、この日はそれも見る影がなかった。やはり、早い段階での守備陣のイージーなミスによる失点が大きく影響したのだろうか。ロシツキの動きもいまいち。
結局、試合は2−0でガーナの勝利。結果以上にチェコ大丈夫かと思わせる試合内容だった。

イタリアーアメリカ戦。
前の試合で不甲斐ない内容だったアメリカだったが、この日は違った。ボールを支配し、次々にイタリアゴールを脅かす。ビルロ、トッティへの激しいプレス、豊富な運動量でゲームを支配する。アメリカはFKから失点するもすぐにFKから得点(相手のオウンゴール)。
さあ、どうなるか?点の奪い合いになるのではないかと思った矢先、ゲームは意外な方向に動き出す。肘打ちでイタリアの選手が退場。数的優位になったアメリカ。イタリアは早々とトッティを下げ、守備を固める。だが、今度はアメリカが前半終了間際、そして後半開始早々と2人の退場者を出し、今度はイタリアが数的優位な展開に。それでもアメリカは時折鋭いカウンターをしかけ、チャンスを作る。イタリアもデル・ピエロを投入し、チャンスを得たが…。
結局、試合は1−1の引き分け。

グループの第2戦を終わってもまだ決勝トーナメント進出チームは決まらず、翌第3戦に持ち込まれた。まだ4チーム全てに可能性が残されいる。
次の試合、イタリア以外のチームは勝ち点3を上げなければ厳しい状況。またF組の1位がブラジルとなる公算が大きいので、どのチームも是が非でもグループ1位で通過したいはず。
次の試合イタリアが勝てばチェコは敗退。その試合引き分けの場合、アメリカーガーナ戦の結果による。それが引き分けに終わらなければ、チェコは厳しい。なおかつチェコはケガでコラー、ロクベンツを出場停止で欠き、更にCBも出場停止。バロッシュもいない。非常に厳しい状況だ。
また同様にイタリアにもグループリーグ敗退の可能性はある。

E組同様、F組にいる日本もまだまだ可能性が残されている。
前の試合、良い内容の試合をしたチームが次もいいとは限らない。逆に悪かったといえどもアメリカやガーナのように良くなる可能性も十分にある。

昨日善戦したアメリカにもガーナにも共通している言えるコト。
それは攻める気持ちを体現したこと。気持ちだけではなく、それを実際に見せたこと。何度も走り、ボールを追う。その強い意識をチーム全体が持つことによって、相手ゴールを脅かす展開に。
日本代表にも是非これらのチームを見習って、戦って欲しい。

いいサッカーをする必要はない。キレイなパスワークに酔いしれる必要もない。
結果のみ。
勝つことによって、日本サッカーの次への道が開ける。

あと5時間。
決戦の時、迫る。

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勝利の歌を…

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いよいよ今日、運命の時を迎える。
絶対に勝たなくはならない戦いの時が訪れる。
そして、あと24時間後には次への道が残されているのか、あるいは閉ざされたのか・・・。その答えが出ている。
ある意味、この4年間の集大成とでも言うべきクロアチア戦。

オーストラリア戦が終わってから、自分の中でポジティブ思考とネガティブ思考との間で揺り動いている。勝てる要素もある。しかし、厳しいというデータや根拠もある。
勝てる、いや厳しい、やっぱり勝てる・・・。
その間を振り子のように揺れ動いているのである。
それは自分だけではなさそうだ。スポーツ紙の記事からもそんな感じが読み取れる。大丈夫だという論調、選手を信じていると論調。その隙間に見える俊輔の状態やジーコと中田の口論などの不安な要素・・・。

「日本代表はもうダメだ」と悲観し、あきらめるのは簡単だ。そう思えば、気楽な気分で試合を観るコトが出来る。しかし、それでは何も起きない。感動も喜びも味わえない。
だからこそ勝つと信じる。

自分は験を担ぐ方だ。
前回のオーストラリア戦は普段着で観た。試合後に夕食を食べ、風呂に入った。だから、今回は前の時とは変わって、日本代表のユニホームを身に付け、応援しよう。夕食と風呂を先に済ませてから応援しよう。

とにもかくにも、日本代表には次のクロアチア戦ではあらゆる局面で勝負という気持ちを忘れないで欲しい。
逃げずに前へ行く。守備においても攻撃においても。選手も、ジーコも。応援する者も。
そして、勝利の歌を響かせて欲しい・・・。

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2006/06/17

若さ爆発!!

W杯もすでに開幕から1週間が経った。
ここまでの所、そのほんどが波乱なく順調な結果だと言える。強いて言えば、A組のポーランドが低調したことだろうか。(まあ、勝ったとしてもその後は厳しいが・・・)
フランスもスイスに引き分けたが、スイスの実力を考えれば妥当な結果といえる。
順当に強いチームが残っているので、2002年の時とは違い決勝トーナメントになってからも楽しみな試合が目白押しの予感。

昨日の試合。
アルゼンチンの各選手が連動した動きによる攻撃は凄かったが、何よりも次世代のスター候補筆頭のメッシが途中出場早々にアシストをあげ、自分でも得点を決めたのには驚かされた。いくらセルビア・モンテネグロの集中力が切れたとは言え、あれで18歳とは・・・。
また、敗れたとは言えコートジボワールも良い内容の試合運びだった。C組ではなくA組だったら間違いなく勝ち進んだだろう。もしも日本が試合したら、勝つのは難しいだろう。
ドロクバの次戦は出場停止。彼のW杯は終わってしまった。

メッシにしても同じくアルゼンチンのテベス、イングランドのルーニー、オランダのロッペン、スペインのフェルナンド・トーレス、ポルトガルのC.ロナウドなどなど有望な若手が活躍している(ルーニーは除く)。羨ましい限りだ。それに比べ日本代表には彼らと同じ年代の選手はいない。
それが今後、どう影響するのだろうか・・・。

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2006/06/16

中田英寿はどこにいるのか?

Number最新号を見た。読んだと言うよりも見たのだ。
オーストラリア戦の記事が書かれてある。
それを読むとやはり胸が締め付けられる想い。あの日、あの時、テレビの前で感じた虚しさ、失望、絶望、悲しみ、喪失感が鮮明に甦る。だから、足早にそのページをやり過ごす。

とは言え、現実にも目を向けなくては前へは進めない。
ページを戻し、記事にしっかりと目を通す。

「中田英寿 自己犠牲について」

そんなタイトルが目に入る。
結局彼はチーム内でどこにいるのだろう。
マルタ戦後のコメント「ボクは自分のコンディションをあげることだけに専念します」
その翌日、練習場で一人つまらなそうにリフティングをしている中田。その後の練習中、彼は他の仲間にはひと言も声を掛けなかったという。

あのマルタ戦で日本代表の歯車が狂ってしまったのか?
そして、それはもう修正できないコトなのだろうか?

オーストラリアに負けたことが悔しいのではない。
彼の地で何かを失ったコトが悲しいのだ。チームとしての意志が見えなくなったコトが悲しくて辛くて悔しいのだ。

クロアチア戦。
そこで答えが見える。
あの敗戦がいい薬になったと笑える日が来ることを信じている。

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2006/06/14

なぜシュートを打たないのか?

日本-オーストラリア戦を観て、「なぜシュートを打たないのか?」と感じた人も多いのではないか?もちろん、自分もそう思ったし、翌日の会社での話題もジーコの采配とシュートを打たないコトに集中した。

昨日のフランスの試合も観たときも同じように感じた。なぜここでという時にシュートを打たないのかと。結局フランスはシュート9本放ち、得点は0。前大会から引き続き4試合連続無得点という結果に終わった。

なぜなのか、その理由を考えてみた。
日本とフランス。実力的にはかなりの差があるが、それでも共通項はあり、そこに答えがあるような気がしてならない。
フランスは時に「シャンパンサッカー」とも称され、ジダンを中心に華麗なパス回しで相手を崩す。一方の日本も中盤と前線で細かいパス交換をイメージ豊かに繋ぐ。そのために柳沢の存在が必要であるとも言える。そのいい結果が、バーレーン戦で決めた小笠原のゴール、あるいはドイツ戦での高原の1点目。

つまり、両者とも1対1の勝負にこだわるよりも、いいパスを繋ぎ、相手を完全に崩すサッカーを身上としているため、シュートよりもパスに重きが置かれていて、シュートという選択肢が狭まっているのではないだろうか。

選手はよく言う。「自分たちのサッカーをしたい」と。つまり日本にとっては選手達が走り、パスを細かく繋ぎ、アジリティ(俊敏性)で相手を崩すことなのであり、それが結果的に足かせとなり、シュートチャンスをみすみす見逃している気がしてならない。

今大会、ミドルシュートの決定力が勝敗を大きく分けている。
もしもあの試合で福西のミドルが決まっていたら、結果は違っていただろう。

とにかく次のクロアチア戦は絶対に勝たなくてはならない。そのためには相手よりも得点を上げなくてはならない。そして、そのためにはシュートを打たなくてはならない。

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2006/06/13

4%の確率

この期に及んでも次のクロアチア戦には勝てると思っている。

その理由。
1)クロアチアのテストマッチでの不調
2)クロアチアと日本の試合間隔の1日の差
3)格下相手のクロアチアの不甲斐なさ、モチベーションの低さ
4)過去の崖っぷちの日本の強さ

と書き連なっても、理由付けがちと弱い気がする。

それに反し、日本が負ける要素も多々ある。
1)ベンチワークのまずさ
2)ピッチ上での意思の疎通の拙さ(ヒデと周囲)
3)シュートを打たないFWの存在
4)簡単にボールを失う三都主の存在

正直、この前のオーストラリア戦は明らかに日本選手のコンディションが悪かった。
直前で休養をもうけたオーストラリアに対し、日本はシュート練習をやりすぎて、足に疲れが残っていたという見方もある。
これからの5日という時間で、体力的・精神的ショックを癒すコトが出来るのか。いや、大丈夫だろう。

そして、ベンチワークでは劣るジーコだが、試合までの、特に土壇場になった時の選手達の気持ちの作り方、士気の盛り上げ方には、力をいかんなく発揮すると思う。それが今までの過去に起こした奇跡の源だと思う。それを信じたい。

現在の出場チーム数32チームになって(1998年大会以降)から、過去グループリーグの第1戦に負けた国はのべ23カ国。そのうち決勝トーナメントに進んだのは、前回のトルコ1カ国のみ。その確率わずか4.3%。
だが、決してゼロではない。

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この4年間は無駄だったのか?

同点ゴールを決められた瞬間、もうすでに結果は見えていた。いや、その前から結果は見えていたのだ。

今日の敗因はいろいろとある。
2点目のチャンスを確実に決められなかった柳沢、福西、3点目の失点の要因となった駒野、途中からバテバテの中村、ほとんど仕掛けなかった三都主、同点時に明確な守備の意志を示せなかったキャプテン宮本・・・。

日本が自分たちのサッカーをする。それは細かくパスを繋ぎ、俊敏に動き回るコト。そして、組織で守り、組織で攻める。それができなくては敗戦という結果も当然のコトと言える。
また、あれだけ決定力がないのだから、シュートを数多く打って、シュートの絶対数を増やして、得点する確率を増やすしかないのに、この日はわずか6本しかシュートを打ててない。ちなみにオーストラリアは3倍以上の20本。その差が結果的にスコアに現れた。

といろいろと負けた要因はある。
だが、あえて言わせてもらう。「今日の敗因は川口とジーコにある」と。

川口は確かにファインセーブを連発した。日本のピンチを何度も救った。川口でなかったら前半で試合が終わっていたかも知れない。ある意味、今日の川口には神が降りていた。日本代表の中でのマン・オフ・ザ・マッチは間違いなく川口だろう。(1点目の失点は川口のミスだったが・・・)
そんな川口だが・・・。
一番言いたいのは、後半相手のペースの試合状況の中、日本がほとんど守備に追われている時間帯。川口からゴールキックは、全て単調にロングボールを蹴りこむだけ。だが、そのほとんどは味方に渡らず、相手ボールに。日本が疲労しているのにまたまた守備に追われる展開となり、日本は精神的にジワリジワリと追い詰められていったように思う。そして、気持ちが切れ相次ぐ失点に・・・。
あそこでロングボールばかり蹴らずにショートパスで確実に繋いで行くという方法はなかったのだろうか。そうして、速攻ばかりに頼らず、攻撃を一から立て直して攻めて、シュートを放つというリズムは作れなかったのだろうか・・・。

またジーコの采配も大きく疑問。
相手に攻められている時間帯での選手交代。まず交代のタイミングが遅すぎた。次に意図が分からない。柳沢に変え、小野の投入。中途半端な守備的布陣だった。それも今までろくに試したこともないような・・・。
小野を入れるのならば疲れてバテバテの中村か、もしくは茂庭との交代で4-4-2システムにすべきだったと思うし、柳沢を下げるのであれば、玉田か大黒の投入だったのではないか。
正直、後半はどういう戦い方だったのか。あくまでも追加点を取りに行くのか、守備重視のカウンターなのか。そのへんの意図が曖昧に見えた。パスを大きく繰り出すのか、細かくしっかりと繋いでいくのか・・・。

この試合は内容よりも結果だった。どんな悪い内容でも勝てばよかった。
しかし、結果は負け。それも内容も悪く完敗。最悪の結果と言わざるを得ない。

ただ、不思議なコトにこういう風にもう後がない所まで追い込まれた時にこそ、ジーコの力が発揮される。中国でのアジアカップしかり、昨年のコンフェデもしかり、アジア予選もしかり・・・。
そうなることを信じている。
そうでなければ、この4年間という時間は無駄に終わる。

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2006/06/12

W杯の視聴率は・・・

さて、今回のワールドカップの視聴率がビデオリサーチから発表された。
以下の数字は関東地区での地上波、世帯視聴率。(ビデオリサーチ調べ)

6/9 ドイツ-コスタリカ(TBS)・・・14.6%
6/10イングランド-パラグアイ(フジテレビ)・・・21.7%
   トリニダード・ドバコ-スウェーデン(NHK総合)・・・6.1%
6/11セルビア・モンテネグロ-オランダ(NHK総合)・・・14.4%
   メキシコ-イラン(テレビ朝日)・・・5.5%

自分もその一人だが、実際はBS放送でワールドカップを観ている人も結構いると思う。それらの人の数字は反映されていない。

ちなみに前回2002年の開幕戦フランス-セネガルは前半29.9%、後半35.9%という数字。
日本戦は、VSベルギー戦が43.1%(前半)、58.8%(後半)
VSロシア戦が66.1%
VSチュニジア戦が45.5%
決勝トーナメントのVSトルコ戦は45.3%(前半)、48.5%(後半)。

果たして、今日の日本-オーストラリア戦はどれくらいの数字になるのだろうか?

まもなく、日本-オーストラリア戦のキックオフ。
祈るような、心臓がバクバクするような、手に汗握る、あのどうしようもない緊張感溢れる瞬間がやってくる。

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ここまでの6試合を観て・・・

セルビア・モンテネグロ-オランダ戦で6試合を消化。
とりあえず、ここまで全ての試合をライブで観た。だから、かなり眠い。自分でもちょっとどうかなとは思っている。

やはり各チームとも初戦というコトで、慎重な試合運び・・・というよりも、あまり面白い試合はほとんどない。まだ本当の意味でのワールドカップを楽しめていないような気がする。
ここまでの6試合でゴール数は13。開幕戦のドイツ-コスタリカ戦だけで6ゴールあげたことを考えると残りの5試合で計7ゴールしかあげていない。つまり、開幕戦を除けば、1試合あたりのゴール数はわずか1.4点しかない計算になる。

開幕戦を観た後にこの大会は結構点が入る大会になるのではないか、と予想を立てた。1-0の試合は少ないのではないかと思った。が、それは見事に覆された(まだ、残りはたくさんあるので、どうなるかは分からないが・・・)。多分、初戦の慎重さとともに急激に暑くなってきた気候も大きく関係しているのだろう。今日のオランダ戦の気温は27℃。おそらくピッチ上では30℃を超えているはず。オランダの選手は入場して整列している時からすでに水分を補給していた。

この暑さが日本代表にどう影響を与えるのか?

取りあえず、ここまでの感想。

・フリンクス(独)のミドルシュートは圧巻だった。
・イングランド戦のメキシコ人審判のジャッジは大きく疑問。
・イングランド-パラグアイ戦はまるで日本ーマルタ戦のようだった。
・新しいボールの影響か、ロングパスが結構伸びる

やはり試合が面白くなってくるのは、グループリーグ第3戦目以降からか。もう負けられない、あるいは絶対に勝たなくてはならない状況になった頃から、じょじょにヒートアップする。

運命の日本ーオーストラリア戦まであと21時間・・・。

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2006/06/10

今大会の傾向は・・・

開幕のドイツ-コスタリカ戦は4-2でドイツの勝ちという結果に終わった。まあ、ドイツにとっては良い面も悪い面もあったが、とりあえずは無事に勝ち点3をゲットできたコトは喜ばしいことだろう。
それにしてもドイツは相変わらず、本番には強い。

開幕戦の1試合だけを観ただけでは、何とも言えないかも知れないが、今回の大会の傾向をちょっと考えてみる。

まず、チャンピオンズリーグでもバルサが優勝したように、あるいは昨今のJリーグを観るに、またこのW杯開幕戦でも合計6ゴール入ったように、今回は攻撃的なサッカーが主力になると思う。1-0という試合よりも3-2とかの試合の方が多く見られるようになるのではないか。つまり、守備的サッカーを標榜するチームよりも攻撃なチームの方が結果を出すと思う。また、それほど暑くなさそうというのも、点が多くはいる要因になるのではないか。

次に審判。
意外と笛が厳しくなく、また少なく感じた。前回のようにむやみやたらにシュミレーションを取ったり、前々回のフランス大会のようにちょっと後ろからいったらイエローという風にという感じではなく、今までの各国のレギュラーシーズンのレギュレーションのままで審判は反則をみていると思う。過去にあったようなW杯だから特別なコトはないようだ。シュミレーションとかに5000スイスフラン(約47万円)の反則金があるようだが・・・。
まあ、オフサイドの判定はちと微妙だった気がするが。

最後に中継で気になった点。
・実況と現場ノイズ音のバランスが悪い。
・スロー再生が多い。
・選手のアップを追っている映像でのブロックノイズ。
上2つはドイツの試合だからかも知れないが、最後のブロックノイズだけは、ちょっと見づらい。ハイビジョンで観ていれば違うのかも知れないが・・・。

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2006/06/09

W杯開幕前に

さて、いよいよ開幕。
そこで始まる前に意味もなくワールドカップの予想を。
(下の画像をクリックすれば大きくなります)
Tournament

というわけで、グループリーグ突破は上の各チーム。
(なお、F組の予想は6月6日の記事 で予想していますので・・・。)

正直なところ、A組2位の予想がつかない。開幕戦でコスタリカがドイツといい試合を演じ、そのまま勢いに乗るという予想だが・・・。
その他、注目している所では同じ監督の元8年間やってきたアメリカはネドベド率いるチェコを撃破。また若手の成長著しいスイスもG組を抜け出すと予想。同じくG組のフランスはアンリの活躍で1位で突破。

混戦のC組は自力のあるアルゼンチンとオランダで。今回が最初で最後の出場となったセルビア・モンテネグロ。期待はしていたのだが、チーム内がゴタゴタしているようなので、グループリーグ敗退。
B組は、スウェーデンとの相性が悪いイングランドをあえて2位と予想。その結果、決勝トーナメントで何かといわく付きのアルゼンチンとの対戦が実現。

準決勝は、そのアルゼンチンを破ったイングランドとイタリアが激突。一方は、なぜかよくW杯で対戦するオランダとブラジル。
そして、決勝はイングランドVSブラジルとなり、優勝は当たり前の予想となってしまったが、ブラジル。個人的にはイングランドを推したい気持ちもあるのだが・・・。

いよいよワールドカップが始まると思うとなぜだかワクワクしてくる。
今回は、どんなドラマが待っているのだろう?

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2006/06/08

選手達の熱き想い・・・

岩井俊二ではないが、「六月の勝利の歌を忘れない」季節がやってきた。
あと1日でW杯が開幕。

先日のNHKスペシャルは非常に良かった。あたまの方を見逃したのだが、録画して保存しておけば良かったとさえ思える内容。
今回初出場のアンゴラ。そのアンゴラのエース・アクワの特集だったが、その裏には壮絶なドラマがあった。

アンゴラは内戦が続き、サッカー選手の多くもその犠牲なった。
内戦のさなか生まれたアクワとダニーは小さいときからサッカーが大好き。空き地でスポンジでまるめたボールを裸足で蹴って遊ぶ少年だった。だが、内戦が二人の運命を大きく変える。
ダニーは17歳になると徴兵されてしまい、銃弾を受け大怪我をしてしまう。
一方のアクワは停戦が17歳になる前だったので運よく徴兵を免れた。そのおかげでサッカーを続けることができ、そして才能が認められてプロになり、代表にも入ることができた。
まさに明と暗。
一方のダニーはサッカーをあきらめ他の国民と同じ様に貧しい生活をしている。アクワは故郷に帰るとダニーに会いに行き、子供の頃の思い出話に花を咲かせる。

少年時代コンビを組んでいたふたりには、必殺の攻撃パターンがあった。右サイドのダニーのクロスからFWのアクワがゴールする。
二人が当時大好きだったアフリカの雄、ナイジェリアの右からの攻撃。それをもじってダニジェリアと名づけた。
アフリカ予選でアクワは憧れていたナイジェリアから一方的に攻め込